2013年12月21日土曜日

【高校野球】 説明会がありました

高校での野球の活動がオフィシャルに開始するのは来年3月10日の週に行われるトライアウトからですが、実際には既に多くの学校でアンオフィシャルで練習を始めているようです。
聞くところによると、9月(=入学直後)から始めている学校もあるとか。

うちの学校では、筋トレをやっている子はいるようですが(学校内に各種マシンが揃った筋トレルームがある)、まだ個人レベルの活動です。



さて先日、高校(部活)の野球チームの監督・コーチが参加希望者を集めて説明会が開かれました。
集まったのは新入生(=9年生)が約30人。入部希望者が全員揃っていたかどうかは分かりませんが、この中でトライアウトに合格してチームに入れるのは20人程度になります。


監督からの説明によると、アンオフィシャルの練習は1月から始まり、バッティング練習は週1回で夜8時~10時(!)、体力トレーニングが週3回で同じく8時~10時
と言っても、2時間みっちりやるわけではなく、『その時間帯にやっているから自分の好きな時に来ていいよ』という事らしいです。ちょっと不思議な感覚です。。。。


問題は時間帯です。
学校は2:30頃に終わりますので、いったん学校から帰ってきてもう一度学校に行かなくてはいけない事になります。そのためのスクールバスは無いため親が送迎。

うちの子は塾(4:30~7:30)と重なっている日もあります。
この場合、学校からはスクールバスで帰ってきた時にバス停まで車で迎えに行き、4:30前に塾へ車で送り、7:30に塾へ迎えに行ってそのまま学校へ送り(塾から学校までは車で10分くらい)、10時に学校へ迎えに行く、というスケジュールになります。
親にとっても行ったり来たりが大変な状況になります。
だけど、いつ晩ご飯を食べるんだろう??


また、ピッチャーは週2回、朝6時(!)~7時に練習をするようですが、新入生は当面は除外とのことでちょっと残念。しばらくの間はピッチング練習はトラベルチームに頼る事になりそうです。

体力トレーニングでは毎回2マイル(3.6km)を走る事が必須だそうで、ランニングマシン(トレッドミル)を使う事になります。走るのが嫌いなうちの子もしっかり走ってもらいましょう。

それから、どうやら守備や走塁の練習はしばらく無いようです。トライアウトの後、暖かくなってきてからでしょうか。この点に関しては、1年中暖かい地方が本当にうらやましい。



さて、よく考えると、野球チームの説明会に親(私)が参加しなかったのはこれが初めてで、これからは親に頼らず何でも自分でやらなくてはいけない、という自覚が出てくると期待しています。


2013年12月11日水曜日

【トラベルチーム】 トレーニング指針 ~5 Tool とは?~

12/1から冬の練習が始まりましたが、最初に監督から選手に対して簡単なミーティングがありました。

部屋にはコーチ数名と選手だけがいたのですが、そこに私はずうずうしく参加。片隅で話をいっしょに聞かせて頂きました。

その中で、各自どういう選手を目指すのか?という監督からの話の中で、Five Tool (ファイブツール)をひとりひとつづつ言ってみろ、と選手に聞いていました。

私には何の事を言っているのか意味がさっぱり分からず、野球の道具を5種類聞いているのか??バットとグローブとボールと、後は何だろう???なんて事を一瞬考えてしまいました。

でも選手たちは何の事を聞かれているのか分かっていたようで、どうやら分かっていなかったのは、うちの子と私の、二人だけだったようです。



その後、その場では一つ意味が理解できなかった私は、そもそもToolという英単語には、道具とか手段とか以外にどういう意味があるんだろう?と思って辞書を引きましたが、それらしい事は載っていません。

ではFive Toolという英熟語に特別の意味があるのか?なんて考えながらインターネットで検索したところ、実はWikipediaに載っていたではありませんか!!
しかも日本語のページ!

Wikipediaによると、
●hitting for average(バッティング・ミート)
●hitting for power(パワー)
●baserunning skills and speed(走塁技術とスピード)
●fielding ability(守備力)
●throwing ability(送球能力)
の5つだそうで、監督が言っていた事と少し表現が違っていますが、言わんとすることは同じでした。

つまり、アメリカの野球選手が理想とする選手像の事です。
【全てを兼ね備えたスーパーマン】という感じでしょうか。


これを読んでまず最初に思ったのは、なかなか全てを満たす選手はいないな、ということ。例えばイチローは2番目が不足。

その中でも思いつくのは、Aロッドとバリーボンズ。(ボンズは太くなる前ですね。)
最近だとマイクトラウトでしょう。

日本では、福岡ソフトバンクホークス監督の秋山幸二選手。そう言えば現役時代にメジャーリーガーに最も近い選手だと言われていました。なるほどそういう事だったのかと今更ながら理解できました。



では、アメリカではみんながFive Tool Playerを目指しているのか?それがいい事なのか?
思うに、自分の努力である程度は身に付いたとしても、現実的には、持って生まれた物が無いと難しいでしょう。
それでも中学や高校生くらいならば、まだまだこれからの伸び代があるので、少なくともそれを目標に頑張る事は悪くないと思います。
どこかをあきらめて自分のスタイルを決めるのはもう少し先でもいいのかな、と。


学校の体育の先生がウェイトリフティングのクラスを勧めたのもようやく理由が分かりました。アメリカでは、野球選手がパワーを付けるのが重要だと言うのは、誰もが知っている常識なんですね。



さて、トラベルチームの練習では、この5つを念頭において、個々の選手がそれぞれの項目を高めるトレーニングが行われています。

日本の練習と違うと感じるのは、日本ではチームとしての総合力を高めるのを主眼において日々練習しているのに対し、ここではまずは個人の力を伸ばす事を目指している点です。

インターネットを検索すれば、5 Toolを伸ばす個人トレーニングの宣伝がたくさん出てきます。もちろん有料。たくさん出てくると言う事はそれなりに需要があるということでしょう。



それで結局、なぜToolという単語を使うのかは未だに分からず。いつかアメリカ人に聞いてみようと思います。



アメリカ野球、まだまだ知らない事がたくさんあるなぁ~~~~



2013年12月7日土曜日

【トラベルチーム】実は予定より2人少ない

今度の新しい15Uチームは、14Uからの残留選手は6人いるのですが、実は当初は8人残留の予定でした。
ところが冬の練習が開始する直前、つまり11月に、2名がチームを去ったそうです。

その理由は。。。。



やっぱり  『お金』  でした。




このチーム&この監督は、費用の使い道に関しては非常にオープンです。つまり他のチームでよく聞く(実際に少なからずあるらしいです)、誰かが自分のポケットに入れている、という事はまずありません。

ではなぜこのチームでお金がかかるのかというと、
・試合(大会)にたくさん出場する。→ ほぼ毎週末。
・いい大会(=いいグラウンド=参加費が高い、たくさんのチームが参加)に出場する。
・いい大会へ数多く出ようとすると、遠方の大会への参加が多くなる(=宿泊費やガソリン代がかかる)
という事になります。

更にお金以外にも、
・遠方大会の参加は、親が(仕事を休んで)連れて行く必要あり




詳しくは分かりませんが、辞めた2家族はきっと今年も負担を感じておられたんでしょう。


ではうちはどうなんだ?と問われると、
正直、お金は結構かかっているし、それなりの負担にもなっています。
シーズンになると収入を支出が上回り、残高が減っていくのが分かります。。。
会社休みを取り続けるのもそれなりに負担です。


でも、


それでも、今しか出来ない事をやらせてあげたい。
出て行くモノ以上の充実感を感じています。



ちなみに辞めた2家族はお互いに仲良しだったので、きっと一緒に違うチームに入ったんだろうと推測します。


That's life. これが人生さ。しょーがない。

・・・とコーチがつぶやいていました。






2013年12月2日月曜日

【トラベルチーム】冬の練習スタート!

昨年と同じく、12/1を初日としてトラベルチームの冬の練習が始まりました。
昨年は(金)(土)(日)の週3回でしたが、今年は(土)(日)(月)になりました。

さて、本日が初日でした。
約2.5ヶ月ぶりにチームメートに会えるのでうちの子はやや緊張気味?かと思いきや、非常にリラックスした様子。
それでも練習場の前の駐車場でチームメートの顔を見た途端に、突然元気になりました。

久しぶりに見るチームメートたち。この数ヶ月で明らかに大きくなった子もいました。さすがに伸び盛りの年齢。

本日初日の練習には10人の選手が来ていましたが、14Uチームから残留した選手はそのうち4人で、それ以外の選手は今回から参加した子供たち。と言っても、8月に行われたトライアウトや、その後の秋の大会に参加していた選手がほとんどで、既にお互いに顔見知り。なので、初日から和気あいあいとした雰囲気でした。
これに、今日来ていなかった3名(うち2名は14Uからの残留)を加えた選手で来年の春を戦います。

去年は、特にウエイトトレーニングがきつかったようで、うちの子は初回練習後に筋肉痛を訴えていましたが、今年はジムに通っている成果が出ているのか、さほどでもなかったようです。
久しぶりにピッチング練習もしましたが、全力で投げていなかったせいか(まだ全力で投げるなとコーチに言われたそうです)、コントロールもよかったです。

練習は3/9(日)が最終日となり、3/10(月)に州内各高校でトライアウトが開催されるそうです。しっかり練習し、そして勉強もしっかりやってもらいたいものです。





2013年11月19日火曜日

野球マンガ

他の英語圏の国はよく分かりませんが、アメリカではMangaやAnimeはちゃんとした英語として認知されています。本屋さんに行けばMangaコーナーがあります。

だけど、野球マンガや野球アニメはこちらでは見た事ありません。


うちには日本から持ってきたり、今でも買い続けている野球のマンガがいろいろあります。
元々は私が持っていたものを子供が読んだり(ドカベン、キャプテン、など)、子どもが買ったものを私が読むこともあります(Major、おおきく振りかぶって、など)。

アメリカに来てこちらの野球を数年間体験した後で、改めてマンガの内容を思い出してみると、以前日本にいた時に読んだ時と少し見方が変わっているのに自分で気づきました。


例えば『キャプテン』。
谷口キャプテンの姿は、一言で言うと、【努力は報われる】という事を表現した作品だと思います。
一方で、実はこの作品の良さ・面白さはアメリカ人には分からないだろうという事は後から気づきました。
更に、指を骨折しながらピッチャーをやったり、爪が剥がれながらボールを投げたり、というのは、今改めて読むとちょっとやり過ぎの感もあります.
きっとアメリカ人たちはこう言うでしょう。『Crazy!!』


それから『Major』。
主人公は『努力』はしているものの、基本的には生まれながらの天才なので、キャプテンとは全体の趣がかなり異なります。
作品の中で、無茶とも言えるピッチングはアメリカ人にはやや理解しがたい感じがしますが、『今を全力でやらない者は何も得られない』という考えは理解されるかもしれません。
それでもやはり、目の前の事だけを考えてその先の事を考えない行動は、アメリカ人に理解してもらうのは難しいと思います。


そして、今でもうちの子どもが読み続けているのは、『おおきく振りかぶって』と『Dreams』です。
後者は魔球モノ完全娯楽作品(面白いです)なので、今回はコメントしませんが、
前者は私が読んでもなかなか興味深いです。(発行のペースが遅いのが玉に瑕ですが。。。)


『おおきく振りかぶって』は高校野球が舞台ですが、ずば抜けた能力のスーパースターがおらず、また各登場人物のココロが場面場面で丁寧に描かれており、非常に現実味のある作品だと思います。

この作品に特に面白さを感じるのは、アメリカの野球が基本的に投げる・打つを中心とした大型野球なのに対し、決して強豪では無い高校野球部がいろいろな事を考えながらスモールベースボールをやっている点です。
まさにベースボールと野球の違い。でしょうか。

それに加えて、体罰などの描写が全く登場しないのは安心して読めるとともに、『時代が変わったな』と感じます。(例えばドカベンでは、山田太郎が高校に入った時に土井垣キャプテンにバットでど突かれてました。)

この作品は、誤解を恐れずに言えば【地味な作品】ですので、アメリカ人にとって『面白い』と感じられる事はまず無いでしょう。


結論: やっぱり野球マンガは時代を超えておもしろい!




