2015年12月2日水曜日

聖地にて。。。。

甲子園球場。

言わずと知れた、高校球児のあこがれの聖地ですが、


実はシーズンオフには一般人がレンタルできるチャンスがあります。
ただし平日に限られ、しかも抽選、かつ、お値段は高いです(笑)


今回運良くそのチャンスに恵まれ、2時間半の限られた時間ではありましたが、じかに球場を堪能してきました。



時間内はどこで何をしてもいいですよ、との係りの方のお言葉。

野球をやる合間にカメラマン席に座ったり、


誰もいないスタンドに入ったり。



ちなみにバックスクリーンの利用は別料金がかかるので辞退。

こんな事が書かれていました。


土は持ち帰ることができないならば代わりに。。。。

土まみれのボールを作りました。


恐らく人生最初で最後の機会。

いい思い出になりました。




蛇足ながら、他の参加者はほとんどが高校野球ではなくタイガースファンでした(笑)。





2015年12月1日火曜日

大学生との練習

私は東海地方に在住していますが、
先日、縁あって、部員みんなで東京の大学で合同練習をさせてもらえることになりました。

父兄の見学は自由ということだったので、私含めて複数の父兄が見学に行きました。

前日から新幹線で移動して、学校の近くの旅館に宿泊し、
翌日の午前中に大学生といっしょに同じメニューの練習をしました。


この大学は野球をやるために部員を集めている学校ではないのですが、いろいろ参考になることがありました。
以下、気付いた順に。

(1)まず、グラウンドが立派。建物は決して新しくはないのですが、グラウンドは人工芝で、雨天練習場ももちろんあるし。

(2)体つきが一回り違う。がっしりしている。ちなみにボーズ頭は(たぶん)いない。

(3)コーチの数が多くて、みなさん若いな、と思って、後で調べたら学生コーチでした。

(4)ウォーミングアップで大きな声をそろえて数を数えるのは高校生といっしょでした。

(5)監督さんの指示は絶対。これは同じ。

(6)動きが機敏。もしも素質があまり変わらないとすると、大学に入って鍛えられて向上した??

(7)守備力はさすが。大きな差あり。

(8)投手陣に対し、データを使った解析をやっていました。前もって何かデータを取っていたようです。この日はピッチングは無し。ひたすら走っていた。

(9)ノックはグラウンドを効率的に使えるようにいくつかの班に分かれて実施。外野はマシンを使って捕球練習。

(10)ちょっと時間(合間)があると、自主的に何か体を動かしている。ストレッチとか腹筋とか。

(11)ティーバッティングではみんなフォームがきれい。飛距離は高校生とあまり変わらなかったようなので、恐らくフォームを固めることを重点に意識してやっていたと想像。

(12)食事のあと、監督さんが食事に連れて行ってくれ、学校内を案内してくれたそうです。


大変お世話になりました。
きっといろんな高校から同じように来てる事でしょう。
お邪魔しました。


さて、今後うちの子やチームメンバーの意識がどう変わるか。
もう今年の試合は全て終わったので、これから冬練です。
様子を見てみたいと思います。







2015年11月4日水曜日

ラグビーのこと

ラグビーのワールドカップの盛り上がりはすごかったです。
選手たちは今でもいろいろなテレビに引っ張りだこですね。

さて、彼らをテレビで見ていて気付いたことがあります。
それは、メディアの取材に対して、社会人として・大人の人間として、状況をわきまえた適切な対応をしているということです。
マスコミ側は何とか普段とは違った一面を引き出そうとあの手この手を使ってきますが、変にひねくれたり斜に構えたりすることなく、みなさん誠実な応対です。

皆さん私自身よりも年齢は下ですが、テレビを見ていて思ったのは、彼らといっしょに仕事をしてみたいと素直に感じました。


一方で、あるスポーツの選手たち。。。プロですが。。。。。
社会人として見た場合、いかがなものかと思います。眉をひそめたくなります。
全員とは言いませんが、まるでチンピラ。
もっとピシッとしゃべられないのか。


