2011年12月22日木曜日

日本へ帰国中です(4)

今回、日本のスポーツ用品店ではだいぶ時間を過ごしました。
いろいろ見て回って気づいたのですが、アメリカ のスポーツ店では売っていないものがいくつかあります。(但し、単に気づいていない、または私の住む地域だけ、の可能性もあります。)

バットのグリップテープ
売ってはいるんですが、たいてい1種類だけです。
日本のように多種多様なものは見た事がないです。

バットケース
バット入れがついたバッグは売っていても、バットケース単体は見た事がないです。

グローブを入れる袋
見た事ないですね。
そもそも道具を丁寧に扱う感じがありませんし。

ピッチャー用のロジンバッグ
バッター用は見ますが、そもそもピッチャーで使っている子を見た事がありません。
そもそも子供の頃からピッチャーは指をなめてますし。
(なぜあれが許されるのか不思議。。。)

色使いが地味なバット
日本のような小難しい規則がありませんので、総じてカラフルです。
グローブも同じで、ピッチャーのひもの色とか刺繍がどうとか、聞いた事がありません。

環境・文化の違いがそのまま表れている感じですね。

日本へ帰国中です(3)

久しぶりに日本のスポーツ用品店に行きました。
今回の日本帰国中にどうしてもやりたかった事のひとつです。

目的は硬式用のキャッチャーミットを買う事です。

子供が4年生の時に買った軟式用キャッチャーミット。
なにせキャッチングが下手なのと、子供の球が速くなってきた事で、手が痛いんです。
ミットの中にクッションを入れて痛みを和らげるという方法も考えましたが、
皮の表面も痛みが出てきており、どこかで使えなくなるのも困ると思い、
高価ですが思い切って買いなおす事にしました。

以前も書いたとおり、アメリカのスポーツ用品店には質のいい高価なグローブは置いてありません。
(インターネットでは買えるようですが。。)
なので、手にとってチェックする機会が無いのです。


硬式用のグローブをはめてみたのは初めてなのですが、こんなに硬いんですね。
まともに使えるようになるまでしばらく時間がかかりそうです。


ちなみに、うちの子供は硬式用のグローブは要らないそうです。
(よかった。予算が。。。)
まあ本人が欲しがる時に買えばいいかな。

日本へ帰国中です(2)

続きです。

その後、中学硬式チームの練習を見学に行きました。
そのチームには昨年度のチームメイトが数人在籍していて、練習終了後に彼らとおしゃべりしたり遊んだりした事が本当に楽しかったようです。(少しの時間だけでしたが。。)

また、昨年度まで在籍していた少年野球チームのコーチをされていた方に、息子のピッチングフォームの良くない点を分かりやすく教えて頂きました。どうもありがとうございました。
ちなみにアメリカではこういう事はほとんどありません。(但し、お金を払ってお願いすれば別。)

さて、この日を通して私自身もいろいろ感じた事があったのですが、そのひとつが
日本の子供達は礼儀正しい という事です。

もうひとつは、
日本の野球はチームスポーツである事が徹底している 
という事を改めて感じました。

アメリカの状況と比べた時にこれら二つの事は誰でも知っている事だと思いますが、
今後うちの子供が日本に戻った時にはこれらの事にすぐに対応できなくてはいけないと思います。

2011年12月21日水曜日

日本へ帰国中です(1)

家族にとっては3月の渡米以来9ヶ月ぶり、私にとっては1ヶ月ぶり(先月出張したばかり ^_^; ) の日本帰国中です。 

ほぼ丸一日時間を取って、息子が3月までお世話になっていた皆様(の一部)とお会いする事ができました。

午前中は、5年生以下のチームの練習にお邪魔しました。
(みなさま、大変お世話になりました。)

皆さんにまず言われたのは、『大きくなったね~』でした。
気づいていたとは言え、毎日見てれば余り気にならないものですが、久しぶりに見られた方にとってはずいぶん変わったという印象だったのでしょう。
(ちなみにアメリカの学校では真ん中くらい、野球チーム内では小さい方です。。。)

(どうでもいいですが、私もアメリカの食事でかなり太ったはずなんですが、オトナの皆様からは何も言われませんでした。気を遣って頂いてすみません。。。。)

まず4~5年生を相手にバッティングピッチャーをやりました。
久しぶりの軟式C球は軽くて小さく、以前はコントロールを売りにしていたのにバラバラでした。
本人は5割くらいの加減で投げたと言っていましたが、4~5年生にとっては少し速めで、練習としてはちょうど良かったようです。
また、7/3にも書いたとおり、バッテリー間の距離はほとんど差が無いので、その点は投げやすかったと思います。

子供達の相手の後に、お世話になっていた監督・コーチの方々と本気の勝負?をしました。
後から思ったのですが、大人の皆さんに取ってはピッチャーが近い分不利でした。60.5ft(18.44m)から投げさせれば良かったですね。
このくらいのスピードの球が去年投げられたらそうそう打たれる事は無かったろうに、と思えるくらい、1年間で成長するものですね。

お昼休みの時間には、硬式ボールのティーバッティングをさせて頂きました。
外野を走り回って頂いたコーチの皆様、大変ありがとうございました。

当番の方からお茶を出して頂いたり、なども含め、皆様の暖かさが身にしみた、至福の時間を過ごさせて頂きました。

2011年11月19日土曜日

寒くなってきました

ここのところ急に寒くなってきて、こちらの地域では先週初雪が降りました。
まだ積もるところまでは行っていないので、寒さを我慢できればまだまだ外で練習できますが、
積もった雪がとけなくなったらおしまいです。
周りの人に聞いたところ、12月中~下旬が目安かと思われます。

