あくまでもイメージですので細かい指摘はご勘弁を。。。
それらの有力校からは、毎年のように、有名大学から選手がスカウトされているようです。それを分かっているからまたいい選手が集まってくる。という循環があるのだと思います。
さて、うちの子が通う高校は、というと、
ひとりスーパーエースピッチャーがいます。球速は恐らく145キロくらい。現在3試合連続完封中で、昨年はノーヒットノーランも記録。10年生の時に既に有名大学への進学が決まっていたそうです。
それ以外にもいい選手はいるのですが、チームとしてみると『まあまあ』程度のレベルです。現時点の通算成績はほぼ五分です。
まあ、このレベルなのでうちの子がVarsityチームに上がれたんですが。。。。
トラベルチームのトップレベルは、幅広い地域からトップレベルの選手を集めるため、いい選手だけが集まったチームができます。選手のほうからも、いいチームにはいい選手が多少遠くても集まります。
もう少し狭い範囲でいい選手が集まったチームが、トラベルチームの上のほうのレベルになります。
中堅トラベルチームには、比較的近くに住む選手が集まる傾向にあります。小さい頃からほとんどメンバーの入れ替えなし、というチームもあるようです。
一方、公立高校の場合は生徒は住んでいる校区で通う学校が決まります(こちらでは高校まで義務教育)ので、各チームはその中の上から数えて選手を集める事になります。
たまたま上手な子が集まっている地域の学校は上手な子だけでチームが作れるため、自然とトップレベルの学校になります。
運悪く上手な子の数が少ないと、レベルを広げて選手を集めざるを得ません。その結果、上の方から下のほうまでレベルの幅が広いチームができます。
(うちの子が通っている高校はこのイメージに近いです。)
それから、ピッチャーにスーパーエースがひとりいたとしても、それだけでは上位には行けません。こちらではピッチャーが最低5人くらいいて、トップのトラベルチームはその5人全てが高いレベルなので強力ですが、公立高校チームではせいぜい2~3人くらいでしょうか。よって、それ以外のピッチャーの時にどのような試合ができるのかで大きな差となります。
それから、ピッチャーにスーパーエースがひとりいたとしても、それだけでは上位には行けません。こちらではピッチャーが最低5人くらいいて、トップのトラベルチームはその5人全てが高いレベルなので強力ですが、公立高校チームではせいぜい2~3人くらいでしょうか。よって、それ以外のピッチャーの時にどのような試合ができるのかで大きな差となります。
尚、ここには描いていませんが、私立高校は遠くからも通えますので、いいチームにはいい選手が多少遠くからでも集まっているようです。日本のように、野球を目的に学校を選ぶこともなされているようです。
それらの有力校からは、毎年のように、有名大学から選手がスカウトされているようです。それを分かっているからまたいい選手が集まってくる。という循環があるのだと思います。
さて、うちの子が通う高校は、というと、
ひとりスーパーエースピッチャーがいます。球速は恐らく145キロくらい。現在3試合連続完封中で、昨年はノーヒットノーランも記録。10年生の時に既に有名大学への進学が決まっていたそうです。
それ以外にもいい選手はいるのですが、チームとしてみると『まあまあ』程度のレベルです。現時点の通算成績はほぼ五分です。
まあ、このレベルなのでうちの子がVarsityチームに上がれたんですが。。。。
始めまして。カナダのトロントで7年前から子供が野球をやっているBaseball Momといいます。日本の高校野球の投球制限のことを調べていて、このブログに行き当たり、大変面白く読ませていただきました。
返信削除この記事に関連して質問なのですが、日本では投手を複数もたなければならないと、選手層の厚い私立とそうではない公立の差がさらに拡大してよくない、という議論があります。どう思われますか。Grade12の息子は「仕方ないんじゃない」といいます。お金がある人だけが環境のいい私立に行けて野球に勝てるというのは理不尽でもありますが、どうしようもないことでもあると思いますし、「子供にできるだけ平等に野球をさせる」というのは幻想・うそであるように思います。そもそも日本では高校生が学校でしか野球ができず、それも3年生にならないとできない、で、なったら地区大会でトーナメントで1回負けたら野球人生が終わる、というシステムがおかしいのだと思っているのですが… アメリカでも、高校の部活と、トラベルチーム、クラブチームの選択肢がありますよね。トロントでは逆に公立高校の野球部はスカウトが来ることもほぼありえず、遊び、スポーツとしての楽しみで、真剣に野球をしたい子はアメリカのカレッジにいくために、トラベルチームやプレミアリーグのチームに年間1万ドル以上払って参加するようになっています。