2013年11月15日金曜日

【高校野球】冬のトレーニング

先日早くも初雪が降りました。朝晩の気温は氷点下です。
この季節になると、以前住んでいた南カリフォルニアが本当に恋しいです。
(先週行きましたが、昼間に車に乗るときは冷房ガンガンでした。)


ちょっと話題がそれますが、昨日、学校で先生との面談がありました。
(中学も同じですが)こちらの高校には『担任の先生』がいません。
よって、各教科ごとに、受け持ちの先生とひとりずつ面談します。
うちの子が今取っているクラスは、英語、数学、社会、生物、体育、スペイン語(!)ですので、6人の先生達と面談しました。

その中で、実は体育の先生が昨年までいたトラベルチームのコーチの弟だという事がわかりました。2012年4月12日のブログに書いた、バッティングを教えてくれた人です。顔そっくり。

そういう縁もあって、うちの高校の野球部の事を少し聞いたところ、もう少ししたら冬のトレーニングが始まるらしいという事を教えてくれました。
どうも学校内のどこか(体育館?)にバッティングネット(トンネル)を張って練習するそうです。
(2013年8月10日のブログに書いた、アンオフィシャルの練習)

どんなトレーニングなのかちょっと楽しみ。
だけどきっと親は見学できないんですよね。。。。。残念。


それから、同じ先生から、『来年はウエートリフティングのクラスを取るといいよ、野球にも絶対に役立つから。』とアドバイスをもらいました。
今年はよくわかっていなかったのですが、体育のクラス以外にウエートリフティングのクラスがあるらしいです。

日本ではちょっと考えられない。
恐るべしアメリカ。







2013年11月1日金曜日

外での練習ももうすぐ終わりです

こちらは朝晩だけでなく昼間もめっきり寒くなってきました。
気温は一桁℃です。
外で練習できるのも、もう少しだけですね。

実は先週日本に戻っていたのですが、昼間は半袖でした。
だいぶ違います。


さて、トラベルチームの活動が終了した以後、肩を休める意味もあって、
外での野球の練習はまったくやっていなかったのですが、
先週末にホントに久しぶりに公園に行って練習しました。

(と言っても、少しキャッチボールをしてバッティングをしただけです。)


恐らくこんなに長い間ボールを投げたり打ったりしなかったのは、
3年生の時に日本の少年野球チームに入って以来初めてでしょう。
なので、なぜか私が少しドキドキ。

だけど子供は至って普通で、ふーんそれで?って感じでした。


さて、久しぶりに子供が投げた球を受けましたが、
軽く投げていた割に球の速さはまずまずでしたが、キレがなかったような。

それから、久しぶりのバッティング練習も、飛距離が今一つでした。

さすがに1ヶ月も練習をサボったらそれなりの結果になるという事ですね。


さて、11月になったら高校での練習が始まると聞いています。
一方で来年のトラベルチームの練習は12月から始まります。

日本の中学3年生はそろそろ高校受験の準備でしょうか。
数ヶ月も練習していない状態で高校に入ったらどうなるんだろう???

・・・と、余計なお世話かもしれませんが気になってしまいました。



2013年10月9日水曜日

オフシーズンへ突入!

今週よりめっきり朝晩が冷えてきました.
朝の気温は早くもひとケタです.
木々も色づいてきて、もうすっかり秋です.


さて、前々回に、このままトラベルチーム終了か!?と書きましたが、結局そうなってしまいました.
9/15の試合を最後に、秋のシーズンは終了です.


トラベルチームの冬のトレーニング開始は12月ですので、
2ヶ月半の間は何も無い事になります.

こんなに長いあいだ野球をやらないのは初めてかもしれません.
コーチからは、ゆっくり肩を休めるように(ボールを投げないように)言われています.


一方で、うちの子はもともと太りやすいので、何も運動をしないとヤバイです.
いろいろ検討した結果、スポーツジムに通う事にしました.

子供は平日の週3回は塾に通っており、残りの2日と週末に行きますので週4回になります.

私自身は週末だけになります.
お金を先に払ったので、行かないとなんとなく損した気分になりますが(セコイ?)
24時間営業なんですが、それでも平日はやっぱり無理です.
先週の土曜・日曜と二日連続で行きましたが、筋肉痛です....

ジムにはいろいろな種類のマシンがたくさん置いてあります.
いろいろなやつをちょっとずつ試してますが、当分は飽きそうにありません.
プールもあるし、サウナもあります.
ちなみにサウナの中は日本と同じ感じ.ただしプールの横にあって、水着着用です.


さて、初日はイヤイヤついてきたうちの子でしたが、
いきなり気に入ってしまい、翌日からは自ら進んで行きたがるようになりました.
なんだ、そんな事ならもっと前から通ったのになぁ.....


ピッチャーはウエイトトレーニングをやってヘンな個所に筋肉がつくのは良くない、と聞いたことがありますが、まあそこまではやらないだろうし、気にしない事にします.


どうもうちの子の目標は、筋肉を付けて、腕相撲で私に勝つことのようで.

まだまだ負けんぞ!




2013年9月22日日曜日

黄色いバット

今年の夏はたくさんの大会に出て、たくさんの強豪チームと対戦しました.

その中でひとつ気づいたことがあります.

それは、多くの強豪チームの選手が黄色いバットを使っていた事です.

気のせいかもしれませんが、打球がよく飛んでいるように見えました.

バットメーカは数多くおあるし、各メーカはたくさんの種類のバットを打っているのに、なぜ強豪チームの選手たちはそろいもそろってあの黄色いバットを使っているんだろう?????
あのバットは何かスペシャルなのか?
そういえば日本の少年野球時代には、ビヨンドというバットは別物だったよなぁ...

・・・などと考えてながら、あれがどういうバットなのか調べてみました.



その正体は、EASTONというメーカのバット.
これがXL1というモデル.



私は知らなかったのですが、EASTONは金属パイプなどの加工技術が高く評価されているメーカだそうで、アメリカでは野球道具の有名メーカのうちのひとつです.

上の写真のバットのお値段を調べてみると、なんと、400ドル!!!
約4万円です.

本当にこれがいいバットだとしても、その値段では手が出ないなぁ....


で、更に調べてみると、実はシリーズが2種類あることが分かりました.
・XLシリーズ = End Loaded (トップバランス)
・Sシリーズ = Balanced (ミドルバランス)

更にバットの素材によって、1~4と番号がついていて、
例えばXL1はコンポジット材で最も値段が高く、XL3はアルミで値段が安い事が分かりました.



さて、来年春の高校野球に向けて、もう一本バットが欲しかったうちの子.
せっかくなのでEASTONのバットを買う事にしました.

当然400ドルの高級品はパス.
ネットオークションで安いものを調べて、90ドル弱でS3というモデルを買いました.

こちらが買ったバット.XL1と比べると、黄色と黒が反転しています.





あとで気づいたのですが、私が買ったのは2013年モデル.
今はすでに2014年モデルが発売開始され、S3は200ドルで売られています.
きっといい商売をしているんだろうなと思います...


さて肝心の打った感触は????


たぶん気のせいですが(しつこい)、よく飛ぶように見えます.

まあ、本人がそう信じてくれていて、気分よくバッティングができれば、それでいいかな.と.











2013年9月19日木曜日

【トラベルチーム】 このまま終了か?

前回書いた18Uの大会の翌週は、もともとの予定は車で3時間ほど離れた隣の州の大会に参加予定だったのですが、結局地元の大会参加に変更となりました。

それはそれで移動も楽だし楽しみにしていたところ、3日前になった時点で大会中止の連絡が....
理由は参加チームが少なすぎたからだそうで。
代わりにどこかのリーグ戦にスポット参戦する事になりました。

ところがところが。

うちは当日他の用事があったので少し遅れて試合に行ったのですが、その時点でなんとチームに8人しかおらず、守備の時には相手チームからひとり借りている始末。
うちの子が来たのでようやく9人。

しかもチーム内には見た事ない選手が数名。どうも人が集まらなかったのでどこかで選手を探してきて、彼らはスポット参戦しているようです。

少し気になったので監督に今後の予定を聞いたところ、選手が集まらないのでこの秋はこれで終了との連絡。



そんな......



まだ秋のシーズンが終わるまでには1ヶ月ほどあるため、選手を探しているチームが無いかどうかあわてて調査開始しました。
いいチームが見つかるといいですが.....



2013年9月10日火曜日

【トラベルチーム】18U大会に参加しました

今年の秋の2つ目の大会は、車で3.5Hr離れた隣の州で開催された、18Uの大会でした。
我々のチームは15Uですので、18Uというと3つ年齢が上のチームの大会という事です。
分かりやすく言うと、彼らが高校3年生で、我々は中学3年生
そもそも試合として成立するのか????

この大会は優勝を決めるようなトーナメントではなく、『ショーケース』の大会です。
つまり、大学のスカウトが見に来て、いい選手を探すような意味合いです。
さすがにうちの子の学年ではちょっと早すぎるが、2014~15年に高校卒業する子たちにとっては意味のあるイベントとなります。
ちなみにバットは木製のみの大会でした。

今回、土日の2日間で各チームとも4試合を行いました。
会場はその地域で一番大きな大学のグラウンド。
といってもバックネット裏にはスタンドもあり、芝生もきれいだし、しっかりした会場でした。
広さは両翼99m(330ft)、センター120m(400ft)。


さて第1試合の相手は、17Uのチーム。
18Uチームに比べればちょっとは試合になるかな、と思いきや、
グラウンドに現れた選手たちはうちのチームの選手と体つきが違う
背の高さはともかく、胸板の厚さとか、腕・太ももの太さとか。
うちの子はまだあまりやっていない筋力トレーニングをしっかりやっている感じ。

ピッチャーも明らかに球の速さが違う。
これは打てないだろうな、と思っていたら、案の定打てなかった。

結局4チームのうちでこの初戦の相手が一番強かったのだが、
他の相手もやはり力の差というか体力の差は歴然で、何ともなりませんでした。
まあコールド負けが1試合しか無かったのはよくやった方かな。


相手が弱すぎて面白くないよりはまだましだったしょうか。
少なくともいい経験にはなったと思います。
正直、見ている方はちょっと辛かったですが.....