実は今日本(東海地方)にいますが、こちらはかなり暖かく感じます。

数日前に札幌で初雪が降ったというニュースをやっていました。
よって寒さは札幌と同じくらいかなと思われます。

子供の学校の冬休みは12/17~1/2までで、
その間野球ができそうなところに旅行に行く、という案を思いつき、調べたところ、
カリフォルニアやフロリダではいろいろありそうです。
クリスマスをはさんだ前後数日間のキャンプというのがあります。
ちなみにキャンプとは日本で言う【野球教室】の意味合いで、
基本的には個人単位で参加します。

でもそれなりの値段がするので、どうしようかと考えていたところ、
いっその事、日本に帰ろうかということになりました。

私自身は1月の渡米後に今回を含めて仕事で2回日本に行っていますが、
家族は3月の渡米後初めての日本となります。

計画はこれから練っていきますが、
昔いっしょのチームにいた子と練習したり
お世話になった少年野球チームの監督・コーチにお会いできればうれしいですね。

2011年10月23日日曜日

ノックバット

これまで子ども相手にノックをする時は子どものバットを借りてやっていたのですが、
子どもが重たいバットを使い出したので、ノックするのが大変!

という事で、ノックバットなるものを購入しました。
木製で、お値段は約3000円。メーカはLouisville Slugger。

実は、日本で少年野球のお手伝いをしていた時には、
ノッカー不足の際にノックをした事もあったのですが、
その時に借りたコーチのノックバットは重たくて私にはとても使えず、
子どものバットを使っていました。
ところが、今回買ったノックバットはとても軽く、楽に打つ事ができます。

だけど、やっぱり普通のバットと感覚が違うので、
バットについたボールの跡を見ると、位置がバラバラ。
もうちょっと練習が必要です。

さて、硬式のボールを打つ方は、ノックバットのボールが当たる部分に
テープを巻いている方がおられるようですが、
その理由は、ずっと打っているとだんだん凹んで来るからだと聞きました。

私はとりあえずそのまま使っています。
どれくらい打つと変形してくるのか、せっかくなので試してみたいと思います。

そう言えば、木製バットは打つ際にバットの向きに気をつけないといけない、
という事を思い出しました。
子どもに教えておかなければ。

子供の成長?自分の衰退?

Fall Leagueの試合は10月初めに全て終了していたのですが、
チームの練習はその後も続いていて、今週ようやく終了しました。
と言っても最後までやっていたのはうちの子以外は来年夏にこのチームに残る子だけで、
他の子は不参加。
せっかくなので最後まで参加しよう、というのは特殊な例なのか。

日本だと土日は朝から晩まで練習してるんだよなぁと思うと、
アメリカにいると本当に練習時間が少ない。

と言う事で、週末に時間がある時は子供の練習相手をしています。
だけど体力が続くのはせいぜい2時間ですが。。。

さて、今日子どものピッチング練習の相手でキャッチャーをしていたのですが、
球が思ったように走らず、遠投をやりたいと言ってきました。
遠投と言っても、子供がセカンドベース後方くらいまで下がっただけなので、
せいぜい50mくらいの距離。

子供はピッチングフォームを意識して私に直接投げるのですが、
自分も同じように投げてみると、あれっ!?届かない!?
おかしい。。。こんなはずではない。。。
少し力を入れて投げてみると、やっぱり届かない。
一方子供は普通に投げてくる。

これでも小学生の時のソフトボール投げではクラスで一番遠くまで投げていたのだが。。。
(と言っても45m)

子供が成長したのを感じたと同時に、自分の衰えを実感した瞬間でした。

2011年10月18日火曜日

バットの規則変更について

うちの子(チーム)が参加している団体では、来年から使用できるバットの規則が変更になります。
簡単に言うと、金属バット(コンポジットバット含む)は安全のために反発係数が低い(=ボールが飛ばない)バットしか使用できなくなります。BBCORという規格の名前だそうです。
または木製バットならばOK。

さて、うちの子が今年の夏に使用していたバットは、79cm×640g(31インチ、22.5オンス)でした。
日本で硬式をやっている子はみんな800gとかの重たいバットを使って練習してるんだよな~と思って、練習用に84cm×850g(33インチ、30オンス)のバットを買ってあげました。
有名メーカーなのに安売りで4,000円くらいしかしなかったので、不思議だな、とは思っていたのですが、実は来年から使えなくなるバットだと言う事が分かりました。

うちは端から練習用と思って買ったので何てことは無かったのですが、
これを来年の試合用と思って奮発して買った方もおられるかと思うとお気の毒です。。。

このバット、確かにまともに当たるといい音を出してよく飛びます。
それに比べて、一緒に買った木製バットは飛ばない。

実は秋のリーグ戦ではこのバットで試合に参加していたのですが、さすがに少し重たそうでした。
だけど秋のリーグ戦は最初から練習と思ってましたので、打てなくてもあまり気になりません。

さて来年用の新規格のバットはそろそろ発売開始されてきたようです。
きっと高いんだろうな。。。これから調査開始です。

恐らく全員の子が買い替えです。
バットメーカと所属団体が結託しているのではないかと疑いたくなる。。。

秋の過ごし方(2)

秋のリーグ戦も終わり、いよいよ試合をする機会が無くなりました。

秋のリーグ戦用のチームの練習はまだ続いているのですが(今週で終了)、
参加者はめっきり少なくなってきているようです。

ではこの時期に他の子は何をやっているかというと、以前にも書きましたがフットボールが盛んです。

ではフットボールをやらなくて野球ばっかりの子は?
週1回とか数回、いろいろなプログラムに参加して練習している子もいるようです。
例えば体力づくりのトレーニングとか、ピッチング・バッティングのコーチをしてもらうとか、
広告(Webですが)を見るといろいろあるようです。

広告?
そう、これらは全て有料。
つまりお金に余裕のある人は優秀なコーチからトレーニングを受けられる、という事です。
(もちろん、高い=優秀、とは限りません)

