2014年3月22日土曜日

【高校野球】 チームミーティング

選手と保護者を全員集めて、ミーティング(説明会)が開かれました。
そこではチーム方針や注意点の説明などがありました。

初めて会う監督・コーチの皆さんにやや緊張?しましたが、部屋の中に入ると特に何てことは無く、これまでの経験と似た雰囲気なので少し安心しました。

ところが、監督からの説明が始まると、これまでのトラベルチームに対して少し違いを感じ始めました。
アメリカに来て4つのトラベルチームに所属しましたが、高校チームはこれらの経験とは少し違うものを感じました。ひとことで言うと、『日本に近い』です。


具体的に言うと、例えば、

・試合開始の1時間前までに現地に到着している事。

・駐車場から球場のベンチまではチームでまとまって移動する。

・守備の交代は、ピッチャー以外は駆け足で。

・試合中はベンチに入っている人以外との会話禁止。(父兄とか)

・審判の判定に文句を言ってはいけない。

・ネクストバッターボックスに行く前に、帽子やグローブは一箇所にまとめておき、イニングの交代の時にもたつかないこと。

・下品な言葉(ヤジなど)を使ってはいけない。

・試合後はベンチをきれいに掃除すること。

・出場機会が少ない事に対して、父兄からの問い合わせには一切返答しない。

・イヤリングやピアスをしてはいけない。

・・・・などなど。


こんな事をいちいち言わなきゃいけないのか!?
なんだか当たり前すぎて笑ってしまいそうですが、これらをひとつずつ選手と保護者の前で説明していました。至ってまじめに。


そして、

・これらのルールを破った場合、次の試合は出場停止、繰り返した場合は退部処分

という事も言われていました。

学校がベースのチームという事で、はっきりと教育の場でもありますので、出場停止や退部処分ということを明確にしている点はトラベルチームとは明らかに違います。


これらの事が書かれた紙も配られました。アメリカは契約社会ですから、このミーティングに出席した以上は出場停止や退部処分になっても文句は言えない、ということでしょう。






だけど、一方でこんなルールも書いてありました。一瞬目を疑ってしまいました。


・ベンチでモノを食べてはいけない。






・・・・・・・・






但し『ヒマワリの種』を除く。







なんじゃそりゃ!?




おもしろいなぁ~ アメリカは。








【追記】
こちらがお店でよく売られているヒマワリの種。
私は口に入れた事がありませんが、どうやらそれなりにおいしいらしいです。

しばらくかんで、味がなくなってきたらプッと吐き出します。そのまま地面に。
あれを汚いと感じない感覚がよくわかりません。









2014年3月20日木曜日

【高校野球】 トライアウトに合格する方法 (ジョーク)

こちらのある掲示板の投稿に、高校野球のトライアウトに合格する方法、というのが載っていました。

ジョークというか皮肉というか、そういう内容です。
英語→日本語は私がやりましたので、間違っているかもしれません。


1) もしあなたの奥さんがセクシーならば、奥さんにコーチとおしゃべりさせよ。

2) 練習の時にコーチの道具やバッグを運ぶのを手伝ってやれ。

3) グラウンドの補修費や道具を買うためのお金を寄付せよ。

4) 子どもにフットボールや他のスポーツをさせよ。

5) 高校野球チームの監督が監督をしているトラベルチームに入れ。

6) その高校の先生になれ。


アメリカにもコネとか、私はよく知りませんが、裏ではそういう事があるということなんでしょう。
この掲示板はしょーもない情報が満載なのですが、これはなかなかよくできていると感心しました。


あ、アメリカに と書いてよかったでしょうか?????