8/10に高校野球のチーム分けの事を書きましたが、
今回の結果で、うちの子が高校野球でいきなりVarsityのチームに行くのは難しそうだとわかりました。






2013年8月29日木曜日

【トラベルチーム】秋の大会に参加

秋のトーナメントに先週末参加しました。
土日の2日間で、15Uと16Uのチームが混じって戦う大会です。

うちのチームは、以前からいた選手がうちの子を入れて6人。
それ以外は、来年夏のこのチームの選手と、この秋だけ参加する選手がいました。
やはり秋のシーズンはチーム作りが難しく、どうしても寄せ集めの印象となってしまいます。
名前も覚えられないし、ユニフォームもバラバラ。

うちは日曜日は用事があったので参加できず、土曜日2試合だけ参加しました。
(2試合とも勝利!)

そして月曜日に、週末の結果を聞いてみると、なんと優勝(!!)していました。
うちの子の残念がる事。。。
だけど大事な用事だったからしょうがない。

監督に聞いてみると、各選手に配られた優勝トロフィーはうちの子の分も取ってあるそうで、半年振り(3月の大会の準優勝以来)にもらえるトロフィーに喜んでいます。

どうせプラスチックの安物なんですが、それでも嬉しいようで。




2013年8月22日木曜日

【トラベルチーム】 秋の予定

※高校野球ではなくトラベルチームの話題です.


トライアウトも終わり、(まだ8月ですが)15Uチームとして秋の活動が始まります.
この地方の野球で『秋』と言えば、8月下旬~10月下旬までを指します.

うちのチームは、昨年はリーグ戦+トーナメント2つに参加しましたが、今年はリーグ戦は参加せず、トーナメント5つの予定となっています.

その内容は、
地元の大会はひとつ、
州内だが車で1.5時間かかる離れた場所の大会がひとつ、

それ以外の3つはいずれも州外で、
・330キロ、車で3時間強
・350キロ、車で3.5時間
・800キロ(!!)、車で8時間弱(!!!)

最後を除く4つはいずれも土日だけですので、金曜日の夜に移動して日曜日のうちに戻ってこれると思いますが、最後の大会は(金)~(月)という日程になっていて、学校を休んで行かなくてはいけない.
しかも移動時間を考えると恐らく木曜日の昼に出て火曜日に帰ってくるようなスケジュールになると思います.

だけど9月から高校が始まったばっかりで、いきなり野球のためにそんなに学校を休んでもいいのだろうか?????

ちょっと不安です...



2013年8月20日火曜日

【トラベルチーム】 2014のトライアウト

※高校野球ではなくトラベルチームの話題です.


2014年夏チームのトライアウトは7月下旬から始まり、恐らく9割がたのチームは完了していると思います.つまり、各チームとも来年のチームのメンバーはほぼ固まったという事です.

うちの子は今年のチームにそのまま残りますが、それ以外にも8人、合計9人が残ると聞いています.

という事は、新たに集めなければいけない人数は3~4人.
それに対し、トライアウト(数回に分けて実施しました)に集まった人数は合計20人程だったと思います.

トライアウトは受験と似ていて、各自とも本命と滑り止めを用意していると思います.
トライアウトに来ると申込書に情報を記入するのですが、
うちの監督が用意した用紙には『もし合格と言われたら、今日この場で入団の意思を示すか?』という質問項目が用意されていました.

実は昨年も同じ質問があり、私は正直に『他のトライアウトも受けるので、返事は後日になる』と書きました.
今回数名分を覗き見したところ、Yesと書いていたのは半分くらいでした.


さて、肝心の選手のレベルですが、
私の素人目では、うちのチームに来て即レギュラークラスの実力と断言できるのが数名、真ん中より下だがついて来られるだろうというのが半分くらい、それ以外は他のチームを探した方がいいと思います、という感じでした.

その中で、監督が誰を合格にして誰が入団する事になったかは分かりませんが、先週末の時点で12人決まったと言っていました.


さて、トライアウトも終わったので、次は秋の大会へと続きます...

2013年8月12日月曜日

バットの種類 - バランスについて

バットによって重さのバランスが違うのはご存知の通りで、
日本では、
・先端が重たいバット: トップバランス
・平均的なバランスのバット: ミドルバランス
と区別されていると思います.
(グリップ側が重たいバットもありますが、実際はほとんど使われていないと思います.)


ではアメリカではどうか?

アメリカでもバットによってバランスが違うのは同じです.
但し、バットには何も表示されていないです.つまり、振ってみないと分からない.
メーカも積極的に説明している訳では無さそうです.
だけど実際は、インターネットで調べればある程度は分かります.
お店のサイトのQ&Aに、お店の人が持っている情報や、ユーザーの感想が書いてあったりします.


尚、トップバランスという言葉はアメリカでは聞いたことがありません.たぶん和製英語?
英語では "end loaded"とか"top heavy" と呼ばれている事が多いようです.
ミドルバランスのバットは"balanced"と呼ばれています.



また、一般的にトップバランスは長距離打者、ミドルバランスは短~中距離打者に向いていると言われます.

アメリカではどうか?

これは日本と同じです.
end loaded バットはpower hitter (長距離打者)向き
balanced バットはcontact hitter (短~中距離打者)向き
となっています.




さてうちの子の場合、日本にいた時はトップバランスのバットを使ってました.
日本の所属チーム内では体も大きい方でしたし、打順もクリーンナップを打つ事が多かったです.

だけどアメリカにいるとPower hitterなんてとてもとても言えません.


ではbalanced バットを使っているか?

→ 実はよく知りません.お店に置いてあったバットを振ってみて、いい感じだったので買いました.

本当はそれが一番いい選び方なのかもしれません.







2013年8月10日土曜日

高校野球のしくみ (3)

つづきです。


トライアウトは3月の第2週に、州内一斉に同じ日に行われるそうです。

そして、トライアウトに合格して高校チームに所属する事が決まると、以後シーズンが終わるまではそれ以外のチームでの活動は練習も含めて禁止となります。

すなわち、15Uトラベルチームのトライアウトに合格したとして、
そのチームの練習に参加できるのは今(8月)から来年の3月上旬までで、
そこから高校野球が始まり、
高校野球が終わる5月末~6月上旬から再び15Uトラベルチームに参加する、
という流れになります。

逆に言うと、高校野球のシーズンは高校生はトラベルチームでの活動を一切していないという事になります。トーナメントももちろん全く行われません。


聞くところによると、このトライアウトはほとんど形だけのもので、
ほとんどの選手はトライアウトより前にメンバーが固まっているそうです。
すなわち、3月より前から監督やコーチと【アンオフィシャルに】いっしょに練習をしたりして、
ある程度の選手の実力は事前に分かっているそうです。


肝心のチームのレベルはどうかと言うと、
こちらは残念ながらあまり期待しないほうがいいようです。
まあそれは入ってからのお楽しみという事にしておきます。


以上、いまだ人から聞いた話が多く、自分の目で確かめたわけではありません。
おいおいアップデートしていきます。




高校野球のしくみ (2)


つづきです。

これは野球に限らないですが、この地方の高校では、球技のスポーツチームは3種類(3段階)あります。
・Freshman: 9年生だけのチーム
・Junior Varsity(略してJV): 9~10年生のチーム
・Varsity: 9~12年生のチーム

何といっても花形はVarsity
これこそが高校スポーツの頂点で、プロや大学のスカウトが試合を見に来るような状況です。

逆に言うと、JVやFreshmanはVarsityへ向けての準備段階と言い切る事ができます。

そして、どこのチームに入る事が出来るかは、トライアウトで決まります。
そもそも、野球に限りませんが、一定のレベルでないとスポーツはやれません。
初心者が高校から野球がやりたいと思っても、よっぽどメンバーが足りないとかいう事情が無い限りは困難です。
逆に、9年生でもすごくレベルが高ければVarsityに入る事ができるかもしれません。


さて、うちの子が9月から通う高校の、野球チームの今年のメンバーを見てみました。
(ホームページで閲覧できます。)
・Freshman: もちろん9年生のみ
・Junior Varsity: 9年生が3人、他は10年生
・Varsity: 9年生がひとりだけ。

日本に置き換えると、Varsityのチームだけがあり、もし1年生だけの大会のようなものがあればそれがFreshmanに相当します。

そもそもアメリカではチームが完全に分かれていて、監督はそれぞれのチームにいます。コーチもそれぞれのチームに数名ずつ。



日本だと、特別に上手な1年生を除き、ほとんどの子は3年生になるまで球拾いや先輩達のサポートがメイン、自分達の練習は空いた時間で、試合にはほとんど出させてもらえない。
すみません、最近の日本の高校野球の事情はよく知りませんが、一昔前ですとこんなイメージです。

アメリカではこんな事はあり得ません。楽しくなければ(=試合がなければ)存在があり得ないと言ってもいいでしょう。




つづく。

高校野球のしくみ (1)

まず最初に、高校野球といっても2種類の区別が必要です。
ここを勘違いすると話が混乱します。

① 自分が通う高校の部活としてやる野球 ・・・ 日本の高校野球と同じです。

② 上記①の高校野球以外の時期に、トラベルチーム等に所属してやる野球 ・・・ こちらの14U以下の話と同じです。日本ではこういうケースは無いと思います。

以後、ここで【高校野球】という場合は①の事を指します。

===

さて、アメリカ(この地方だけ?実はよく知りません。。。)では、各スポーツにはシーズンがあります。

秋といえば何といってもメジャーなスポーツはフットボール。
アメリカでは一番人気のあるスポーツです。
野球シーズンの終盤とフットボールの序盤が重なると(ちょうど今ごろ)、フットボールを優先させる子も珍しくないです。

冬はバスケットボールとサッカーが人気です。

そして野球は【高校では】春のスポーツになっています。
実際には3月からシーズンが始まり、6月上旬に終わります。

それ以外にも、陸上、バレーボール、水泳、ラクロス、その他いろいろスポーツがありますが、それぞれシーズンがあります。

ちなみに高校では『夏のスポーツ』はありません。夏は夏休みです!!
(ということは、夏休み中に練習、なんてありません。)


つづく。





2013年8月6日火曜日

【タイトル変更】 アメリカの高校野球の記録

14Uでのシーズンは終わり、新たに15Uチームでの活動が始まります.

14Uと15Uの違いは何か?
それは、15Uは全員が高校生であるという事です.