ではお金に余裕が無い、またはお金を払ってまでやろうとは思わない人は?
(=ウチの事です)
→自分で練習するしかありません。

幸いな事に、週末の野球場(公園)はガラガラに空いてますので、勝手に使えます。
ウチは毎週のように出かけて、ピッチング・バッティング・守備練習なんかをやってます。

とは言っても、そろそろ寒くなってきました。
雪はまだですが、外で練習できる季節も終わりが近そうです。
そうなると、お金を払って室内練習場を借りて練習する事になると思いますが、
今後どういう展開になるかはこれからのお楽しみ。

と言っていると、知り合いの方から、ウィンターリーグに参加しないかとお誘いがありました。
これについてはまた別の機会に。

2011年9月5日月曜日

シングルAの試合

メジャーリーグをMLBと略して表現するのに対し、
マイナーリーグはMiLBと表現します。

さて高校大学時代から名前が広く知られている選手ならともかく、
プロになる選手のほとんどは最初はMiLBのチームでプレイし、
そこから少しずつ活躍して上に上がっていくというプロセスと思います。

うちの子もMLBの試合はたくさん見てきたのですが、
昨日初めてシングルAの試合を見ました。

前日に急遽思い立ってチケットを買ったのですが、
席はパックネット裏の前から6列目で、約$15。
家から車で2時間ほど離れた場所にあり、
どんな雰囲気なのか分からずに行ったのですが、
行ってみると、その街の人にとっては【わがチーム】の様で、
たくさんのお客さんがチームのTシャツや帽子を着用。
観客席は広くないのですが、雰囲気はMLBそのもの。
マスコットがお客さんを楽しませたり、
イニングの間にイベントをやったり、
むしろMLBよりもMLBらしい感じ??
お客さんもほぼ満員でした。(それでも1万人くらい?)

ネット裏の席というのも、たまたまほぼキャッチャーの後ろの席で、
ピッチャーの球筋がよく観察できました。

野球のレベルは、随所にさすがと思われるプレーもありましたが
全体的に荒さが目立つ感じがしました。

ひとつ驚いたのが審判で、なんと二人制でした。
うちの子の試合で二人制以外の経験が無かったのですが、納得です。
プロでも二人なら子供の試合でそれより多くなるはずが無い。

全体として、十分満足できました。


2011年8月28日日曜日

先日の試合にて

秋にも野球をやっている子供やチームというのは、
試合や練習をしたいのはもちろんですが、
新しいポジションへのチャレンジという目的もあるようです。

先日の試合での事です。
うちの子が途中から登板。
キャッチャーも同時に交代。(いやな予感が。。。)

結果、1イニング5奪三振という珍記録を作りました。

決め球にカーブを投げると振り逃げ(=上手じゃないキャッチャー後逸)の
確率が高くなるという事を学んだようです。。。

秋の過ごし方

アメリカの子供たちはひとつのスポーツに固定せずに
シーズンによって色々なスポーツをします。
この地域では、秋は男の子にとってはフットボールのシーズンです。

野球しかやらないうちの子は、本来のチームを離れて
秋にも活動をする野球チームを探しました。
情報が少なく難航しましたが、比較的近所にチームがあったので
そこに参加することにしました。
8月中旬から9月末まで、リーグ戦を行います。

ちょっと気になったのが、(お金さえ出せば)誰でも参加できること。
もしかして初心者の子とかもいるかも??と若干の不安を持ったまま、初練習に参加。
あぁぁ、不安的中。レベルが。。。。
まあいいか、この時期に野球の試合ができるだけでも、と割り切り。

このチームは屋内練習場を持っていて、
平日に行くと好きなだけ使わせてもらうので、
ほぼ毎日練習に行っています。
バッティングマシンもあります。

秋~冬の過ごし方で来シーズンの差が出ると言われているので、
しっかり頑張ってもらいましょう!


2011年8月26日金曜日

来シーズンのチーム選びとトライアウト

来シーズンの公式戦スタートは来年4月になりますが、
そのチーム編成はどのチームもだいたい7月末から8月末の間に決めるようです。

うちの子は8月初めに2つのチームのトライアウトを受けました。
ひとつは今年のチーム(本命)、もうひとつは誘われたので半分遊びみないな感じで。
(本人は直前まで緊張しまくり!)

結果は通常1週間程度で通知があると聞いていたのですが、どちらのチームからも一向に連絡なし。
と思っていたら、今週末に新チームで練習するよ、と今年のチームから連絡があり、
ようやくほっとしたところです。

トライアウトの内容は、
まず準備運動とキャッチボールをみんなでやった後、
塁間の距離を走らせてタイム測定。
内野手は、サードかショートに守らせてノック。
外野手はノックでフライ~返球。
その後、ひとり10球程度のバッティングチェック。
ピッチャーとキャッチャーは別にチェック。
・・・とまあ、こんな感じでした。

チームによっては、試合形式でチェックするそうです。

参加者は、10数人の募集に対して30~40人くらいだったでしょうか。
複数のチームのトライアウトに参加するのが普通のようですので、まあこんなもんでしょう。
きっとその後いい選手の奪い合いが行われている?

さて、最終的にどんなメンバーになったのか、非常に楽しみです。



2011年7月13日水曜日

今シーズン終了

さて、長かった(というか短かった)今年のシーズンも終わってしまいました。
今年は4月初め~7月初めの、実質約3ヶ月間の活動でした。
その間の公式戦出場は、平日のリーグ戦 + 週末のトーナメント = 合計35試合でした。
日本に比べればハイペースですね。

うちのチームはだいたい2勝1敗のペース。
まずまずといったところでしょうか。

先日、来期の話をコーチから尋ねられました。
もうこのチームの来期用のトライアウトの日は8月上旬に決まっているようです。
来年も来るならWelcomeだよ、とのこと。
まあ他にアテも無いし、このチームでいいかな、と子供と話をしています。
(トライアウトに受かれば、ですが。。。)


ちなみに、ほとんどの子供たちは、これからはフットボールのシーズンだそうです。
うちのコーチ(元プロ選手)の息子もやっぱりフットボールをやるらしく、
野球しかやらないなんて子供はきっと珍しいのでしょう。

