2015年10月27日火曜日

野球人生のピークはどこか

日本シリーズの話題が続いて恐縮ですが、

週末のTV中継で、アナウンサーがちょっと気になることを言っていました。



今年3割30本30盗塁のトリプルスリーを達成した、福岡ソフトバンクホークスの柳田選手についてのコメントです。

正確な文言は覚えていませんが、こういう意味合いでした。

『柳田選手は高校時代は通算ホームランがわずか18本でしたが、大学時代に大きく成長して、打球を遠くへ飛ばす魅力がスカウトの目に留まって。。。。。。』



ここでまず最初に気になったのが、高校通算本塁打がわずか18本。という言葉。

まあ確かにプロ野球に入団する強打者からすれば平均以下なのかな??

それでも、数多くの高校球児の平均を考えると、いわゆる強豪校を除けば、18本も打っている選手は少ないのではないかと思います。

もしかすると、これは私が一般公立高校の事しか知らないからか?????

ちなみに、うちの子のチームの監督さんは高校時代の通算本塁打が14本だそうで、うちの子はそれを何とか越したいと言っています。が、この冬によっぽど成長しないとちょっと難しいかな。



そして、大学時代に大きく成長、ということ。

体の成長も著しかったようで、高3では体重68kgだったのが現在では90kgを超えているそうですが、進路が決まった高3秋から走り込みとウエイトトレーニングで体を作っていったそうです。



さて、たくさんの野球選手がいてその野球人生も様々だと思いますが、高校野球で燃え尽きてしまってそこで野球を辞めた、という方も多くおられると思います。

私の勝手な考えですが、

いわゆる『先(限界)が見えた』と自身で感じられた方には最良の選択かもしれません。

一方で、この柳田選手のように、『ここから先、まだまだ伸びる』との思いがあれば、その先も野球を続けたくなるのでしょう。



そこでうちの子のことを考えてみると、

まあ、本人からは大きなお世話と言われるかもしれませんが、

この恵まれていない環境で限られた指導の下で練習している状態では、この先まだまだ伸びしろはありそうです。

一流校でみっちり指導されている子たちとは(恐らく)大きく違います。


まだ2年生でこんなことをいうのは早計かもしれませんが、

『高校を卒業しても野球を続けて欲しい。ここから先、まだまだ伸びる。そしてその姿を応援したい。』

・・・・と思っているのが今の時点での親としての素直な気持ちです。





※高校限りで野球を辞めた最多の理由は実は『他にやりたいことがあるから(=遊びたいから)』かも。。。。。



試合時間の長さ

週末から日本シリーズが始まりました。

普段は試合開始から試合終了まで通してTVでプロ野球観戦をすることはほとんどありません。
そもそも地上波放送ではそんな中継も最近ではほとんどないですし。

そういう意味では日本シリーズは数少ないチャンス。
TVで見ていましたが。。。。。

なにせ試合時間が長い!!

6:30から始まって、試合が終わった時には10時を回っていました。
試合開始時には満席に見えたスタンドも、試合終了時には空席も見えました。

高校野球に慣れ親しんだ体にはちょっと辛かった。


先週末の子どもの練習試合。
日本では高校野球は9回までやりますが、乱打戦になったのでかなり長く感じたのですが、それでも2時間ちょっと。


アメリカにいた時は、試合は高校でも7回まででしたが、そもそも2時間を超えると新しいイニングに入らないというルールだったと思います。
・・・と思い返すと、7回までやった記憶の方が少ないので、恐らくアメリカの方が試合の進行が遅かったのだと思います。
まあ、日本と違って、機敏な動きをやれ!という指導はされませんし。


プロはどこが長いんでしょう。

やっぱり1球1球の間隔が長い。非常に長い。
更に打者と打者の間隔も長い。
タイムを取った時の時間も長い。
コーチがマウンドに行こうもんならどれだけ長いことか。
ピッチャー交代を告げてから新しいピッチャーが登場し、投球練習し、プレイがかかるまでの長さと言ったら!!

ま、彼らには彼らの都合や大人の事情ががあるんでしょうけど、

スタンドで観戦していれば球場内をうろうろしたり何かと楽しみがあると思いますが、
TVで見ていると、何か他のことでもやっていないとたまりません。
食事だけではそんなに長い時間は持たない。
自然とお酒になるわけですが。。。。。



高校球児たちよ、あれは見習ってはいけない。



それにしてもプロの選手のプレーはすごいなぁ。。。。。

さすが。です。