うちの子は9月から現地の高校に通います.
日本では中学3年生の2学期ですが、この地方は9年生から高校生です.
高校は4年間あります.義務教育ですので入試もありませんし、学費は無料です.

よって、ブログのタイトルを変更しました
これからは高校野球の話を中心にしていくことになります.

これまではほとんど情報を持っていませんでしたが、
高校入学に先立ち、いろいろ情報集めを始めたところです.

また少しずつ書いていきたいと思います.




2013年8月5日月曜日

今年の夏のシーズンは完了しました ⇒ 【総括2】

今回は選手の話です.

うちのチームは昨年の秋に発足しましたが、これまでに結局8人が辞めました。途中追加もあり、残っているのは11人です。

最初にやめた3人については以前に書いたので省略します(2012年12月4日のブログ参照).

残りの5人の理由は、監督に聞いた話によると、
・楽しくないから・・・1人
・他の予定が忙しくて野球のための時間がない・・・1人
・お金がかかり過ぎる・・・3人

となっています。

最後のお金が・・・というのはよく分かります。
前回書いた通り、このチームは本当に遠征が多かった。
うちも貯金を切り崩していました....


いわゆる強豪と呼ばれるチームほど、シーズン途中での選手の入れ替えが多いようです。
うちのチームは強豪の一歩手前くらいのレベルですが、それでもこの人数です。

但し、うちのチームは全員が自らの理由・都合で辞めていきました。
強豪チームは、監督が辞めさせる、または、チームに居辛くなる状況を作る、という事も行われているらしいです。


さて来年夏のチームはどうなるでしょう。いろんな意味で楽しみです。





今年の夏のシーズンは完了しました ⇒ 【総括1】

長いようで短かった今年の夏の野球も全て終了しました.
雨のため中止や延期となった事もありましたが、おおむね満足いくシーズンになりました.

今回は総括です.

2012年12月7日のブログに今年の参加大会の事が書いてありますが、
その後予定の変更などがあり、結局全部で18大会に参加しました。
そのうち、
・飛行機での移動:1大会
車で3~6時間の移動(州外):6大会
・それ以外の11大会はローカル(車で3時間以内)

その他の情報として、
・3月中旬から8月上旬まで、母の日の週末を除き毎週大会に参加
・ホテル宿泊総日数:19泊
・子供が野球のために学校を休んだ総日数: 1日
・私が野球のために仕事を休んだ総日数: 11日


振り返ってみると、時間もお金もかかったシーズンとなりました.




2013年8月2日金曜日

平等・公平の精神

1チームのメンバー数を11~12人とし、出場機会をみんなに与えてあげる。
これはこちらでの少年野球のあり方の基本です。

子供たちにとって野球はあくまでも楽しむもの。出場機会が少ない選手が楽しくないと感じると、親が監督に文句を言い、解決できないとチームを辞めて他のチームを探す。
こちらに来て3シーズン目ですが、初めは驚いていたこの事も、もはや当たり前の感覚となりました。

日本では2番バッターは小技が聞くバントがうまい選手というのが常識です。
高校以上だけではなく少年野球でもそういう打順を組むと思います。

こちらでそれをやると、『どうしてうちの子にバントばっかりさせるんだ!』と親が監督に文句を言う事があります。
『みんな平等・公平に打たせるチャンスを与えるべきだ。』という事です。
少なくともうちの子(14歳)くらいまでは、役割分担という考え方はまだあまり無いようです。
まあ、これから体が大きくなって、今後どういう選手になっていくか分からないし、この年齢で決めつけるな!という事でしょう。


但し、チームによっては弱肉強食、特定の子が出場機会が少ないと言う事もあるようです。

うちの子のチームは、特に最近になってから、特定の子の出場機会が減ってきました。
特に守備があまり上手では無い子は、守る機会が少なくなってきました。

この場合、大会によってはベンチ入り選手全員が打つわけではなく普通の野球ルールで行われる事もあり、その子は打つ機会も少なくなると言う事になります。

それでも代打や代走で出場するので、全く出ないという事はありません。
(しかもこの子はいいところで渋いヒットをよく打ちます。)
かつ、この子は『いい子』なので、ふて腐れたり文句を言ったりする姿を見た事がないです。
なのでうまく行っているのかも。


うちのチームは、シーズンの最初に監督から親に対して、チーム方針の説明がありました。
最初の方は公平に選手を出場させるが、途中からは成績のいい選手から使う。
打順も成績をベースに決める。
この考え方も、ある考え方では『平等・公平』です。


こちらで一番問題となるのは、監督・コーチが自分の子供を優遇する事。
こういうチームも少なからず存在するようですが、間違いなく批判されます。
ただ、こういった事は新しく加入したチームでは後からでないと分からないのが難しいところです。(なので途中で辞めていくんでしょう。)
幸い、うちの監督はこういう事が全く感じられません。


また、試合に勝つことを最優先させて、他のチームからいい選手を引っ張ってきて元々いた選手の出場機会を奪う、という事も、特に強豪と呼ばれるチームでは行われているようです。
選手の育成よりも目先の勝利にこだわるという事ですね。
これは、目先の勝利にこだわる ⇒ チーム成績が上がる ⇒ 評判が上がる ⇒ いい選手が集まってくる ⇒ チームが強くなる ・・・ という図式です。
詳細は省略しますが、ここにお金の話が絡んで来る事も少なからずあるようです。

幸いうちのチームではこういう事はありません。



さて、来年のチームのトライアウトも始まっています。
またいろいろなドラマが生まれそうです。




2013年7月23日火曜日

2014年のチームのトライアウトシーズンが始まりました!

早いもので、アメリカに来てから2年半。
うちの子は12U、13U、14Uと、3シーズンを経験しました。

さて、来年は15U。正確には来年からではなく、8月中旬以後の大会は2014年のチームとなりますので、15Uになります。

トライアウトはほとんどのチームで7月下旬~8月中旬に行われるようです。
これは例年通りです。


さて、14Uは微妙な年齢と言う話は昨年書きました。
15Uはある意味すっきりしています。
全員が高校生となります。


高校生は、高校野球シーズン中は他のチームで活動してはいけない規則になっているそうですので、3月から6月上旬まではチームとしての試合も練習も無い事になります。

すなわち、秋~冬の間(8月~翌年2月末)に他のスポーツをやる選手とは、来年6月まで一緒に練習したり試合をしたりする事は無いと言う事です。


うちのチームの監督は、今のメンバーはトライアウト免除で、全員残留OKと言っています。
何人が残るのかは分かりませんが、トライアウトは別にちゃんとやって、いい選手を探すようです。

今年のチームも、元々は去年のチームから10人が残ると聞いていたのですが、ふたを開けてみると7人になっていて、更にその後脱退者が数名いますので、最初からもう少し人数を増やしておきたいのでしょう。

うちの子は恐らくこのままこのチームに残留する事になると思います。



ところで、トライアウトの情報(掲示板)を見ると、去年までは全く気づかなかったのですが、15U以上のチームのトライアウトは14U以下に比べて極端に少ないです。
9U~13Uまではたくさんあり、14Uは少し減り、15U以上はかなり減る、という感じです。

これは、中学生以下はほとんどの子はシーズン毎にいろいろなスポーツをやっているのですが、高校生になるとある程度自分のやるスポーツを絞り、結果として野球を辞める子が増えるからだと聞きました。
つまり、チーム数そのものが少ないようです。

と言う事は、各チームのレベルそのものは上がってくるはずなんですが、さてどうなるでしょう!?


ちなみに高校に通っている子の話によると、高校野球のレベルはトラベルチームより低いそうで、その点はちょっとがっかりです。






2013年7月20日土曜日

木製バットの大会(2度目)

今週はまたも木製バットの大会に参加しています。

先日の大会では、一度もバットが折れる場面を見なかったと書きましたが、
今回はうちのチームだけで5試合で3本折れています。

14歳が投げたボールでも、打ち所が悪いと折れる、という事が分かりました。
鈍い音がするので、バットが折れたな、という事は観客にもすぐ分かります。

ちなみにバットが折れた選手は、次の試合に備えて試合後にバットを買いに行きます。
お金がかかります。。。


それにしても、いつも調子よくヒットを打っている選手が、木製バットだと内野の頭を越せない。
そんなに違うものなんですね。なかなか面白いです。

試合が中断!!さて何が起こったのか?

おとといの試合で起こった出来事です。
試合の途中で中断。

デッドボールに怒って乱闘したわけではありません。
選手が怪我をしたわけでもありません。
雨がふってきた訳でもありません。

さて何でしょう??









正解: 『雷がゴロゴロとなったから試合中断!』

どこでなったのか分からないくらい、どこか遠いところでゴロゴロと鳴りました。
雨も降っておらず太陽も出ていて、少なくともこのグラウンドに落ちる事はないでしょう。
だけど中断です。

30分くらい待ったでしょうか。
選手達は暇をもてあまして、遊んでます。

これが1試合中に2度起こりました。

もちろん選手の安全が第一、という事でしょうが、待っている時間は選手も観客もちょっと辛かったです。(暑かった!)



とその時、いきなり豪雨が降ってきました。
天気予報を調べていたのか、直前にビニールシートがかけられました。
30分ほどで雨が上がると、それからしばらくして試合再開となりました。


こちらが中断中のグラウンドの様子。

2013年7月13日土曜日

学校のグラウンド

日本の中学・高校野球で練習する時は、よっぽど恵まれたケースを除いて、
他のスポーツと共用でグラウンドをシェアするケースがほとんどではないでしょうか。

アメリカではどうか?

私たちがいる地方での話になりますが、

各学校ごとに専用の野球グラウンドが用意されています。


それもひとつではありません

こちらがうちの子が通っていた中学。


右上が野球用、左側二つが野球とソフトボールの共用。
野球用の下の広いエリアは、サッカーとかフットボールとかに使います。
(ちなみに下のほうが校舎)
中学生のグラウンドは内野は土です。


そしてこちらがうちの子が9月から通う高校。



高校には普通は2つ以上の野球場があります。
右上がレギュラーチーム(Varsityと呼びます)のグラウンドです。
高校になると内野はもちろん芝生
外野にはフェンスあり。

そして下のほうには立派な陸上競技場(フットボール場を兼ねる、というかフットボールがメイン?)があります。

尚、高校生は自動車通学が可能ですので、駐車場も広いです。



こちらは別の地域の高校。先日ここで試合しました。


立派な野球グラウンドが2面あり、いずれも内野が芝生。
バックネット後方には、小さいですが、観客席(スタンド)が用意されています。
真ん中の上のほうにはバッティングケージが2つあり、ネットが張られています。



アメリカは広いといいますが、ホントです
こちらは地方の田舎なので、土地代なんてきっとタダみたいなもんなんでしょう。

試合だけでなく、何の気兼ねもなく練習が出来る環境。
これだけは日本はどう頑張ってもかないっこありません。



逆に、『工夫する』という知恵は、いい環境に恵まれると出てきにくいかもしれません。
このことは、アメリカ人と仕事をする上での状況にもつながります。。。。。

・・・っと、その話題はやめておきましょう。



ブルーとは?