うちのチームは秋は野球をやらないので、秋だけ参加するチームを別に探すことになりそうです。

2011年7月7日木曜日

ネクストバッターズサークル

今日の試合中にハッと気づきました。

この子達のグラウンドでネクストバッターズサークルの線が書いてあったことは一度も無いのですが、
(いや、その前にバッターボックスが書いてないことすらある。。。)
まあ仮にあったとして、自分のベンチに近いほうのサークルで待機するものだと信じていましたが、
こちらの審判はたまに反対側に行けと言っているんですよね。
自ら反対側に行く子供もいます。
うちの子は、何で反対側に行くんだろうと言ってました。

今日ようやく分かりました。
右バッターだと三塁側、左バッターだと一塁側で待っているという法則に。

つまり、ライナー性のファールボールが飛んで来にくい方で待っているという事ですね。
なるほど、こういうところもちょっとおもしろい点でした。

2011年7月3日日曜日

ダイアモンドの大きさ

日本では中学になると大人と同じ大きさのダイアモンドになるんですよね。

アメリカでは違います。まだ小さいです。
しかも年齢で異なります。

ちょっと比べてみましょう。


日本

 小学生(軟式)
   プレート~ホームベース=16m
   塁間=23m

 中学生 [大人と同じ]
   プレート~ホームベース=18.44m(60.5フィート)
   塁間=27.43m(90フィート)



アメリカ(うちの子が参加しているリーグの場合)

 8歳~10歳以下
   プレート~ホームベース=14.02m(46フィート)
   塁間=19.81m(65フィート)

 11歳~12歳以下
   プレート~ホームベース=15.24m(50フィート)
   塁間=21.34m(70フィート)


 13歳~14歳以下
   プレート~ホームベース=16.46m(54フィート)
   塁間=24.38m(80フィート)

 15歳以上 [大人と同じ]  ※但し14歳もこのサイズでやる事もある。
   プレート~ホームベース=18.44m(60.5フィート)
   塁間=27.43m(90フィート)


さて、どうでしょう。

私はアメリカは、子供の成長のことを第一に考えた、大変理にかなったシステムと感じます。

一方で日本は、まるで小学校を卒業していきなり大人と同じ大きさというのは、
まるで中学野球は、楽しむというよりも、高校野球に向けてのトレーニング期間のように感じられます。

それはバットの重さでも同じ感想です。
中学の硬式バットはいきなり800g程度の重たいバットを使わなければいけません。
一方うちの子は、660gくらいのバットがようやくまともに振れる様になってきたところです。
800gなんて重たいバットがまともに振れるわけがない。
日本の中一の子供たちはどうしてるんだろう。。。

さて、どうしてこのような違いになって来たのかを追及する気はありませんが、
日本は大人の都合が優先しているのではないか、と想像いたします。

子供たちが楽しく野球ができること。これが何よりも第一優先ではないでしょうか。



2011年6月27日月曜日

監督・コーチの日米の違い

ちょっと思いついただけでも、監督コーチにも日米の違いがあります。

・攻撃の時の一塁・三塁コーチャーズボックスにはコーチが立つ。(日本だと子供がやりますよね)
  …三塁コーチがサインを出します。

・守備のサインもコーチが出す。(日本だと基本的には子供任せですよね)
  …例えば牽制球をいつ投げるかもコーチがサインを出します。

・コーチはユニフォームを着ていない。(日本だと子供と同じユニフォームを着てますよね)
  …3人のうち2人は短パンです(笑)
     だけどチームの帽子をかぶっています。

・ノックがあまり上手ではない。(日本ではそんな人はあまり見たことがない)
  …○さん、それなら私の方がましかもよ。ゴロはまっすぐ打ってくれ!

・先攻後攻はコーチ(と審判)がコイントスで決める。(日本だとキャプテンがじゃんけんですよね)
  …試合前に子供は審判のところに行きません。

・誰が監督で誰がコーチなのかよく分からない。
  …うちのチームだけかも。。。

2011年6月15日水曜日

走塁について

先日の試合のことです。味方の攻撃、ツーアウト満塁フルカウント。
ピッチャーが打者に投げた時、さて何が起こったでしょう?

ランナー3人が3人ともスタートしない! 
結局ファールだったのですが、よく観察するとコーチは何も言っていない。
と言うことは、そういう指導をしていないということ??

いろいろ考えた結果、たどり着いた結論は、
きっと知らない子を後ろのランナーが追い越してはいけないので
全員平等に教えていない!!!!

ホントかな。。。

2011年6月5日日曜日

アメリカと日本のレベル差

あれだけ寒かったシーズンが終わったと思ったら、一気に暑くなってしまいました。
ここでは春の期間が短く、冬が終わるとあっという間に夏、と言う感じです。

さてうちの子も既に10試合以上の公式戦を経験しました。
相手チームも強いところ、弱いところ、いろいろですが、
これまで感じてきているのは、日本とのレベル差です。

もちろん良いところと悪いところがそれぞれあります。
異論がある方もおられるかもしれませんが、個人的な意見として。

アメリカの子供たちの方が良いところ
・体格とパワー: これはいかんともしがたい。
・守備のかっこ良さ: 上手な子が内野に揃うとダブルプレーなんて美しくきまります。

日本の子供たちのほうが良いところ
・基礎的な守備力
・小技: バントなど
・走塁

さて、これらの中で日本の子供たちの方が圧倒的に上手だと思うのは、走塁です。
そもそもアメリカの子供は走塁を習ったことがあるのか??とさえ思えることもしばしば。
まずリードが小さい。
リードする時も左足を前にする。
牽制の際に手から戻らない。と言うより手から戻らなくてはいけないほどのリードを取らない。
盗塁の際のスタートが遅い。
セカンド牽制をする気配が全く無いのにサードに走らない。
ライナーで飛び出す(これは日本でも見られますが。)

チームメートが走塁の練習をしてくれればもっともっと点が取れるのに。。。とよく思います。

2011年5月27日金曜日

変化球

日本の小学生の軟式野球では変化球は禁止だったので
もちろん投げた事も打った事もなかったのですが
アメリカでは変化球は自由に投げる事ができます。

で、どうみても他の子に比べて球が速いとはいえないうちの子は
自然と変化球を覚えなくてはいけない状況になりました。

まずカーブから。
私が知っている情報を元に投げ方を教えて
キャッチボールをしてみると、10球に1球くらいいい感じで曲がる。
これは練習するといけるかも。。。
と言っても、コーチが付きっ切りで相手をしてくれる日本とは状況が異なり、
(お金を払えば別ですが)
自分で覚えていくしかない。
練習時間そのものが短いアメリカでは
結局親が相手をして覚えるしかないのか!?