突然のコメントで質問ばかりですが、野球好きオヤジさんのご意見を伺いたいです。
今後もよろしくお願いします♪ 息子さんの日本の高校野球経験のレポート、楽しみにしています。
ご投稿ありがとうございます。日本帰国後の最初のコメントを頂き、大変うれしいです。
削除私は、なにか大きなルールができない限りは、私立と公立との差が無くなる事はないだろうと思います。そして、そのルールができる事もないだろうと思います。
但し、選手にとって何が幸せなのか、という観点で考えれば、目の前の甲子園出場だけではないだろう、とも思います。もちろん行けた方がいいに決まってますが。
個人的には、いいチームメートや指導者に恵まれ、毎日苦しい中でも楽しく練習ができ、その中で自分が成長し(野球も人間としても)、大きなけがをせず、そしてもちろん試合に勝てればそれに越した事はない。というのが理想です。
そしてもうひとつ大事なことは、しっかり勉強もして欲しい。
アメリカでうらやましいと思うのは、この最後に付け加えた点です。
彼らは学生時代には勉強はろくにせず野球だけをやっていたとしても、第2の人生を社会が受け入れるシステムができている。つまりそこから勉強して大学に行ったり資格を取ったりしても決して回り道をしたと思われない社会ができている。
日本のプロ野球にいたある外国人選手が、引退後の事を考えてベンチで医学(だったかな?)の勉強をしていたという話も聞いた事があります。
日本では、これらの事は不可能ではないかもしれませんが、やはりアメリカと比べると難しさがあるのではないかと思います。
なので、今のうちに勉強もしっかりしておいて欲しい、と。
うちの子は日本に戻り、高校1年の8月から公立高校に編入し、野球部に入りました。3年生が引退した後で、部員は20数名です。この中でレギュラーが取れるようにがんばっています。私立高校のような恵まれた環境ではありませんが、自分たちができる事を毎日一生懸命やっているようです。私はそれでいいのではないかと思っています。(自分で選んだ学校ですし。)
1回負けたら終わり、というのは夏の大会ですね。おっしゃるとおりです。それ以外に公式戦はいくつかあります。春の選抜大会の予選は前年の秋に行われ、うちの子の地域では1回戦は数チームでのリーグ戦が行われていました。それ以外にも、1年に1~2つ大会があるようです。
公式戦や学校の試験週間以外は、ほぼ毎週末に練習試合が予定されています。父兄も応援に行きますが、それなりに盛り上がっています。
総じて言うと、私個人としては、今の環境にそれなりに満足しています。
では現時点での親としての私の一番の不満は何かと言うと、どうも勉強がおろそかになっているように見えることです。朝は朝5:30に起き、6:30頃出て行きます。朝練です。夜の帰りはだいたい9時。帰ってきたら食事もそこそこに疲れて寝てしまいます。このリズムを何とか変えないと、と思います。
話がそれましたが、もしも【甲子園出場】が絶対目標であるならば、小学6年の時点で計画を立てておく必要があると思います。すなわち、野球はもちろん団体競技なので自分だけ上手では勝てず、つまり、強いチーム(高校)に入学する、ということが中学生の目標になります。
では強い高校に入学するためにはどうするか。少し極端に言ってしまえば、【強豪(私立)高校とパイプを持つクラブチームに入り、活躍すれば、特待生または推薦で入学できる】というのが小学6年生の目標でしょうか。尤も、その年齢ではほとんどが父兄の意見で決まっているのではないかと思いますが。。。
うちの場合は中学1年からアメリカに渡ったという事もあり、あまり深くは考えもしませんでしたが、今の結果を見るとこれで良かったかなと思います。
これまでいろいろ関わりのあった皆さまに感謝しています。
ところで、公立高校の野球の試合にスカウトが来ない、というのは私が住んでいた地域でも同じでした。うちの子が現地公立高校に入り、トライアウトに合格して、選手と父兄が集まった最初のミーティングで監督がみんなに言ったのは、『みんな大学で野球をするのが目標だと思うけど、高校野球の試合は大学のスカウトは見に来ない。スカウトに見て欲しければ、高校野球シーズンが終わった後にトラベルチームに入って大会に参加するとか、大学主催のキャンプに参加すると
か、考えてください。』と。
カリフォルニアやフロリダなど、野球環境に恵まれた地域は別なんでしょうが、野球後進エリアではこんなものなんでしょう。
トロントは住んでいた地域から車で4時間半ほどでしたので、何度か訪れた事がありますが、住みやすそうないい街ですね。
Blue Jaysの川崎選手、応援しています!
長くなりましたが、これからもよろしくお願いします。