ブルー(Blue)!

試合中に良く耳にする言葉です。さて何の事でしょう?

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正解は、審判のことです。(特に球審。)



では、なぜブルーなのか?


これは推測になりますが、
審判の皆さんは薄い青色のシャツを着ていることが多いからだと思います。

もちろん薄い青色以外にも、薄い黄色だったりグレーだったりしますが、
関係なくいつでもブルーと呼ばれています。

例えば、際どい球をボールと判定されると、守備側の観客からは
『カモン、ブルー! (Come on Blue!)』 (*)
とヤジが飛びます。

選手もコーチも観客も、みんながブルーと呼びます。


こちらは典型的なブルーの姿。




尚、話がそれますが、
判定に対する観客のヤジはかなり多いです。
審判に聞こえるくらいの大きな声で観客が叫びます。
いや、プロじゃなくて子供の試合でも。

よって、日本のように、各チームからボランティアで、というスタイルは恐らく成り立ちません。
『冗談じゃない、やってられるか!』となると思います。

ちなみに審判は観客を退場させる権利も持っています。
コーチの退場(判定にクレームを付けた結果)は見た事ありますが、観客の退場は今のところ見た事ありません。
結構ひどいことを聞こえるように叫んでいる観客もいますけどね。



(*)
この場合のCome on は、ウソだろ!頼むよ!というニュアンスでしょうか。
Come on も試合中に良く聞く言葉です。特に観客から。
例えば味方のピッチャーがストライクが入らない時には、観客からCome onと声がかかります。




2013年7月11日木曜日

逆シングル

ゴロを捕る基本は、体をボールの正面に持っていく事と教えられます。
甲子園の高校野球では、三遊間に飛んだゴロを
ショートが回り込んで捕って一塁へ遠投、というシーンをよく見ます。

ところがこちらでは、特にショートですが、回り込んだら正面で取れそうな打球を逆シングルで取る場面をよく見ます。日本でやると怒られそうな守備です。

ですが、ボールを捕ってから投げるまでの動作にかかる時間は、もしかするとこちらの方が短いのではないでしょうか?
ボールを逆シングルで捕る技術が問題であり、それができるのならばそちらの方がいいのではないかと思うようになってきました。

回り込んで正面で捕って投げるとどうしても投げる体勢が苦しいですし、投げるまでにステップが必要です。逆シングルだと肩が強ければそのままノーステップで投げられます。投げる態勢が楽です。

要するにどちらがアウトに出来る確率が高いのか、です。


すみません、なにぶん素人ですので、的外れな事を言っているかもしれません。ご容赦ください。




2013年7月8日月曜日

バントについて

アメリカの野球ではバントが少ない、というのが一般的な印象と思います。
実際はどうか?


うちの子が12歳~14歳まで、3シーズン試合を見てきた感想ですが、

断言できます。日本に比べてバントは少ない。



今年のシーズンが始まって約4ヶ月、うちの子は34試合の公式戦に出場しましたが、
ここまでにやったバントは。。。。。

1回だけ。

成功したのが1回ではなく、バントのサインが出たのが1回です。



では、他の子も合わせて、このチームで何回のバントのサインが出たかというと、
私の記憶では。。。。。


10回未満。たぶん7~8回。



初回、先頭バッターが出塁してノーアウト1塁。
⇒ この場面でのバントを見たのは、今年はゼロ。 と言うかアメリカに来て一度も見た事が無い。

この作戦は日本では定石と言っても過言ではないでしょう。
『ここは確実に送って。。。』というセリフは普通に耳に入ってきます。
高校野球以下だけではなく、プロでも普通。

こちらでは、バントをするのは、終盤に差し掛かってきわどいゲームをしている時、
または、相手ピッチャーから点が取れなさそうと思ったら中盤以後、ですね。


尚、バントが少ないと言う事は、バント守備の機会も少ないと言う事です。
ランナー1塁でバントされて、セカンドフォースアウトにした、という場面を1度も見た事がありません。


さてこういう環境で野球をやっているうちの子が、日本に戻った後に日本の野球に付いていけるのか心配です。



2013年7月5日金曜日

木製バット

先週末の大会は、Wood Bat の大会でした。
日頃金属バットや複合素材のバットを使っている子供達も、この大会は木製バットだけです。

うちの子は木製バットでもたまに練習していたので、あまり戸惑う事は無かったのですが、
・ボールが飛ばない
・スイートスポットが狭い
・重い
の三重苦で、苦しむ子供もいます。

尚、うちの子はバットのグリップの部分にグリップテープを巻いています。
巻かないとすべるみたいです。

さて試合では、やはり外野手が少し前に守っていたのが特徴的でした。
ピッチャーは、インコースにズバッと速い球を投げて詰まらせればいいのに、と思っていましたが、特にそんな様子は無かったです。

ちょっと残念?だったのはバットが折れるシーンが一度も見られなかった事です。
まあ14歳の球速じゃぁまだ無理か?



またしても雨に。。。

先週末のトーナメントではまたしても雨にやられました。

木曜日からの大会で、またまた仕事を休んで車で3.5時間くらい離れた場所へ行きました。

木曜と金曜の2日で3試合、2勝1敗。土曜日の試合に勝てば日曜日の決勝トーナメントへ進出。

土曜日の試合は夕方6時から。朝から曇っていたので気にはなってたのですが。。。
案の定4時くらいから雨が降り出しました。

試合会場はホテルから30分くらい離れたところだったので、雨の中4時半くらいに出かけようとすると連絡が。試合開始2時間遅れ。
しょうがないのでホテルの部屋で待機していると、結局中止の連絡。
よって決勝トーナメントへは進めず、翌日の試合も無し。
このまま帰りたい気分でしたが、もう夜なので、そのままむなしい夜を過ごしました。

今週は地元での大会なのでちょっと安心。

2013年7月3日水曜日

バッティングセンター(情報更新)

ここのところ、地元ではなく遠方の大会が続いています.
毎週末、車で数時間かけて大会に参加し、ホテルに泊まり、...という生活.
時間だけでなくお金もかかります.....

さて、2012年5月5日に、この地方でのバッティングセンターの情報を書きました.
その後1年ちょっとの間にアップデートがあります.

(1) アイアンマイクのピッチングマシーンもあった.
   先日初めて見つけました.うちの子も試してみましたが、なぜかタイミングは取りにくそうでした.腕の辺りが暗くて見にくかったみたいです.

(2) 最高スピード 85mph (=136キロ)を発見.
   うちの子も試してみました.アイアンマイクではなく2つのタイヤが回るタイプでしたので、タイミングを取るのが難しそうでしたが、まあそれ以前にそもそも速くて打てない.

(3) 屋内のバッティングセンターがあった.
   (1)のアイアンマイクがあったバッティングセンターは屋内でした.


さて、この(2)のバッティングセンターは、$20(≒2,000円)でコイン25個、1個で18球でした.
私の知っている日本のバッティングセンターに比べても、よく行く近所のバッティングセンターに比べても、かなりお得です.

(2)に行った次の日によく行く近所のバッティングセンター(75mph≒120キロ)に行きました.
去年の5月は速くて当たらなかったのが、今ではよく打ちます.
うまくなった?それとも85マイルの後なので遅く見えただけ??


2013年6月20日木曜日

明日から。。。

今日は水曜日の夜ですが、車で約5時間離れた隣の州で開催される大会に明日から参加します。

4日間で最低4試合。決勝まで行くと最大9試合。
参加チームは今年参加した大会出最多の64チーム。
日本と違って週末にかけて一気に試合をするので、
64チーム全てが近くにいる事になります。
選手+コーチ+応援を入れるといったい何人が集まっている事やら。
うちのように遠くから来るチームも多数あるので、近所のホテルも大繁盛です。

場所は野球場が10つ集まった広大な敷地です。
ホームページによるとこんな感じ。






さて、うちのチームの最初の試合は10:30からなので、1時間前に着くためには朝4:30出発。
早く寝なきゃ!



2013年6月16日日曜日

【補足】 コールドゲームについて

コールドゲーム。
ちょっといやな響きです。
それはやった事よりやられた経験の方が多いから???

それはさておき、
アメリカでは実はコールドゲームは余りありません。
だけどマーシーゲームはよくあります。

日本では雨のため途中で試合が終わる事も大量点差がついて途中で終わる事もコールドと言いますが、アメリカでは、
・雨=コールドゲーム (Called Game)
・大量点差=マーシーゲーム (Mercy Game)
と使い分けられます。

もしかするとMercy GameはCalled Gameのひとつかも知れませんが、Mercy GameをCalled Gameと呼ばれたのを聞いた事が無いです。
すみません、あいまいで。


昔はCold Gameかと思ってましたが、よく考えればそんなはずは無いですね。
カタカナで覚えた英語は時々ハッとする事があります。

審判がゲーム終了(成立)をコール(Call)するからコールド(Called)ゲームなのだと思います。

投球ルール

ピッチャーの投球制限についてこれまでに何度か言及しています。

うちのチームは、USSSAという主催団体の大会によく参加しますが、
私達が住んでいる州では今シーズンからピッチャーの投球制限ルールが新しくなりました。

それは、
『大会を通じてMaxで8回までしか投球できない』
というルールです。

大会はほとんどが2日か3日で、最低3~4試合、決勝まで残ると5~7試合戦います。
仮に7試合あったとすると、ピッチャーは7人の準備をしておかなくてはならなくなります。

では、優勝しようとすると、いいピッチャーが7人もいるのか??
→ 本当の強豪チームは実際そのようですね。7番手くらいのピッチャーでも【普通のレベル】のチームはそうは打てないでしょう。


ところが、強豪チームになると別の有利な点が出てきます。
ピッチャーは各試合7回まで投げなくて済むんです。
それは。。。コールド勝ち

3回で15点差、4回以後で8点差がつくとコールドゲームになりますので、
強豪チームは、レベル差のあるチームに対しては3~4回で終わることも珍しくないです。
これでピッチャーをセーブできます。

尚、ピッチャーは誰が何回投げたか、試合毎にホームページに記載されます。
ちゃんと記録を調べれば、次の試合に誰が投げられない、とかの情報が得られそうです。
(そこまではやってないと思いますが。。。)

=====

さて昨日の試合。
うちの子は先発、7回が終わった時点で同点。延長に入りました。
8回にランナーを2人出したところで交代。記録は7回0/3を投げた事になります。
大会はもう1日残っていますので、あと1回(アウト3つ)は投球できる事になります。

緊急事態以外では投げないで欲しいですが。。。

忙しい週末

ここ数週間連続で週末は野球の大会に参加しているので忙しいのですが、
先週末はちょっと違った忙しさでした.

まず野球の大会は(土)(日)だったのですが、
うちは土曜日にニューヨークに行く必要があったため、
金曜日の夕方の飛行機で移動.