で、うちの子のケースは
『試合で投げながら覚える』
という事になってしまいました。。。。。。

ところが、いざ試合で投げると、
3球に1球くらいのペースでいいコースに決まる。
練習より確率がいい。のはなぜ???
バッターもあまり投げられた経験は多くないようで、
ほとんどが見送りかタイミング合わず。
これはいいぞ。もっとたくさん投げればいいのに。
→キャッチャーがサインを出さないので投げられないんだそうだ。首振れよっ!


2011年5月18日水曜日

審判

公式戦にはさすがに練習試合と違って、公式戦にはちゃんと審判の格好をした人が来られました。
(お金払ってるみたいだし。)
いままでのところ、どの試合も二審です。

だけど審判の技術は、はっきり言ってひどいのが多い。
特に球審のストライクゾーンが、人によってはめちゃくちゃ。
あと、塁審のアウトセーフの判定も。。
おれがやったほうがましだ!と思わず言いそうになってしまう。。

それからあきれるのが、予備のボールをちゃんと用意してないこと。
2~3球ファール打ったら、ボールが戻ってくるまで試合中断。なんだそりゃ!?
アメリカのスーパーのレジと同じで、気長に待つしかないのでありました。

2011年5月17日火曜日

公式戦スタート

4月中旬から公式戦がスタートして既に約1ヶ月が経ちます。
ここまでうちの子が参加したのが9試合で、通算5勝4敗。
数字だけを見るとまずまずですが、いろいろ面白いことがあります。

まず野球の技術ですが、予想はしていたものの、はっきり言ってみんなヘタ
何がヘタかって、まずは守備。点数の半分はエラーやミスが絡んだもの。
それから走塁。まともなリードの仕方も知らない。

それからバッティングは、体の大きい子は球がよく飛ぶ。
ピッチングも、体の大きい子は球が速い。
はっきり言ってその点はかないません。
だけどそれだけなんだよねぇ。。

うちの子がピッチャーしてて、せっかく打ち取ったのにエラーで出塁、パスボール、と
繰り返されると、見ていてさすがに辛いものがあります。。
日本にいたチームの監督・コーチだとぶち切れてるでしょう。

そんな状態でもほぼ五分の勝敗という事は、どのチームの似たようなものという事か。
アメリカにいる限り、そういう面での技術の進歩は期待できないのかも。

2011年4月23日土曜日

費用の話。。。

今回は、かかるお金について。

うちは結局このチームに3月末に加入、7月上旬まで練習や試合があります。
今回まとめて費用を支払いました: 約1000ドル。
中身は、場所代、コーチ代、試合参加費用(審判含む)、モノ代。

モノ代の内容は、ユニフォーム上下、帽子、靴下、ベルト、チームTシャツ、バッグ。

場所代は、屋内練習場とグラウンド代と思います。
うちの子は3月末からですが、ほかの子は去年の秋から練習しているので、更に数百ドル払っているようです。

コーチは、それでメシを食っている方々なので、内訳は良くわかりませんがそれなりのお金になっていると思われます。お父さんコーチのチームならばここは安くなると思われます。

もし来年もこのチームでやるならば、モノ代はおそらく不要 →400ドル位安くなると思います。

日本の硬式チームは大体毎月1万円と聞きましたので、似たようなものでしょうか。

2011年4月20日水曜日

練習試合

三日前の土曜日の事です。チームの世話係の方からEメールが。
明日11時から急遽練習試合をやることになったから、出欠の連絡をください」
おいおい、なんて計画性の無いチームなんだ。
ちなみにうちのチームの練習日は火曜日と木曜日なので、週末はみんな遊びに出ているはず。
幸いうちは日曜日に予定が無かったので出席と返事を。
だけど9人揃うとは思えんが。。
まてよ、11時から試合って、何時に集合なんだ!?
それを言うべきだろう。…聞くの忘れた。。

さて当日、まあ40分も前に行ってれば十分ウォーミングアップできるだろうと思ってたら、
案の定その時間には誰もいない。。。
あれっ、兄弟チームが練習してるぞ。
コーチに聞いてみると、「何人揃うか分からないので2チーム合同でやることになってるよ」だそうで。
ちなみに相手は同じチームの1学年下。相手にならんと思うが。。。

そのうち何人か集まったのでキャッチボール開始。
よく見てると、キャッチボールが終わった後にランニングして、それから守備練習をしている。
なんだか順番が違うような。。。まあいいか。

結局2チームあわせて15人ほど。しかもバラバラの格好。
ちなみにこの日はめちゃめちゃ寒かった。雪もちらついていた。
うちの子もジャンパー着たままプレイ。毛糸の帽子をかぶっている子もいる。
相手のチームはビシッとおそろいの格好。

さて試合が始まったが、あのお、球審がいないんですけど。。。
あ、セカンドベースの前にいる人がストライク/ボールをコールしてる。
きっとお面とかプロテクタが無いからだな。
いろんなことが起こっておもしろい。