2014年3月19日水曜日

バッグ

アメリカと日本の野球の違いについてこれまでにもいろいろ書いてきましたが、
今回はバッグについて。

日本では、野球道具を入れるバッグは、一般的には、

      四角いエナメルのバッグ + バットケース

だと思います。

うちの子も日本にいた時は使っていました。
こんなやつですね。(↓)




アメリカでは、少なくとも高校生以下ではこれらのバッグは見た事がありません。

ではどんなバッグかというと、大まかに言って2種類あって、

① タイヤが付いた、大きなバッグ (こんなやつ↓) 

または、
②リュックタイプにバットを差す袋がついたもの(こんなやつ↓)

になります。
写真にバットが写っているので、バッグの大きさは大体分かると思います。


①の利点は、全ての道具がひとつのバッグに入り、しかも、ゴロゴロと引っ張って行けるので重たくない。
ちなみに写真ではバットのグリップが見えていますが、実際はすっぽりと収まります。

②の利点は、コンパクトに道具が収まり、しかも背中に背負えるので両手が空く。

ちなみに、ご覧のとおり、両者のタイプともにバットは1本だけではなく数本入るのが通常です。
たいていの子は、試合で使うバット以外に練習用の木製バットなどを入れています。

また、スパイクも入ります。バッグによってはスパイク専用の入れる場所があって他の道具が汚れないようになっていたりします。


ちなみにうちの子は①のタイプを使っていて、中に入っているものは・・・
バット2~3本、グローブ、ファーストミット、ヘルメット、ボール数個、スパイク、タオル、ペットボトルの水が数本、バッティンググローブ、ロージンバッグ
以上が全てひとつのバッグに収まっています。


トラベルチームでは、①のタイプでしたが、チーム名や名前・背番号などが特注で刺繍が入っていました。
また、上の方にフックがついていて、試合の時はベンチの周りの金網に引っ掛けて吊り下げています。
お値段は$50(5,000円)くらいだったと思います。



②は高校生以上しか使っていないように思います。
やっぱり重たいから小さい子には①が好まれるのかな??



いずれのタイプにせよ、日本のものより便利だと思うのですが、なぜ日本では売っていないんだろう?不思議です。




2014年3月16日日曜日

【高校野球】 レギュラー選手と控え選手

アメリカの少年野球では出場機会をある程度平等に与える事が求められていて、
リーグ戦では全員を最低何回以上守備につかせる、とか、
10人以上の選手がいても全員打席に立つ、とか、
そういうルールがある大会も珍しくありません。

ではどのくらいの年齢までこういった考えが続くのか?
どのくらいの年齢から【レギュラー選手】と【控え選手】といった区別がつき始めるのか?


トラベルチームでは、うちの子が所属したチームでは、14Uチームの後半からははっきりしてきました。先発メンバーは基本的にほぼ固定になりました。


では高校野球ではどうなのか?

まだ始まっていないので本当かどうか分かりませんが、
聞く話によると、Freshmanのチームはまだ出場機会がみんなに与えられるようですが、
Junior VarsityやVarsityのチームになると【勝ちにこだわる】ため、先発メンバーが固定されるようです。

下の年齢の子が上のチームに所属していて出場機会が少ない場合、下のチームに移籍する事もあるとか。

更に、Varsityになると、ピッチャーはピッチング優先となり、それ以外の守備にはつかない(=打てない)という事もあるようです。


うちの子はJVチームに入りましたので、ピッチャーとして投げない日のレギュラーポジションが取れるかどうか、が勝負となります。



さて、いよいよ次の月曜日からチーム練習がスタートします。
練習も試合も、早く見てみたい。。。。。

早く暖かくなってくれ~~(笑)    (ちなみに現在の気温は-7℃)





2014年3月15日土曜日

【高校野球】 トライアウトの様子と結果 (その2)

(つづき)



そして四日目のトライアウト終了後、いよいよ合格発表。
6人くらいの子がコーチに名指して呼ばれて、ひとりずつ話をします。

そしてその後コーチから、『ここに残った子は全員JVチームの仲間だ!』と合格発表あり。
つまり、コーチから呼ばれた子は落選、それ以外の子が合格でした。

結果、うちの子はJVチームに入る事になりました。

私の率直な感想は … まあ、よかった。というところかな。


ちなみに9年生でJVチームに入ったのは合計3人で、その他12人は10年生。合計15人。

9年生でひとりだけがVarsityチームに入ったそうです。ちなみに身長は185cmくらいあるそうで。しかもトラベルチームだと年齢は14Uと、ひとつ下。
まあこういう子も学校に1人くらいはいるんですね。



さて、これからレギュラー争いが始まります。
一方で、いよいよ(日本の学年で)高校生になるので、勉強もしっかりして欲しい。
両立できるかどうか。


最初の試合は早くも3/29(土)に組まれていますが、今年は寒く、今でも外はまだまだ雪が積もっており、とてもその頃にまともなグラウンド状態とは思えません。

最悪、外での練習が全くなしでいきなり試合になるかも!?






