うちの子はJunior VarsityチームとVarsityチームを行ったり来たりしていますが、学年やレベルのほかにいくつか違う点があるのに気づきました。
(1) 選手の数が違う
JVチームは15人ほどなのに対し、Varsityは20人を超えています。特に12年生は学校生活最後の野球になるので、少しレベルが下でも多めに入れているのかもしれません。
だけど試合に出られるかどうかはまた別の話で、Varsityは勝ちにこだわっているため試合にほとんど出ていない選手もいます。
(2) お客さん(=父兄)の盛り上がりが違う
同じく、学校生活最後なので(?)、Varsityの父兄はより一層盛り上がっている感じがあります。
(3) コーチの数が違う
JVチームには監督1人とコーチ1人ですが、Varsityには監督のほかにコーチが3人います。
そしてさらに、驚いたのが、
(4) Varsityには専属トレーナーがいる
肩書きは Physical Therapistと書いてありますので、日本語では理学療法士です。詳しくないですが、何か資格を持っているようです。
練習や試合の後、氷袋を準備してピッチャーの肩に当てたりしています。
試合中にけが人が出たら、自分のチームだろうが相手のチームだろうがグラウンドに飛んで行って、手当てをしています。
どうやら、学校の先生では無くて、チーム(学校?)が雇っているようです。
もしかすると違うシーズンは違うスポーツのトレーナーをやっているのかもしれません。
こういう点がアメリカのすごいところなんだよなぁ.....
誰かが片手間にやるのではなくて、ちゃんとプロの人が選手の体のケアをしてくれる。
素晴らしい環境です。
ちなみに、うちの高校はさほど強いわけではない、一般の公立高校です。
日本でもこれくらいの事ができませんかね?
いや、できないはずは無いんです。必要ならやるんです。
必要と思わないからやらないんですよね。
高校野球でのピッチャーの連投。
WBCで投球制限のルール。
日本シリーズで完投翌日の登板とそれに対する批判。
そして、普通の高校にいる専属トレーナー。
・・・ すべてがつながります。つまり、考え方の違いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。