夏の大会の抽選会がありました。
会場の様子がTVで生中継されていましたので、見ていました。
チームのレベルにより感じ方は違うのでしょう。
同じブロックに他の競合校がいるかどうか、最後まで勝ち抜くのにどのような相手や日程になっているか、というのが主な関心のチームもあれば、
初戦の相手、そしてその次の相手はどこか、どの球場でやらせてもらうのか、というのが重要なチームもある事と思います。
後者であるうちの子のチームは、3つ勝つと優勝候補の相手と当たりそうです。
ですが、そこまでたどり着けるかどうか、です。。。
そして抽選会の夜、父兄による壮行会が開催されました。
指導者の方々、1年から3年までの父兄、そして1学年上の父兄の皆様も駆けつけて頂き、居酒屋のワンフロア貸切でした。
特に、1学年上のOBの父兄の皆様は久しぶりの同窓会みたいな雰囲気だったと思います、盛り上がっておられました。
これが日本の高校野球なんですね。一大イベントでした。
アメリカにいた時はどうだったかと言うと。。。。
高校の最後のトーナメントは、そもそも組み合わせをいつ誰がどうやって決めたのか不明。
少なくとも父兄は全く知らない。
よって、その日の夜の壮行会は無い。
逆に、大会終了後にパーティーがありました。父兄も参加しましたが、その中心は子供たちでした。
会場だけ借りて、料理や飲み物は持ち込み。アルコールは無し。安上がりでした。
それでもそれなりに盛り上がっていたと思います。
さて、大会まで1ヶ月を切りました。
ここから本番までの過ごし方が大事です。
子ども(たち)に変な緊張感を与えないように気をつけたいと思います。
[2017年5月説明追記] 息子が大学の硬式野球部に入りました。さてどうなるか。 [2014年7月説明追記] 日本に戻ってきました。果たして日本の高校野球になじめるか??(本人も親も) [2013年8月説明追記] 子供が高校に入るため、タイトルを変更しました。 [2012年2月説明追記] アメリカに来て1年が経ち、もはや少年野球と言う感じでは無くなってきたため、タイトルを変更します。 ----- [以下、元の説明] ----- このたび(2011年1月)アメリカに移り住むことになりました。 小学校6年生の子供(♂)は日本の軟式野球チームに入って 毎週末試合&練習に明け暮れていますが、 アメリカに来た後、彼の野球生活はどのように変わるのでしょうか? 現在、何もまだ分からない状態から、 少しずつ分かったこと、経験したことを、 日記のように書き残していきたいと思います。
2015年6月28日日曜日
2015年6月16日火曜日
背番号発表の時
日本では最後の夏の大会の前のベンチ入り20人の背番号発表の時。
これが高校野球生活での最大のドキドキではないでしょうか。
一方でアメリカでは、入部の時に自分で決めた背番号が最後までそのまま、ですので、そのドキドキはありません。
しかし、アメリカでは入部する前にトライアウトがあります。
トライアウトの結果発表の時に、このドキドキを味わっています。
誰でも入部できるが、最後の最後でドキドキし、選ばれなかったら最後の大会に出場できずバックアップに回る。
入部前にドキドキし、不合格ならば違うスポーツ(またはそれ以外の活動)をする。
さて、子供たちにとってどちらが幸せなのでしょうか。
アメリカと日本の大学、入学する時に厳しいか卒業する時に厳しいか、高校のスポーツとは逆ですね。
おもしろい。
これが高校野球生活での最大のドキドキではないでしょうか。
一方でアメリカでは、入部の時に自分で決めた背番号が最後までそのまま、ですので、そのドキドキはありません。
しかし、アメリカでは入部する前にトライアウトがあります。
トライアウトの結果発表の時に、このドキドキを味わっています。
誰でも入部できるが、最後の最後でドキドキし、選ばれなかったら最後の大会に出場できずバックアップに回る。
入部前にドキドキし、不合格ならば違うスポーツ(またはそれ以外の活動)をする。
さて、子供たちにとってどちらが幸せなのでしょうか。
アメリカと日本の大学、入学する時に厳しいか卒業する時に厳しいか、高校のスポーツとは逆ですね。
おもしろい。
引退試合
引退試合 ・・・ という存在を先日初めて知りました。
まあきっと、高校野球に縁がある方で、知らない人はほとんどいないんでしょうね。
私のような知らない方のために念のために申し上げますと、それは、
3年生の最後の夏の大会に背番号をもらえなかった選手のために、特別に行われる最後の試合。
のことです。(合ってますよね?)
なんでも、感動を呼ぶ物語としてテレビでも紹介されるとか。
見たことはありませんが。
もちろん、一生懸命やってきた選手達や、残念ながらケガ等に泣かされた選手達、そしてそのご家族の皆様の気持ちを思うと、感動モノである事はよく分かります。
一方で、タイトルの通り、アメリカ人になったつもりで見てみると、こういう状態が当たり前だと言われると何か違和感を感じる人もいるわけで、
やっぱりみんな最後までベンチの中に入れるような仕組みができないものか。
と思えるわけです。
ちなみにうちの子が所属していたアメリカの高校チームでは、
最後のホームゲームが終了したあとのグラウンドで、最上級生(Senior)の選手がひとりずつ、
バットを持って、エアギターならぬエアショットでホームランを打ち、ベースを一周して帰ってきて、他の選手や監督・コーチと握手・ハグをする。
というのが恒例でした。
試合には出られなかったとしても最後の試合までベンチにおり、ベンチの中で最後の瞬間を共有していました。
引退した3年生の選手たちには、あとから振り返るとあぁいい青春だったと思えるように、最後までしっかり役割を果たして欲しいと思います。
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