【高校野球】 トライアウトの様子と結果 (その1)

まずはトライアウトの様子から。


◆初日の3/14(火)

FreshmanとJunior Varsity (JV)は夕方6:30~8:30、Varsityは8:00~10:00 (!)と時間帯が二つに分かれていました。うちの子はFreshmanなので、前半の部に参加。
Freshmanの受付けに並んでいると、コーチから『お前はJVに行け』と言われ、そちらで受付け。

この日の内容はバッティングとピッチング。
バッティングはマシンを使ってひとり10球ほど打つ。うちの子曰く、球が遅すぎてタイミングが合わなかったそうです。

ピッチングは速球を10球、変化球を数球ずつ。(うちの子はカーブとフォークをそれぞれ数球ずつ)
それぞれスピードガンで球速を測定。
そもそもうちの子はウォーミングアップに時間がかかるタイプなので、速球のスピードはあまり出ていなかったようです。



◆二日目の3/15(水)

大雪のため学校が閉鎖となりました。もちろん子どもは大喜び。トライアウトも中止。
ちなみに学校閉鎖は今年になってこれで6日目。
次に閉鎖になると、夏休み開始が遅れるとか。



◆三日目の3/16(木)

守備とバッティング。守備は普通の床の体育館の中でノック(ゴロ)をやったそうで、ちょっとびっくり。



◆四日目の3/17(金)

最終日。再び守備とバッティング。だけど実際にはもうコーチの心は前の日までに90%くらい決まっていたのでは無いでしょうか。



重ね重ね残念なのは、これらの様子を直接見る事が出来なかったこと。
全てうちの子どもから聞いた話になります。



(つづく)




2014年3月4日火曜日

【高校野球】 トライアウト前の一夜漬け?

来週の高校野球一斉トライアウトを控え、今、ちまたの野球教室で見かけるのは、
『トライアウト合格のためにスキルを上げよう!』
みたいな広告です。

こちらは今日見つけた、あるWebサイトでの募集。



ピッチング、バッティング、守備の指導を、それぞれ1時間弱やるようで、
1セッションで$50(約5,000円)、3つ全部で$135(約13,500円)となっています。
マンツーマンでは無いと思うので、時間が短い割にはそれなりの金額です。


こういう商売が成立するというのはたいへん面白いと思います。

もちろんいろいろなケースがあると思いますので、
これに価値を見出すことができて、実際に参加する子がいるのでしょう。

恐らく、現在野球の練習が十分にできていなくて、トライアウトに対して不安があり、
少しでも指導者の下で練習して準備をしておきたい、というタイプかな?

もちろんこの団体は、冬場でも野球の練習が可能な立派な屋内設備を所有しているので、
よい指導者が適切な指導をしてくれるのならば、リピーターがいてもおかしくはありません。

だけど、こういう【商売】をしている人たちがあちこちにいるんですよね、この地方では。
雪のため冬に外で練習できないため、どうしても屋内施設が繁盛するんでしょう。


ちなみにうちの子の場合は、
まさかこの3時間で劇的に上手になるとはとても思えませんので、完全に検討の対象外です。
トラベルチームの練習に通っていてそれなりに練習ができているのが大きいですね。





2014年3月2日日曜日

【高校野球】 トライアウト間近

高校野球チームの監督から連絡がありました。

■ 3/3の週: 練習休み

■ 3/6(木): トライアウトの説明会

■ 3/11(火)~: トライアウト


今日から3月です。ようやくこのイベントが近づいてきました。
どのような形でトライアウトが行われるのかよく分かりませんが(しかも屋内で)、やっと来たな、という感じです。

学校によっては説明会に保護者も参加するところがあるようですが、うちの子の学校は子供だけのようで、ちょっと残念。

また、トライアウト前の1週間は、監督コーチが選手(候補)といっしょに練習する事は禁止されているそうで、練習は休みとなります。よからぬ噂が立つのを避けるためでしょうか。


では、本番に向けて体調を整えて挑んで欲しいです。