それにしてもストライクゾーンが広いなぁ。。。特に外角と高目。
しばらくはとまどいそうだ。外人選手が日本に来たばかりの頃と同じですね。

さて試合も終わったと思ったら、みんな雲の子を散らしたようにいなくなった。
うちはゆっくり帰宅。
こうして初めての試合は終わったのでありました。

2011年4月19日火曜日

バット選び

チームも決まって、スポーツ用品店にバットを買いに行きました。

コーチからのアドバイスによると、31インチ、-10を選べ。と。
つまり79cm、595gということで、うちの子が去年の春頃に使っていた長さと重さ。
ちょっと物足りない感じ。。。

近くのスポーツショップでいろいろ見ていたが、
「軽いものしか置いていない」は間違いで、いろいろな重さのものがありました。

結局、長さは31インチにすることにしたが、-10(=21オンス)はどうにも軽すぎで、
-8.5(=22.5オンス=640g)を選んだ。

きっと日本の中学硬式用バットに比べると短いわ軽いわ、でしょう。
だけど、突然長く重たいバットを使い出すほうが難しい話で、
ちょっとずつ重たくしていくこちらの方が理にかなっていると思います。
変化球を打つのも初めてだし。

ちなみに高校生は-3というバットを使わなくてはいけないようで、
33インチだとすると30オンスとなり、84cmの850gとなります。
34インチだとすると31オンスなので、86cmの880gです。
これでもアメリカのほうが軽そうですね。

ちなみにうちの子が買ったバットのお値段は約7000円。
最新モデルだと高いものは3万円ほどするのもあるようだが、最初はこれで十分でしょう。
モデルは、ルイビルスラッガーのTPXと書いてあり、なんだか日本で買うと高かったような気が。

2011年4月17日日曜日

チームついに決定

次の日に例のピッチングコーチから電話あり。

このチームではなく、このチームの兄弟チームのほうに入って欲しい。と。
そのチームにはまだ9人しかメンバーがいなく、10人目の選手となる。
次の練習ではこのチームに参加して欲しい。と。

だけどそのチームってどんなチームよ?

次の練習に参加。
他の子を見てみると、明らかにレベルがこちらのほうが上。
例のピッチングコーチの息子は実はこちらのチームにいた。
うちの子もあっさりとけ込み、問題なさそう。

ついにチーム決定!  

ここまで長かった・・・・

もう来週から試合が始まるんですけど。。。

チーム探し(7)

さて、最初のチームの練習に参加。
今日は個別にピッチングとバッティングのチェックをされた。
いわゆるトライアウトですね。

その後、ピッチングコーチからフォームの修正をされる。
ちょっと気に入らないが、まあいいか。
(だけどこのコーチは元3Aの選手だったと、後から聞きました)

結局、このチームからも来てくださいとお誘いがかかりました。
よかった。これでようやく決まった。




・・・と思いきや。つづく。

2011年4月16日土曜日

チーム探し(6)

さて次の日、入団するつもりのチームのコーチからEメールで連絡が。

そこに書いてあったのを要約すると、
・このチームはうちの子が13人目で、人数が多い
・他の子は冬の間ずっと練習をやっていて、うちの子が入ったせいで出られなくなる子が出るのは不公平
  (と、誰かの親が言ったと思われる。その気持ちは理解できます。)
・よって、まずはしばらくは試合に出られない。(誰かが欠席した時は出られる)
・時間がたって馴染んできたら、試合に出られる。
と、このような事が書いてありました。

いくらこのチームが気に入ったといっても、出られないというのはどうだろう。
今さらもうひとつのチームに戻るとも言えないし、しばらく我慢する?
変に人間関係がこじれるのもいやだし。。。

で、本人に聞くと 「嫌!」
あっさり・・・
ま、そりゃそうだよね・・・野球できずに見てるだけなんて我慢できるわけ無い。

で、じゃあ次どうしよう。。
困った。また別のチーム探しか。

まあ、人数に空きがあってトライアウトさえ受ければ
合格できる自信は もはやあるが、
またチーム探しを苦労してしなければいけないのが正直気が重い。。




と、そこに、お断りを入れたコーチから連絡が。
「どこのチームに決まったの?」と。

実はかくかくしかじかで、まだ決まってないと言うと、
「じゃあもう一度うちの次の練習においでよ!」
と何とも暖かい言葉を頂きました。天の助け!

このチームはすでに11人いるが、ぜひ12人目が欲しいと元々言っていて、
そのあたりを念のために確認すると、
「トライアウトに合格したら最初から試合に出れるよ!」とのお言葉。
なんとラッキーなんだ。

だけど話はもうちょっと続きがあります・・・

2011年4月13日水曜日

チーム探し(5)

さて土曜日、今日は違うチームのトライアウトに参加。
時間通りに指定の場所に行くと、二人のコーチが待っていた。
どうもうちの子のためだけに来ている様子。
ここはドーム型の全天候型スポーツ施設で、隣ではサッカーの試合をやっている。
天井も高く、当たる心配はまずない。
どうも野球の試合をこの中でやることもあるようだ。
そこの一角に、ピッチング・バッティングのケージがあり、今日はそこでやるようだ。
(後でわかったが、そのケージは1時間30ドルで貸してくれるらしい)
早速、例によってウォーミングアップもそこそこでキャッチボールを開始。
その後ピッチングをチェックされる。
例によってすっぽ抜けがあるものの、まずまずの球威とコントロール。
次に、チェンジアップを投げろと言う。投げたことないので握りを教わる。
実際に投げてみると、それなりに様になっている。
次に牽制のチェック。1塁、2塁、3塁と、いつもどおりにやっていた。

さて次にバッティング。バットを持っていないので借りようとしたが、
これまで使っていたバットに比べ、重いか短いかのどちらか
やや重くてやや短いのを選び、バッティングケージへ。

コーチが下から投げたボールを普通にしばらく打った後、
引っ張れ、流せ、という指示通りに打つ。
次は、ボールを二つトスして、投げた瞬間にコーチが上か下かを宣言し、
そちらの球を打つ、という指示。
何のチェックだろう?変化球に対応できるかどうか、かな?

