2月中旬になぜか1週間、子供の学校が休みです。
それを利用して、メジャーリーグのキャンプを見に行く事になりました。
メジャーのキャンプはアリゾナ州とフロリダ州のどちらかで行われていて、
それぞれ15チームずつキャンプをしていました。
今回はアリゾナ州に行ってきました。
アリゾナ州の中心であるフェニックス付近は、冬でも昼は25℃程度まで気温が上がり、
雨もまったく降りそうな気配が無いという、まさに野球のキャンプにもってこいの
地域だと思います。
今回4箇所のキャンプ地を見学しましたが、
場所はスポーツコンプレックスと呼ばれる場所で、
メインの球場の他に練習用のグラウンドが複数あり、
練習はメインの球場では行わず、その練習用のグラウンドで行われていました。
また、練習用グラウンドも数が多数あるため、
今回の4箇所のキャンプ地はいずれもそれぞれ2球団ずつが
拠点としている、という状況でした。
日本のプロ野球チームのキャンプにも行った事がありますが、
彼らはいわゆる球場で練習を行うため、
見学者はスタンドから見学する、というスタイルでした。
MLBは違います。練習用グラウンドにはスタンドはありません。
見学者は選手と同じ高さに立ち、真後ろや真横から金網越しに直接見る事ができます。
よって選手との距離が非常に近いです。
また、選手がグラウンドから隣のグラウンドへ歩いて横切る場面もあり、
見学者はそれこそ選手のすぐそばまで近寄る事ができます。
但しそこで選手の邪魔をするような人は全くいません。
(邪魔とは、選手の行く手を阻んで握手やサインを求めたりする事。)
ここで気づいたのですが、
この日米のプロ野球の差は、そのまま中学の試合と同じです。
日本の中学硬式の試合は、基本的にはちゃんとスタンドがあるような
球場で行われ、観客はスタンドから応援するというスタイルと思いますが、
アメリカの野球の試合はまさにこのような場所です。
グラウンドの広さはもちろん違いますが、うちの子もこのような感じの
複数のグラウンドが隣接したようなスポーツコンプレックスで何度も試合をしました。
最初は不思議な感じがしていましたが、なるほど、
プロの選手と同じスタイルでやっていたと言う事だったんです。
ようやく理解する事ができました。
続く。
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