土曜日の午前中に用事を済ませ、その日の夕方の飛行機で戻ってきました.

そこから車で2時間かけて、大会の開催地へ移動.
到着したのは夜の9時過ぎで、その日は宿泊だけ.

次の日の朝から試合.

そして夕方に試合が終わってから、また車で2時間かけて帰宅.


ニューヨークまでわざわざ行ったのに、観光もせずに戻ってきて野球でした.
せっかくアメリカに住んでいるのにちょっともったいなかった.


優勝できたらまた気分も違ったんだけどなぁ...
(準決勝で負けました)



2013年6月4日火曜日

先週末は。。。

前回の続き。。。。


金曜日は学校を休んで野球の試合に向かいました。

自宅から試合会場まで車で5時間弱。
試合は金曜日の11時からで、現地に10時集合。
という事は、出発は朝5時。
起きたのはその1時間前。

。。。。 ねむい。



車で移動中、なんだか雲行きが怪しくなってきた。
現地まであと1時間くらいになってきた時に!!!! どしゃ降りの雨!!!!!

そして現地のグラウンドに着いたが、誰もおらず。
そこにメールが。『本日雨のため中止。』

何のために早起きして来たんだよ!!!
だけど天気には勝てない。

その日はもう1試合ある予定だったが、そちらも雨で中止。
という事で、この日は早めにホテルにチェックインしたら、そのままグースカ寝てました。


==========

さて明くる日。
またも朝から雨。
メールが。。。。。『今日も中止。』

ガーン。。。。。。。


この日は子供達はそろって映画館~ゲーセンへ。
親たちは観光とか買い物とかで時間をつぶす。


これで丸二日が無駄。
ホテル代2泊分はもちろん自腹。


==========

さて日曜日。
ようやく晴れて、2試合できました。
だけど試合が終わったのは7時過ぎ。
そこから帰って家に着いたのは夜中の12時。
子供は帰りの車の中で爆睡。


いやはや、大変な週末でした。




2013年5月25日土曜日

学校は??

うちの子のチームは、母の日の翌週末から8月第1週までは毎週末が野球大会です。

さて来週の野球大会は約500km離れた場所で開催されます。
車で約4時間半かけて移動しますが、うちのチームの第1試合は金曜日の11時から


ちょっと待て????


夕方の塾は休むにしても、昼間の学校は????????


まだ夏休みじゃないぞ??????????????????



もしかして、野球は学校より優先??????????????????



いまだによく分かってないのですが、他の親からの苦情も聞かない事から察すると、
どうも野球のために学校を休むのは珍しい事では無いと思われます。

どうも日本人の感覚と合わん。
義務教育なのに、あり得んぞ。



ちなみに夏休みは6/13からスタートです。
もうすぐだ!!



2013年5月20日月曜日

2011年1月30日の書き込み内容の訂正

アメリカに来て2年と5か月.
子供がアメリカに来て2年と2か月.
今になって昔の書き込みを読み返すと、間違った情報も書いてあります.
今回は2011年1月30日の内容を訂正したいと思います.

間違っている内容は、トーナメントチームとトラベルチームの説明です.
以下が正しいです.

トーナメントチーム
トーナメントオンリーチームとも言われます.週末のトーナメントに参加しますが、リーグ戦(主に平日)には参加しないチームの事です.
リーグ戦に参加しない理由は、今考えると以下の通りです.
(1)お互いのチームの監督同士が連絡を取り合い、日程や会場や審判のスケジュール調整をする必要があり、面倒.
(2)必ずしも強くないチームが多数参加していて、あまり楽しくない試合となる事がある.

調べてみると、本当の強豪チームはリーグ戦には参加していないケースもよくあります
同じお金をかけるなら、(1)(2)を考えるとリーグ戦には参加せずトーナメントだけに参加するという判断だと思います.

トラベルチーム
トーナメントオンリーチームもトーナメント&リーグ戦に参加するチームも、
地元の大会だけではなくそれ以外の場所で行われるトーナメントに参加するチームは、
広い意味でトラベルチームと呼ばれます.


トーナメントチームとトラベルチームを並列で比べて書いたのは間違いでした.

2013年5月11日土曜日

グローブ買いました

今日も子供の野球とは関係ない話です。。。

4/17に自分のグローブが欲しい事を書きましたが、悩んだ末に買いました。
ミズノのグローバルエリートというモデルです。
定価約2万円のところを1.5万円ほどで買いました。
インターネットで買ったので少し不安でしたが、モノが届いてはめてみるとなかなかいい感じです。
少し硬いので、徐々に馴染ませていきたいと思います。
恐らく人生最後のグローブ購入。大事に使いたいです。

尚、日本の高校野球では使用できません。
指の部分に大きくメーカ名が刺繍してありますので。
逆にそれが無いグローブはアメリカには売ってないみたいです。

ついでに言うと、バッティンググローブも真っ黒とか真っ白とか売ってないです。
バットもカラフルです。

日本に帰ったら子供の道具は全部買い直しだなぁ。。。

2013年5月6日月曜日

ディズニー

先週くらいより急に温かくなってきました。
野球観戦にコートや毛糸の帽子はもういりません。
春を通り越して一気に夏が来た感じです。
しかし1週間ばかりの間にこの変わり様は何なんだ??

さて先週末はUSSSAの大きな大会のひとつ、SNITというものに参加しました。
これはNIT(ナショナルインビテーショナルトーナメント)という名前にスーパーが付いたものです。
平たく言うと、招待されたチームだけが参加できる大会(実際にそうかどうか知りません)で、
私が知る限り、州内でも大きな大会のひとつです。

では何がスーパーなのかと言うと、この大会に優勝するとディズニーに参加する権利がもらえる、という事です。

ディズニーとは?

アメリカで(少なくとも私が住む州内では)野球をやっている人達がディズニーと言えば、
フロリダのディズニーワールドにあるコンプレックス(野球場がいくつもある巨大な施設)で開かれるワールドシリーズ(全国大会)の事を指します。

こちらがグーグルマップのディズニーコンプレックスの写真。


さて、SNITの優勝を目指して、私の住む州内だけでなく州外からも強豪チームが参加していました。
結局ベスト4に残ったのはいずれも州外のチームでした。ちょっと残念ですが、これがこの地域の実力。

そのベスト4に残ったチームに負けたベスト8のチームと予選で対戦しましたが、全く歯が立ちませんでした。

何が違うのか?

決定的に違うのはパワーと体格。背の高さだけでなく、体つきが違います
あの桑田投手がPL学園に入学したときに清原選手を見てその大きさに驚き、野球をやっていく自信をなくしたと聞きます。まさにそんなイメージです。
成長が早いとか遅いとかそんなものではなく、なんかこう、食ってるものが違うと言うか、人間が違うと言うか、人種が違うと言うか(実際違いますが)。顔つきはまさに【おっさん】。
彼らと試合をしていると、うちの子はホントに子供っぽいちびっ子です。

試合ではうちの子が先発し、3回までに2本の柵越えホームランを打たれました。
柵越えを打たれたのはアメリカに来て初めてです。しかも1試合に2本。しかも両方ともセンター。
(ちなみに球場はちょっと狭めで、フェンスまで100m弱。だけどうちの子が打っても超えそうに無い。)

だけどこの地方はアメリカ全体の中のほんの片田舎。
世の中にはもっとすごい選手がゴロゴロいる事でしょう。
こんな彼らでもメジャーはおろかプロになれるのはほんの一握りだろうと思うと、
プロ野球選手を目指すと言う事は本当に厳しい世界だとつくづく思い知らされたのでした。




2013年4月22日月曜日

あり得ん。。。。。

今日の対戦相手。
ライトがやけに右中間よりに守っている。
何でだろう。。。。。。。




。。。。。。。





あれ?センターは???????






???????





え゛?





外野が2人しかいない?????????





???????????????





なんと相手は8人しかいないじゃないか!!!!!!!!!!




!!!!!!!!!!!!!!!




すみません、これでも公式戦のはずなんですが。。。。






日本の常識では考えられない事が起こる。それがアメリカ。









2013年4月17日水曜日

グローブが欲しい

・・・と言っても子供ではなく、私です。

私が使っているグローブは、約10年前にアメリカで買った、ミズノ製のものです。
よく覚えていませんが、3,000円くらいだったと思います。
こちらでは軟式用・硬式用の区別はありません。高い(良い)か安いか、です。

子供が小学生の時、日本で軟球でキャッチボールをする分には全く問題ありませんでした。
ところが、アメリカに来て硬球を使うようになってから、子供とキャッチボールをする時はほとんどキャッチャーミットを使います。なぜなら、このグローブでは手が痛いから。

キャッチャーミットは私には贅沢なミズノプロという高級品を日本で買いました。
新品でしたがモデル落ちだったので3万円ちょっとでした。新モデルだと5万円くらい??

先日たまたまキャッチャーミットが無く、このグローブでキャッチボールをしたのですが、まともに芯で取ったら手がしびれてしばらく感覚が無かったです。

そこで、ちょっといいグローブが欲しくなった次第です。


こちらではウィルソンというメーカのA2000というモデルが高級品として人気があるようです。
だけどせっかくなので私はミズノが欲しい。
こちらで見かける唯一の日本メーカだから。という単純な理由。

アメリカと日本のミズノのホームページを比べると、型番まで全く同じ商品は無いようです。
日本では高校野球の道具の規則が厳しいため、アメリカで売られている商品はそのままでは使えないから??と想像しています。その点私が使う分には関係ない。

一方で、今回買うグローブが、恐らく自分の人生最後の新品グローブ購入になるのでは無いか、とも冷静に考えます。ちょっと贅沢していいやつが欲しい。だけどこれから先、きっとそれほどは使わない。

さてどうしようか。悩み中です。

2013年4月16日火曜日

ピッチャーと守備位置

今年の春の甲子園大会では、決勝まで行ったチームのピッチャーの投球数が話題になったようですね.
いろいろ意見はあると思いますが、今まで日本では当然だった事が、おかしいのではないかと感じる人がいて、それが話題になるようになった事自体は歓迎すべきことと思います.
日本の野球界は閉鎖的な社会ですので、昔はそのような事を話題にする事自体がありえなかったのでしょうか。(今でもそういうケースもあると想像しますが。。。)

さて、以前にも書きましたが、アメリカではピッチャーの投球数を非常に気にします.
酷使しすぎて故障する事を恐れます.肩は消耗品。
メジャーリーグでもそうですが、子供たちも同じです.
監督もコーチも、親も、気にします.
みんな目指すのは大学野球ですので、高校までに投げすぎて故障したくない、という事です.


うちのチームの先々週末の大会では、2日間で4試合をこなしました.
この4試合で使ったピッチャーは合計6人、合計24回でしたので、一人平均4回/2日間です.

今回の試合に参加した選手は11人でしたが、ほぼ全員がピッチャーの練習もしています.
ピッチャーは多ければ多いほどよく、こちらのトーナメントはいずれも短期ですので、チーム内に良いピッチャーが何人そろっているか、というのが大会で上まで勝ち残れるかどうかにつながります.