そしてプロ野球の選手たち。
まあ人による違いはありますが、総じていうと両者の間でしょうか。
気持ちとしては、ラグビー選手を見習ってほしいと思います。



ラグビーの試合終了をノーサイドと言います。
いい言葉です。大好きな言葉です。
世の中、いろいろな場面で、コトが終わればノーサイドとあって欲しいものです。




・・・・・すみません、本日はいつもと調子が違ってしまいました。



2015年10月27日火曜日

野球人生のピークはどこか

日本シリーズの話題が続いて恐縮ですが、

週末のTV中継で、アナウンサーがちょっと気になることを言っていました。



今年3割30本30盗塁のトリプルスリーを達成した、福岡ソフトバンクホークスの柳田選手についてのコメントです。

正確な文言は覚えていませんが、こういう意味合いでした。

『柳田選手は高校時代は通算ホームランがわずか18本でしたが、大学時代に大きく成長して、打球を遠くへ飛ばす魅力がスカウトの目に留まって。。。。。。』



ここでまず最初に気になったのが、高校通算本塁打がわずか18本。という言葉。

まあ確かにプロ野球に入団する強打者からすれば平均以下なのかな??

それでも、数多くの高校球児の平均を考えると、いわゆる強豪校を除けば、18本も打っている選手は少ないのではないかと思います。

もしかすると、これは私が一般公立高校の事しか知らないからか?????

ちなみに、うちの子のチームの監督さんは高校時代の通算本塁打が14本だそうで、うちの子はそれを何とか越したいと言っています。が、この冬によっぽど成長しないとちょっと難しいかな。



そして、大学時代に大きく成長、ということ。

体の成長も著しかったようで、高3では体重68kgだったのが現在では90kgを超えているそうですが、進路が決まった高3秋から走り込みとウエイトトレーニングで体を作っていったそうです。



さて、たくさんの野球選手がいてその野球人生も様々だと思いますが、高校野球で燃え尽きてしまってそこで野球を辞めた、という方も多くおられると思います。

私の勝手な考えですが、

いわゆる『先(限界)が見えた』と自身で感じられた方には最良の選択かもしれません。

一方で、この柳田選手のように、『ここから先、まだまだ伸びる』との思いがあれば、その先も野球を続けたくなるのでしょう。



そこでうちの子のことを考えてみると、

まあ、本人からは大きなお世話と言われるかもしれませんが、

この恵まれていない環境で限られた指導の下で練習している状態では、この先まだまだ伸びしろはありそうです。

一流校でみっちり指導されている子たちとは(恐らく)大きく違います。


まだ2年生でこんなことをいうのは早計かもしれませんが、

『高校を卒業しても野球を続けて欲しい。ここから先、まだまだ伸びる。そしてその姿を応援したい。』

・・・・と思っているのが今の時点での親としての素直な気持ちです。





※高校限りで野球を辞めた最多の理由は実は『他にやりたいことがあるから(=遊びたいから)』かも。。。。。



試合時間の長さ

週末から日本シリーズが始まりました。

普段は試合開始から試合終了まで通してTVでプロ野球観戦をすることはほとんどありません。
そもそも地上波放送ではそんな中継も最近ではほとんどないですし。

そういう意味では日本シリーズは数少ないチャンス。
TVで見ていましたが。。。。。

なにせ試合時間が長い!!

6:30から始まって、試合が終わった時には10時を回っていました。
試合開始時には満席に見えたスタンドも、試合終了時には空席も見えました。

高校野球に慣れ親しんだ体にはちょっと辛かった。


先週末の子どもの練習試合。
日本では高校野球は9回までやりますが、乱打戦になったのでかなり長く感じたのですが、それでも2時間ちょっと。


アメリカにいた時は、試合は高校でも7回まででしたが、そもそも2時間を超えると新しいイニングに入らないというルールだったと思います。
・・・と思い返すと、7回までやった記憶の方が少ないので、恐らくアメリカの方が試合の進行が遅かったのだと思います。
まあ、日本と違って、機敏な動きをやれ!という指導はされませんし。


プロはどこが長いんでしょう。

やっぱり1球1球の間隔が長い。非常に長い。
更に打者と打者の間隔も長い。
タイムを取った時の時間も長い。
コーチがマウンドに行こうもんならどれだけ長いことか。
ピッチャー交代を告げてから新しいピッチャーが登場し、投球練習し、プレイがかかるまでの長さと言ったら!!