さて、トライアウトの結果は・・・合格でした
ピッチングはOK、バッティングはもう少し下半身を使ったほうが良いとのアドバイス。

明日はチームの練習があるから明日もおいで、と言われ、次の日にも参加。
今日はチームメイトを相手にピッチング、バッティングの練習。
先日のチームより明らかに個々のレベルが高い。

で、練習終了後に子供に聞くと、こっちのチームにする。と。

よって、先日のチームにはお断りの連絡を入れました。

しかし話はまだ続きます。。。

2011年4月6日水曜日

チーム探し(4)

家族は無事に到着しました。
いろんな話があるのですが、ここは野球に関係する話だけにしておきます。

さて到着三日後に最初のチームの練習に参加しました。
場所はいわゆる屋内練習場
プロ野球選手がキャンプの時に使っているのをテレビで見る事がありますが、規模はともかくまさにあんな感じでした。
天井は高くないのでフライは無理ですが、内野の守備練習ならば十分にできる広さ。
なんとぜいたくな。。。だけどこれ以外に冬場に練習のしようが無い。

練習時間は、なんと木曜日の夜7時半から!9時まで!
夜遅いことと時間が短いことに驚き。
・・・なので、ウォーミングアップもろくろくせずにキャッチボールに突入。
ちなみにうちの子は家で事前にウォームアップ完了済。やっててよかった。。。

ほぼ初めて握るアメリカのボール。
C球と比べると大きいが重さはそれほど違わない?かな?
投げると半分がすっぽ抜け。まあ最初はしょうがないかな。

他の子を見てみると、フォームがめちゃくちゃ。だけど球は速い。
あんなフォームでどうして。。。これが素質というやつか。
うちの子は日本では真ん中よりちょっと大きいくらいだったが
こちらでは明らかに下から数えた方が早い。
大きい子は自分より背が高い=170cm以上ある。
彼らが小さい頃から日本の野球チームに入って
基礎からみっちり教えられたらどんなにすごい選手になるんだろう。。。
とつくづく思います。

今日はトライアウトというよりは練習に参加したといった感じ。
それで、うちの子はこのチームが気に入った様子。
だけど他のチームにも行ってから決めればいいよね、
という事になりました。

つづく。。。

2011年3月8日火曜日

チーム探し(3)

さて、住む家も決まり、家族の渡米も近づいてきて、いよいよ本格的にチーム探しを始めています。

ところが、家の近くにどんなチームがあるのか、そもそもそれを探すのに一苦労。ここで頼りはインターネット。
まずはターゲットをトラベルチームに絞り、家から近そうなチームの関係者に連絡しました。

定員オーバーやトライアウト落選を考えると、複数のチームとコンタクトするのが得策と考え、
見つけた3つのチームにコンタクトしたところ、なんと予想外にも、いずれのチームからも
「トライアウトの日程を相談しよう」との返事 = まだ定員に対して空きがあるよ、と理解。

うーん、逆に困った。
シーズン(試合)は4月の半ばから始まるようなので、遅くとも4月の初めまでにチームを決めなくてはいけない。
逆にどうやって決めればいいのか...
まずは練習を見に行って、雰囲気、というか様子を見てみることにします。

しかし、この時期にどこで練習しているのだろう?外のグラウンド(公園)は雪だらけでまだ練習できるはずも無い。
という事は屋内しかないが、プロじゃあるまいし、そんな豪勢な場所があるのだろうか?
それは間もなくわかるでしょう。

卒団

3月といえば卒業のシーズン。 我が息子の所属するチームの卒団式は今週末です。

他のチームはほとんど卒団済で、そうなるとここ数週間は公式戦はおろか、練習試合の相手さえいない状況で、
親子対決や6年生対5年生の紅白戦などで楽しんでいるそうです。
そういう緊張感の無い試合も見てみたかった&参加したかった...と思います。

卒団式では厳しかった指導者の皆様も、もしかして涙なみだとなるのでしょうか・・・?
私はひとり、遠く離れた場所から、子供達の明るい将来を祝して乾杯!です。
父兄の皆様も、本当にご苦労様でした。

そして、我が息子にとっては、いよいよ、間もなく、待ちに待った、アメリカでの野球生活が始まるのであります。
さてどうなりますか。

2011年2月7日月曜日

スポーツショップ

さて今回はスポーツ用品店について。

このあたりで大きなスポーツショップはDick'sという店があります。
野球コーナーを見に行きました。
野球コーナーの広さは日本のスポーツショップと同じくらいでした。

(1)グローブ
安い!というか、安いものしか置いてない!
日本で硬式用グローブというと3万円とか、そのくらいの値段と思うが、この店の一番高いグローブで$250のものがひとつだけ、次に$100台のものが4種類、あとは全てそれ以下。
$100台のものでも盗難防止チェーンがつながっていてやりにくかったが、手にはめてみた。うーん、なんか硬式っぽくなくて皮が薄い感じ。たぶん日本の軟式用とあまり変わらないと思われる。こちらの人は手が痛くないのか。
大きさ別に何インチと書かれて並べてあるのも新鮮な感じ。

(2)バット
子供用は軽いものしかない!
長さがインチ、重さがオンスで表示されていてよくわからんが、12歳はまだYouth(子供)用のようで、一番長いやつで32インチ(81cm)。重さも軽くて、600gオーバー(21.5オンス以上)のものは置いていなかった。
日本で硬式用と言うと軟式に比べてとんでもなく重たいイメージだが、こちらではそうではないようだ。
値段は、高いものは高い、安いものは安いという、日本と似た感じ。

う~ん、日本とはいろいろと事情が違いそうで、まあこちらの事情に合わせてやっていくしかないでしょうね。

2011年2月2日水曜日

チーム探し (2)