また、守備位置も必ず複数のポジションの練習をします。
うちの子は日本にいた時はピッチャー以外はファーストだけでしたが、今のチームではファースト以外に外野の全ポジションを守ります。
今回の大会でもピッチャー・ファースト・レフト・センター・ライトの5つをやりました。

しかし、こうなってくると、ポジション別にグローブが欲しくなります。
うちの子はファーストミットの他には一つしか持っていませんので、ピッチャーと外野は兼用です。
外野を守る機会が増えてくると外野手用のグローブを欲しがるかな?
(またお金が。。。)





2013年4月10日水曜日

今シーズン2つ目のトーナメント

先週末に、今シーズン2つ目のトーナメントに参加しました。
車で4時間弱の、州外の大会です。
土日の2日間で4試合でした。
土曜日は寒く、コートを着て毛布にくるまって応援していましたが、
日曜日は気温も上がり、少しポカポカでした。

さて写真はグラウンドの様子です。

なんと内野は人工芝でした。(外野は天然芝)

ピッチャーマウンドは持ち運びが出来るタイプ。
アメリカは子供の学年によってダイヤモンドの大きさが細かく変わるので、これだと確かに便利です。
金属スパイクが禁止と言われ、あわててプラスチックのスパイクを買いに行きました。
(ちなみに英語ではスパイクとは言わずにcleats(クリーツ)と言います)


ところで、ある相手チームに上手な日本人選手がいました。
ピッチャーもやっていましたが、いかにも日本のいいコーチに教えてもらったような、きれいなフォームでした。
うちの子はだんだんとアメリカ人風のピッチングフォームになってきています。
日本に戻って野球チームに入ったらフォームを矯正されるんだろうなぁ。。。。なんて思っています。


2013年3月29日金曜日

心の野球

先日日本に戻った際に、たまたま本屋で見かけて、買ってみた本。

『心の野球』(桑田真澄)



最初の数ページだけ読んでそのままにしていたが、
昨日、出張帰りの飛行機の中で一気に読んだ。

日本とアメリカの両方の野球を経験した桑田氏。
日本の良い面と悪い面、アメリカの良い面と悪い面が、それぞれバランスよく書いてあり、しかも内容が共感できる。

特に、自分がアメリカに来た後、離れた場所から日本を見て感じていた日本の良い面と悪い面。
まさに自分が思っていた同じ気持ちがいろいろなところで書かれている。
よってこのブログの内容と似ている部分も多い。


野球少年やそのご両親、監督・コーチの皆様にお勧めいたします。



2013年3月26日火曜日

翌日は

本日は雨のため全ての試合が中止、との連絡がありました。

せっかく遠くまで来たのに、結局1試合だけ。。。

まあそれでも勝ったのでよかった.

さて、うちは帰りの飛行機を早い便に変更して帰ります.
他の家族は車です.気を付けて!





2013年3月24日日曜日

シーズン初戦はいきなりの。。。。

今シーズン最初のトーナメント参加のため、アトランタへやってきました。
大会は金曜日の夕方から開始、土・日の3日間で行われます。
参加チームは14。大会のレベルが高い割にはちょっと少なめです。
ほとんどは地元ジョージア州のチームですが、うちを含めて3チームが州外からの参加です。
ジョージア州はカリフォルニアやフロリダ州と同じく、強豪チームが多い事で有名らしいです。

さて金曜日の夜に、アトランタ空港からグラウンドに直行し、下見をしました。
夜8:30頃でしたが、まだ数試合がナイターで行われていました。
さていよいよ明日から試合だ!

それからホテルに着いてゆっくりしていると外で雷の音が。。。
窓から外を除くと、どしゃ降り。。。
まさか遠路はるばるここまで来て、明日は中止か???

翌朝目が覚めると、案の定、雨は降り続いていました。
監督からメールが。。『試合開始2時間遅れ』
11:20からの予定だったので、1:20からに。

ゆっくり朝食を食べて、しばらくするとまた監督からメールが。。
『更に2時間遅れ』 ・・・ということは3:20からか。
まあしょうがない。天気には勝てません。

その間子供は同じホテルに泊まっているチームメートとどこかへ遊びに行って戻ってこない。

雨もやんで陽もさしてきて、もうちょっと待てば試合やれそうか!?
そしてまたまたメールが。。。『更に1時間遅れ』
そして、次のメールには『更に1時間遅れ』

結局、試合開始は合計6時間遅れの夕方5:20の試合開始となりました。
試合の間は天気は何とか持ったものの、グラウンドは湿っていました。
ところどころ水溜りも。
だけどグラウンド整備を一生懸命やって頂いたんだろうという事は分かりました。
(やったのはもちろん子供達や親ではなく主催者。)

この日はもう1試合やる予定でしたが、結局日曜日へ順延。
だけど現在(土曜日の夜)雨が降っている
明日はどうなる事やら。
帰りの飛行機に間に合うのか。。。



ところで初戦の結果は??
 ・
 ・
 ・
勝ちました!!



写真は、試合の後のグラウンド整備中の様子。






2013年3月17日日曜日

日本の高校野球

日本で所属していた少年野球チームの監督の息子さんが、
春の選抜高校野球に出場されるそうです。

恐らくこちらから生中継で見る事は出来ないと思いますが、
陰ながら応援しています。

日本の高校野球というと、全国でただ1校を除き、最後の試合に負けて終わる、
というのが、ある意味残酷だと思います。
だから涙がつきものなんですよね。

中学、高校と、好きな事を一生懸命やって、短い青春を謳歌して欲しいです。
(勉強も、ね。)


大会を前に。

大会を1週間前に控え、今週末は最後の練習をやっています。
先日から暖かくなってきていたので今日あたりは外でできるか?なんて期待してましたが、
昨夜からまたまた雪が降って積もってしまいました。
こちらの春は遠い。。。。

そう言えばしばらくスパイクを履いてないな、と思って履かせてみると、
案の定小さくなってました。速攻で買いに行きました。危なかった。
だけどスパイクを履いて外で練習することはできず、このままぶっつけ本番となりそうです。

試合のスケジュールも発表になりました。
金曜日に学校が終わってから飛行機に乗ってアトランタへ行きますが、
最初に発表されたスケジュールでは金曜日夜8時から試合が組まれていて、
試合に間に合わない!

慌てて監督にスケジュール変更を頼んでくれるようにお願いしましたが、返事は
『一応言ってはみるけど。。。それよりお前の子は初戦の先発だから遅れるなよ!』と。
つまり、時間通りに来るのは各自の責任だ(必要ならば飛行機変えたら?)という事です。
このあたりはいかにもアメリカです。
結局スケジュールを変えてもらえたので大丈夫でしたが。。。

子供がチームメートに話を聞いたところによると、ほとんどの家族は車で行くらしいです。
恐らく金曜日と月曜日は学校を休ませるのでしょう。

Google Mapによると、東京~熊本とほぼ同じ距離。
いくら高速が無料とは言え、ご勘弁こうむります。。。


2013年3月12日火曜日

ルールの変更(つづき)

ランナー1・3塁で、プレートを踏んだまま3塁に偽投するとボークとなる、
というルールが今年からMLBに導入されます.

来週末の大会を前に、うちの子が参加する大会にもこのルールが適用されるのか気になっていました.

すると、先週のチーム練習で、3塁偽投の練習をやってるではないですか!

『それってMLBでは今年からボークだよね?』と監督に聞くと、
『え゙っ?』と言われてしまいました.
どうやら知らなかったようです.

そこで監督にちゃんと調べてもらうように頼みました.
監督から大会事務局に問い合わせた結果、少なくともこの大会はボークになる事が分かりました.

どうやらこのルールを採用する大会と採用しない大会が混在しているようです.
各大会毎にちゃんと確認する必要がありそうです.

あとは、どうか審判さんがちゃんと理解している事を祈ります!!
(そういった面では日本と違ってどうも信用がおけません)


2013年3月10日日曜日

いよいよ2週間後。

今シーズン最初の大会まであと2週間となりました。
チーム練習に参加できるのは今日を入れてあと4回です。

今日はランナー1・3塁時のサインプレー(英語ではピックオフプレーと言います)の
守備練習をしていました。
実践っぽくなってきました。
しかし時間にしてほんの15分くらい。
日本のように何度も何度も繰り返す事はしないです。

しかもこれが恐らく最初で最後でしょう。


さて、うちの子はピッチャーとファーストがメインですが、
このチームでは外野を守る事が増えそうです。
(なにせ背が低いので。。。)

しかし、外はまだ雪が残っています。

グラウンドはまだ使えません。
なので、昨年11月くらいから外野フライの守備練習を全くしていません。
さすがに子供もちょっと不安なようです。

という話を先週していたのですが、
今日は屋内練習が終わった後、外で外野フライの練習をするぞ、と監督。
え?どこで????そんなスペースはないはずだが???

実は、地面が土の部分は雪が残っているのですが、
駐車場のアスファルトの部分は溶けています。

なんと一般道を挟んで、手前の駐車場から監督がノックをして、
子供達は道の向こうのどこかの会社の駐車場へ。
あぜん。。。。。

やや尻込み加減の子供たちをよそに、監督は次から次へとノックしていく。
こうなると子供たちも開き直ったのか、調子に乗ってきた。

時間にして20分くらいだったでしょうか、
よその会社の駐車場に泊まっていた車に当たらないかヒヤヒヤものでしたが、
無事に終わりました。

ちなみに外の気温は5℃くらいだったでしょうか。
早く暖かくなってほしい。。。。。




2013年2月20日水曜日

【補足】大学のスカウトが欲しがる選手とは?(投手)

前稿の補足です。

右ピッチャーの項目には、
『ほとんどのピッチャーは139キロ以上。144キロ以上のピッチャーもたくさんいる』
と書かれていました。

D1と呼ばれる大学は全米で350近くあり、それぞれの大学が複数名スカウトするはずなので、
全米にはこれくらいのピッチャーが学年ごとに1,000人単位でいると言う事でしょうか。
日本だと『屈指の右腕』とか『超高校級』とか名前を付けられそうですが。

日本人のプロのピッチャーが『速さだけではメジャーでは通用しない』と言われる理由が
分かる気がします。




大学のスカウトが欲しがる選手とは?(投手)

先日参加した、大学のスカウトが来たイベントですが、
結局今になっても何の音沙汰も無しです。
ちょっと残念。。。。

ところで、少し気になって大学のスカウトの情報をインターネットで調べていたところ、
以下の情報を見つけました。

題して大学のスカウトが欲しがる選手

まず、大学といってもランク分けがあります。
いろいろ書いても複雑なので、以下はD1と呼ばれる、一番上のクラスの情報です。

(1)右投げピッチャー
・ストレートのスピードが87mph(=139km/h)以上
・身長185cm以上
・良いブレーキングボール(カーブなど)が投げられる
・球種を投げ分けて、コントロールが良い
・平静を保つ、恐がらない、不利なカウントでも動じない

(2)左投げピッチャー
・スピード85mph(=136km/h)以上
・身長180cm以上
・他は右ピッチャーと同じ

この後、野手はポジション別に詳細が書かれていますが、今回は省略。

さて、私が読んで最も驚いたのは、身長のことです。
そもそも背の高さを大学のスカウトが見ていると言う事に驚いたし、
しかも基準の高さがハンパではないです。

そう言えば先日18歳のチームの練習を見る機会がありましたが、
確かにほとんどの子は180センチを超えていたと思います。

恐るべしアメリカ!!!