ま、彼らには彼らの都合や大人の事情ががあるんでしょうけど、

スタンドで観戦していれば球場内をうろうろしたり何かと楽しみがあると思いますが、
TVで見ていると、何か他のことでもやっていないとたまりません。
食事だけではそんなに長い時間は持たない。
自然とお酒になるわけですが。。。。。



高校球児たちよ、あれは見習ってはいけない。



それにしてもプロの選手のプレーはすごいなぁ。。。。。

さすが。です。





2015年9月27日日曜日

秋です。

県大会の敗戦に続き、ローカル大会も敗戦しました。
これで今年の公式戦は終了です。

もう少し勝ち進めると思っていたローカル大会に敗戦し、私自身もやや気が抜けたようになっていました。

・・・・と思うと、もうすっかり秋ですね。昼間はまだ暑いけれど朝晩は涼しくなりました。



そういえば、9月といえばアメリカでは新学期の始まりでした。

日本に帰国して1年と3か月が経ち、そんなことも忘れていました。


うちの子がアメリカにいたら11年生(ジュニア)です。

ついこの間高校に入学したばかり(9年生)と思っていたら、本当に時の流れは速い!



間もなく中間テストがあるので練習はお休み中です。
うちの子の学校では、テスト前1週間は部活は休みになります。

もちろん試合もないので、父兄にとっても時間があります。
日ごろやれないことをやる貴重な時間です。


今後の予定は、テストが終わると週末は毎週練習試合です。11月中旬まで続きます。


だんだんと高校野球生活も進んできて、来年夏にはすべてが終わりだと思うと、練習試合も今のうちにしっかり真剣に見ておきたい、という気持ちです。

別に父兄のためにやっている訳ではないのは分かっていますが、いい試合を見せてほしいと思います。

直前の練習試合が不甲斐なかったのでちょっと愚痴ってしまいました。。。。




2015年9月2日水曜日

県大会

うちの子のチームが地区予選を突破し県大会に進むことになりました。
高野連のホームページなどを見ましたが、少なくとも最も古い情報だった2008年以後では初めてです。


一方ではこの時期は他の行事と重なります。
すなわち、学校祭(文化祭)、体育祭、そして1年生は来月は修学旅行があります。


昨年は地区予選で敗退していたため、これらの行事は問題なく普通に参加していた、と思います。
今年はどうなるんでしょう??やっぱり部活優先になるんだろうなぁ。。。。。




アメリカにいた時はどうだったかと言うと。。。


学校の部活としての野球の試合はあくまでも学校行事の一部という扱いでしたので、他の行事と重なるような日程にはなっていませんでした。


それから、トラベルチームでの試合は、学校と重なることもありました。学校を休んで試合(遠征)に行くか、学校に行くか、それは個人(各家庭)の判断となります。

さすがにどうしても学校を休んで試合に来いという監督さんはいませんでした。

むしろ、その日は塾とか他の用事ががあるので試合に行けないとか、野球以外の用事を優先している方も少なくなかったです。


この辺りの考え方は、選手も父兄も指導者も、そして一般の高校野球ファンも含めて、日本ではちょっと理解しにくいことかもしれません。





新学期も始まり、学校では文化祭の準備も進んでいる一方で、県大会へ向けた練習もしっかりやっているようです。

悔いのないように過ごしてほしいと願います。





2015年8月19日水曜日

甲子園の熱戦の一方で。。。

夏の甲子園大会も間もなく山場。

その一方では。。。。
来年の春の甲子園選抜大会の予選にあたる、秋の大会(通称秋大)が始まっています。

新チームにとっては初めての公式戦。これは全チーム同じ条件。
それも新チームになって1ヶ月足らずで行われます。

そういう意味では、夏の大会で早々に負けたチームの方が秋大の準備期間は長く取れているとも言えますが。。。。



さて、この秋大は番狂わせを起こすチャンスでもあります。

すなわち、まだあまり試合に出ていない1・2年生が主体のチームとなりますので、いわゆる強豪チームは別格としても、普通のチームとそこそこ強いチームとの差はまだそんなに大きくない。

夏大では1~2回戦で負けるようなチームが秋大で県大会に進出するの珍しくないようです。



さて、7月の夏大では早々に敗戦したうちの子のチーム。

秋大の地区1次予選は4~5チームの総当たりリーグ戦ですが、くじ運にも恵まれ、現時点で残り1試合を残して2勝1敗という結果で、最後の1試合に勝てば地区2次予選進出のチャンスがあります。