さて、前回の話の (3)トラベルチーム に入る事を考えてみます。
その場合、課題が3つあります。

1.勉強との両立
うちの子は日本だと4月から中学生。勉強もしなくてはいけません。現地校の他に日本の塾のようなところに通う予定です。そちらのスケジュールと野球のスケジュールうまく調整&両立できるかどうか。

2.今から入れるチームがあるかどうか。
実は今年4月からのチームメンバーはどこのチームもほぼ固まっています。各チームともメンバーは11人程度。それ以上いるとみんなが試合に出るチャンスが減るからだそうで、日本とは事情が違って子供の事を第一に考えた良いシステムだと思います。
で、メンバーは毎年トライアウトで選ばれます
正確には、昨年のチームの子のうち、数名はトライアウト免除でチームに残ってくれ、とコーチから言われる。別の数名はトライアウトを受けてくれと言われる。さらに別の数名はトライアウトも受けなくてよい(さようなら)と言われるそうで...
そうか、アメリカではこのくらいの年代からこのような厳しい環境で育っていくのか。

でもって、今年4月からのチームのトライアウトは昨年8~9月に実施済み だそうで...
 なので、(3)のチームに入ろうとすると、
欠員ができて一人足りない、とか、もう一人なら入れてあげるよ、という寛容なコーチ(&他の選手の親)がいる、という運に恵まれた時に、さらにその上、トライアウトを受けて合格すれば。
という極めて確率の低そうな状態であります。

3.トライアウトを受けて合格できるのか。
現在日本では軟式をやっていますので、こちらに来ていきなり硬式ボールでやれるのか。そもそもこちらのレベルがどうなのか。こちらの子の体が大きい事は間違いないので(小6で180cmオーバーもいるらしい)パワーでは勝てっこない。
さらに、うちの子は左投げなので、守備はピッチャーとファーストと外野に限られる。足はお世辞にも速くはないので外野は...となると、さらに厳しい。

=====
うーん、ここまで考えた時に、(3)トラベルチームは厳しいか...という結論に..
と言っても(2)トーナメントチームでも、少しは基準が緩和されるが、恐らく事情は似たようなもの。
だからと言って(1)ではつまらないだろうし...

(3)にせよ(2)にせよ、まずは空きがあってトライアウトを受けさせてもらえるかどうか、チーム探しをするしかなさそう。
こうして家探し(まだ見つかってない)と共にチーム探しが始まるのでありました。

2011年1月30日日曜日

チーム探し (1)

アメリカに来て約1カ月が経ちます。家族は3月に合流予定です。

入る野球チームをどのように探すのか分からなかったのですが、親切なこちらの方にいろいろ教えてもらいました。

日本だと通っている学校単位でチームがあるケースと、近所のチームを探して気に入ったところに入るケースがほとんどだと思いますが、こちらでも近所のチームを探すという点は同じです。

ここで注意。私が住んでいるところの事情=アメリカ全土の事情かどうかは知りません。あくまでも私の住む近所の事情をお話します。(アメリカは州が違えばまるで別の国ですから)
【こちら】と言った際には【私の住むこの近所】とご理解ください。
ちなみにこちらは寒い地域です。外は雪が積もっています。この季節に外で野球なんてとんでもありません。

話を戻して、こちらで野球をやるには、3つのパターンがあるようです。

(1)レクリエーションチーム(ハウスチーム)
日本で言う子供会のイメージでしょうか。春ごろにメンバー募集があり、集まった子供をいくつかのチームに振り分けて、数ヶ月間かけて試合をする。終わったところでそのチームは解散。というのを毎年やるそうです。
よって初心者の子でも参加しやすい。言い方を変えると真剣にやっている子にとっては物足りない。

(2)トーナメントチーム
週末にトーナメントの大会がいくつもあるらしく、それに参加するのを目的としたチーム。レベルはレクリエーションチームに比べるとだいぶん上。試合&練習で週2~3日のイメージ。

(3)トラベルチーム
(2)のトーナメントに加えてリーグ戦にも参加。試合&練習で週4日くらい。(2)よりも真剣な、レベルの高いチーム。

ちなみに(2)(3)の練習日は、土日以外はもちろん平日の放課後となります。
こちらの夏は長いらしく、9時くらいまで明るいそうで、5時くらいから試合または練習が始まったとしても十分時間はあります。

さて、まずは (3)トラベルチームを目指す として、実は課題があります。次回へ..



※2013年5月19日   一部訂正します.
上に書いたトーナメントチームとトラベルチームの定義は間違っていたことに気づきました.
本日付の書き込みをご覧ください.



2011年1月3日月曜日

アメリカ到着

こんにちは、野球シロートオヤジです。

本日2011年1月2日、アメリカに到着です。
・・・と言っても家族で私だけ。

こちらでは学校や会社は1/3(月)から始まるところが多いようです。
飛行機の中は似たような状況と思われる日本人がたくさんいたなぁ。。

子供はまだ日本にいます。
日本でのチームの練習初日は8(土)で、9(日)には早速試合もあります。
まあ去年はいきなり初日に試合だったからまだマシか。。
しばらく試合が見られないのが残念。

実は元旦に少しだけ子供と野球の練習をしました。
私と子供との間での、恐らくこれが最後の軟式ボールでの練習。
まあ練習というより遊びだったけど、最後と思うと感慨深いものあり。

アメリカには軟球は無い。その位は知っている。
ではみんな硬球でやっているのだろうか?
たぶんそのとおり。
小学校低学年では少し柔らかい硬球風のボールを使い、
それ以上になると普通の硬球を使うらしい。
でも普通の硬球といっても、硬球の中に種類があるのか無いのか知らない。
まあその辺りからポツポツ勉強ですね。

ところでタイトルの少年野球って、小学生は少年野球だが、
中学生も少年野球って言う?
アメリカでは何というんだろう?
そんな事さえ知りません。。

まあ、こんな感じでちょっとずつ書いていきたいと思います。