===
尚、うちの子(172~3cm)は、チームの中で下から3番目。。。。。
チーム内に既に180cmを超えている子もいるぞ!!!






チームメンバー

相変わらず外は寒いですが、
屋内での週3回の練習はだんだん力が入ってきているようです。

さて、うちのチームの選手は、秋以後に何人か入れ替わりがあったのですが、
実は全員の名前をまだよく知りません。
ですが、コーチや子供の情報によると、どうも合計16人いるようです。

以前にも書きましたが、こちらの1チームの平均は11~12人ですので、
16人はかなり多いです。
しかし、このうち4人が9年生である事が分かりました。
よって、高校野球をやっている間、8年生は12人のチームとなります。
だから、ちょうどいい人数という事!

と言う事は、高校野球シーズンが終わったら16人??
そう言えば以前コーチが、高校野球の間だけの選手もいると言っていたので、もっと少なくなるはず??
このような情報はよく分かりません。連絡もありません。
聞けば教えてもらえるのでしょうが、聞きもしませんし。。。


ところで、以前もらった古い選手名簿を眺めていると、
同じ誕生月なのに8年生の子と9年生の子がいる事に気づきました。

これは、実はアメリカでは珍しくない事です。

日本では学年をひとつ落とす=落第=ちょっと気後れする状況と思いますが、
アメリカではごく普通に行われていて、しかも恥ずかしいとかいう感覚はありません。
理由はいろいろで、体が小さい(成長が遅め)とか、上の学年で無理について行かせるより
敢えて下の学年で余裕を持って勉強させたい、とか。
学校の先生と親と本人が相談して決めるようです。

と言う事で、8年生のチームと言っても本来なら1学年上の子が複数いました!
じゃあ、それなりに戦えるかな?


2013年2月8日金曜日

シーズン開始まで1ヶ月ちょっと。。。

昨年はシーズン最初のトーナメントは4月末でした。
今年のチームは3月中旬に最初のトーナメントに参加します。

この地方の3月中旬はまだまだ寒く、恐らく雪が残っているので、外で野球をするのは難しいです。
という事で、3月中旬のトーナメントは暖かい地方へ移動して大会に参加します。

場所はジョージア州の大きな都市であるアトランタの近郊です。
移動方法は?というと、もちろん 現地集合 です。

私の住む場所からアトランタまで車で移動しようとすると、ノンストップで11時間かかります。
ちょっと遠いなぁ。。。なので今回は飛行機で行く事にしました。
飛行時間は約2時間です。

ホテルとレンタカーも予約しました。
2泊3日の小旅行ですが、家族で行くとそれなりの費用となります。

費用削減のため車で行くメンバーもいます。
ウチも誘われましたが、今回はお断りしました。

グラウンドはきれいで有名な場所らしいです。
今から楽しみです。



2013年2月1日金曜日

ルールの変更

メジャーリーグ(MLB)では、今年から以下のルール変更があるようです。

『ランナーが1・3塁にいる場合、右ピッチャーがプレートを踏んだまま3塁へ偽投した後に1塁へ牽制球を投げるとボークになる』
(3塁へ偽投する時はプレートを外さなくてはいけなくなる)

日本では大きな話題にはなっていない(?)ようですが、
日本のルールは変わらないと言う事ですかね?
WBCはどうなるんでしょう??

さて、このルール変更はアメリカの子供の野球にも適用されるのでしょうか?
まだアナウンスはありませんが、この後どうなるのか要チェックです。


2013年1月14日月曜日

イベント参加

昨日はイベントに参加してきました.

一般に『ショーケース』とか『エクスポージャーキャンプ』とか言われるもので、
大学のスカウトの方々が選手をまとめて見に来るものです.

日本のプロチームを退団した(させられた)選手が、他のチームに入るために
『合同トライアウト』というものに参加しますが、それに似ています.

対象は主に高校高学年の選手です.
以前も書きましたが、アメリカの野球少年の目標はまずは大学でプレーする事ですので、
彼らは真剣です。

今回うちの子も参加してきました.
もちろん中学2年生には大学はずっと先の話ですので、まあ、経験みたいなものです.
(そもそもアメリカの大学に行く事は無いだろうし..)

今回は18大学からスカウトが参加いました.
この時期ですのでもちろん屋内です.
うちの所属チーム団体が主催したイベントでしたが、誰でも参加できます.
(有料です)


この日のイベントは午前と午後に分かれていて、
午前はピッチャーとキャッチャー専用の時間帯、
午後はそれ以外の野手の時間帯、となっていました.
(両方に参加する事もできる.)

ピッチャーもやるうちの子は朝から参加しました.参加者はたぶん50人くらい?
うちの子は参加選手の中で一番ちっこい.13歳は恐らく最年少です.

まずはウォーミングアップをみんなでやった後、ゼッケン順にピッチング.
直球を数球投げた後、カーブ、チェンジアップ、最後に直球をそれぞれ数球ずつ投げて終了.

スピードガンを持った人がいて、1球ごとにスカウトに聞こえるようにスピードを伝える.
80マイル台(130キロ以上)も珍しくは無く、速い子は90マイル位(140キロ以上)出している!
君たち、別に有名な選手ではなくそこら辺の高校生だよね?

こちらは球が速くない中学生の写真です.
選手の後方にスカウトの方々がずらっと並んで椅子に座って見ている状況.
緊張しただろうな...




次は走塁.ホームから一塁までのタイムをチェック.
うちの子のタイムは参加者の中ではもちろん下の方.

他にもいくつかあって、午前の部はこれで終わり.

さて午後になると野手組が参加.
午前の選手もほとんどが残ったため、全部で70人くらいまで増加.

ポジションに分かれて守備(ノック数球、ダブルプレー含む)と、
内野ゴロ~1塁送球の球速測定を実施しました.
さすがに皆さん上手で、ボールを取ってからの動作が速い!

最後にバッティング.
ケージの中に入り、コーチが投げる球をひとり20球ほど打ちました.



以上が終わったら、終わった選手から順次帰宅.(この辺りの感覚がいまだに不思議です.)

さて、今回の結果の発表がどのようになされるのか、実は知りません.
高校卒業が近い選手には、各大学スカウトから直接連絡があるのかな?
うちにも、せめて何かコメントが届くのを期待しています.



2013年1月7日月曜日

チーム練習再開

新年を迎え、1/4(金)よりチームの練習が再開しました。
今週は1/4(金)、1/5(土)、1/6(日)の3日連続、それぞれ2時間です。

内容は、子供に聞いたところ、
筋力トレーニング、バッティング、守備、ピッチング、を、
3日間少しずつ内容を変えながらやったそうです。
久しぶりなので、筋肉痛みたい。


練習時間は1日2時間と短いですが、内容が濃いようで、
日本の少年野球の練習(丸1日)よりもキツイと言っています。
特にウエイトトレーニングをやった事が無かったので、要領が悪いようです。
バーベルを担いだスクワットの痕として、首の後ろが赤くなっていました。


このチームの屋内練習場は、練習を見学するスペースがほとんどなく、
子供を車から降ろして、2時間暇つぶしをして、終了時間頃に迎えに行く、
というパターンになっています。
幸いショッピングモールの他に、大型スーパーなども周りにあって、
退屈ではありません。


昨日は少し早めに迎えに行ったので、
中に入って最後の15分ほど練習を見学しました。

ちょうどノックをやっていましたが、
屋内なのでゴロだけ&内野くらいの距離です。

選手は8人参加していましたが、
1人1球、どんどん回すので、あっという間に順番が来ます。
失敗したらもう1球なんて事はやりません。
日本の練習に比べると『待ち時間』が短いようです。

ボールを投げる時にちょっとひじが下がり気味なのが気になりましたが、
久しぶりにしてはまずまずの動きをしていたと思います。

それにしてもみんなの中に入ると、小さいなぁ。。。


===
さて、この屋内トレーニングは3月まで続く予定です。
今年最初のトーナメントは、3月中旬に暖かい地方まで行って参加します。
それまでに外で練習は出来ないと思いますので、
もしや連係プレーの練習など一切なしで試合参加??
ちょっと不安ですが、いかにもアメリカらしい??



2013年1月2日水曜日

日本にて

都合により家族で3週間ほど日本に帰っていました。
(ほとんど音信不通状態となっていました。)

子供はもちろんその間チームの練習に参加できませんでした。
日本にいる間はあまり自由な時間が無かったのですが、
暇を見つけてバッティングセンターに連れて行っていました。

バットを持ってきていなかったのですが、置いてあるのを使うのも何なので、
まずはスポーツショップへ。
ちょっと迷いましたが、高校生(大人)用の硬式バットを購入。
重さを見ると、【900g以上】と書いてあります。
軽く振ってみると、さほど重たい感じではなさそうだったので買いました。
(予定外の出費となってしまいました。。。)

バッティングセンターには3箇所違う場所に行く機会がありました。

以前からよく行っていた所は、Max120キロですが、
久しぶりに見てみるとなかなか速く感じます。
(昨年はあまり打てず、110キロのマシンを打っていました。)
今回はだいぶ打てるようになっていました。

いつもこちらで行っているバッティングケージでは75マイルを打っていますが、
ほぼ同じタイミングのようです。
但し日本は『アイアンマイク』(腕を振るタイプ)ですので、タイミングが取りやすい。

また、近くにある別のバッティングセンターにも初めて行きました。
ここのMax135キロは右打者専用で使えない(うちの子は左)。
左打者用のMaxは120キロでしたが、前述の場所より遅い感じでした。

もうひとつのバッティングセンターは、プロのピッチャーの動画が投影されるタイプ。
一見良さそうだが、動画とボールのタイミングがずれることがあり、たちが悪い。
これを連発されると『金返せ!』と言いたくなります。
と言う事で、ここには二度と行かない事に決定。


さて、アメリカに戻り、日本で買ったバットも一緒に持ってきました。
こちらで使っていた高校生用バットは長さ33インチ(84cm)/重さ-3ですので、
30オンス(=880g)。
振って比べてみると、あまり変わらない感じのようでした。
こちらの試合では使えないので、練習用&帰国後のためのバットとなりそうです。

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新年を迎え、早いもので、こちらに来て3年目に突入です。
学校は1/3(木)から、チームの練習は1/4(金)から開始です。
まずは、なまった体を元に戻してもらわなくては。