アメリカにいた頃を思い出すと。。。。。

ほとんどの大会では、この秋大と同じように、予選を各ブロックに分けて総当たりのリーグ戦を行い、上位1~2チームで決勝トーナメントを行っていました。

たいていの大会は金土日、参加チームが多い大会では水木金土日ということもありましたが、ほとんどは3~5日の日程で、最初の2~3日で予選、最後の1~2日で決勝トーナメントという日程でした。
これを消化するには予選は1日1~2試合やっていましたので、おのずとピッチャーは最低4人は各チームいました。

そして、予選ブロックで同率のチームがあった場合は、再試合を行うことはまず無く、①直接対決の結果、②失点の合計、③得点の合計、④抽選、という優先順位で順位を決められていたと思います。
①と②の間に得失点差というのがある大会もあったと思います。
この場合はコールドゲームの場合は最大10点(だったかな?)という計算をしていたような。。。


こちらの秋大では、同じ勝敗数で同率となったチームがある場合は、もう1試合追加で直接対決を行って順位を決めるようです。
2次予選は直後に始まるため、恐らく急きょ実施されるはず。そんなに敢えてスケジュールを過密にしなくても、アメリカ方式で決めちゃえばいいのに。。。。なんて感じてしまいます。



お盆も過ぎて、朝晩は少しだけ過ごしやすくなってきました。
しかし昼間の日なたはまだまだ暑い。
秋大と言ってもまだまだ夏真っ盛りです。


県大会は9月に入ってから。そこまで進めるように精一杯応援したいと思います。



2015年7月29日水曜日

父兄も新たに。。。


新チームになり、父兄にとっても2年生が上級生となるわけで、今まで3年生の父兄が仕切ってくれていたものを今度は自分達がやらなくてはいけません。

ということで、初の練習試合の日には、最初ということで、2年生の父兄はほぼ全員集合。

いろいろと打ち合わせをしていたようです。
(お母さんが中心なので私は詳細知りません。。。)



少年野球の時と違って、正式な『父母会』がある訳ではありませんが、監督さんはやはり最上級生の父兄といろいろと相談しながらやっていたようで、この日も試合が終わった後にしばらくして2年生の父兄の方に来られ、いろいろとお話をされていました。

私も、仕事が休みの日でしたら力仕事はやりますよ!!



ところで、アメリカにいた時は父母会に相当するものはありませんでした。


だけど、日本の方が父兄も自分達が積極的に参加できる形ですので、それが好きな方には良いのではないかと思います。
逆にイヤイヤ参加している方もきっとおられる事でしょう。。。。



さて、2年生の父兄の最初の大イベントは、秋の大会前の壮行会(つまり宴会)のセッティングになります。

3年生の父兄も参加して頂けるそうで、みんなで楽しめるようにサポートしたいと思います。



新チームでの初試合

うちの子の高校では、新チーム発足から約一週間後に初となる練習試合がありました。


3年生が抜けて、1・2年生は合わせて現在約20名。

よって、練習試合で1日2試合やると、ほぼ全員が先発出場できてしまいます。

考え方にもよりますが、ある意味、恵まれた環境とも言えます。


ピッチャーは2年生の2枚看板プラス2年生ひとり1年生ふたり。

どうやらうちの子は今年もピッチャーの構想外のようです。



2年生でこれまである程度試合に出ていた子は、初の試合でもそれほど緊張する事もなく、楽しく野球をやっていたようです。

但し、新チームになって新しい守備位置についた子もいて、彼らはやや緊張気味?ミスも多かったようです。


1年生は、これまでも少しずつ試合に参加していましたが、いよいよ出場時間が増えました。

まだ顔と名前が一致していませんが、どの子がどんな選手なのか分かっていくのが楽しみです。



うちのチームは第1試合(A戦)に勝って、幸先のよいスタートとなりました。

お盆頃に始まる秋の大会に向け、チーム作りは急ピッチとなりそうです。




尚、アメリカの高校では、夏の大会が終わると来年3月のトライアウトまではチームとしての活動無し。ほとんどの子は他のスポーツです。

この間が日本人にとっては何とも言えない期間でした。

体を休めるのにはちょうど良かったのかも。

今思うと、アメリカはケガ人が少なかった。

日本人はそんな暇があったら練習!という感覚でしょう。

やっぱり日本人はマジメなんだなぁ。。。。と思います。



2015年7月22日水曜日

既に全国の高校の3/4以上は終戦。。。

トーナメントとは残酷。
1回戦で半分が負け、2回戦で更に半分が負け。。。というのを繰り返す。

3年生。負ければ引退。

引退前の最後の試合は、甲子園優勝校を除き、必ず負けて終わる。


誰が言ったか、汗と涙の高校野球。
まさにその通り。



さて、うちの子の高校も既に敗戦。3年生は引退しました。


そしてその翌日、さっそく新チームでの練習がありました。
新キャプテン、2年生。

なにせ来年春の選抜大会の予選となる秋の大会の開幕は1ヵ月後。
早くチーム作りをしなくては。

これまであまり試合に出ていなかった1年生も早く戦力になってもらわねば。
選手層の薄いチームにとっては、大変な、突貫工事の1ヶ月間の始まりです。




アメリカにいた時は。。。。

この季節は、そろそろトラベルチームの試合も終盤。
来年のチームのトライアウトが始まった頃でしょうか。

今のチームが嫌なら違うチームが選べる。シーズンの途中でチームを変わる事も珍しくない。
今考えるとすごいシステムだ。



なんて事を思いながら、実は来年は受験生だということもちょっとだけ考えつつ、

最後の1年間を満喫して欲しい。と思う父親でした。




・・・なんだか今回は支離滅裂な文章だなぁ。。。



2015年7月15日水曜日

開会式を見てきました

3年生にとっては最後の公式戦となる夏の大会。
その地方予選が始まりました。


先週末に開会式が行われました。

私は正直に言うとどちらでも良かったのですが、子どものチームメイトの父兄が行くということだったので、私も行ってみました。


開会式の30分前に着く予定で車で出かけたら、既に会場(球場)に到着していた父兄から連絡が。
『もう球場のそばの駐車場はいっぱいだよ』

しまった、出遅れた。だけどあまり早く行っても、外は暑いしねぇ。。。などと思いながら、球場の前まで来ると、案の定駐車場は満車。

しかたなく付近を車でうろうろしてコインパーキングを探す事15分、ようやく見つけた場所は球場から歩いて15分ほど。
球場に着いた時にちょうど開会式が始まりました。


その頃選手達は球場の周りに集まっていて、入場を待っている状態。

こんな感じ↓


後で子どもに聞くと、思いもかけず小学校時代のチームメイトやクラスメイトと会えたようで、待ち時間はそんなに苦にならなかったとのことでした。



開会式に出席していたのは、恐らく全体の1/4程度の学校だけ。

その他の学校は、というと、そもそも同じ時間帯に他球場で既に試合が始まっていたり、(想像ですが)学校が遠くなので出席を辞退したりしていたようです。


それを聞いて思ったのが、やっぱり来てよかった。

2年生のうちの子は来年必ずしも開会式に出席できるとは限らない。今回が最後となる可能性もある。



開会式自体は、予想通り、お話が長い方(失礼!)もおられたり、一方で県知事さんは簡潔にまとめられておられました。

そして選手宣誓では、周りの皆さんに感謝の意を示すなど、なかなか感動的な、良い内容だったと思います。





さて、アメリカにいた時のことを思い出すと。。。。。

開会式??? 出たことありません。

そもそも開会式自体がなかったと思います。


手足をそろえた入場行進、しかもそれを事前に練習するなんて、まずあり得ない。

だけど、国歌が流れる時は盛り上がるんだろうなぁ。。。。

・・・・などと考えていました。




さあ、うちの子の試合(1回戦)は翌週末。

もし勝つと1日空いた次の日、それにも勝つと更に1日空いた次の日、という予定です。



3年生といっしょに試合をするのも最後。

いい思い出になるようなゲームになってほしいものです。





(追伸) 台風が来ているようでちょっと心配。。。。。。




2015年7月5日日曜日

帰国して1年が経ちました。来週末はいよいよ夏大開幕です

昨年の7月上旬にアメリカより帰国して、はや1年が経ちました。

時の流れというものは本当に早い。

家の中にはまだ片付いていない荷物もあるというのに・・・(笑)




さて、夏の大会の県予選が次の週末に始まります。



今週末は土日いずれとも天気に恵まれず、練習試合は中止となり、雨天練習場を持たないうちの子のチームはチームでの練習は無しとなりました。

このあたりが都市圏の公立高校は難しい。雨の日の練習場所はもっぱら学校内の階段とかになってしまい、ボールを握りません。

しかもそれが大会直前となってしまうと。。。。。持つ者と持たざる者との差がついてしまいます。

まあ、初戦の相手は同じ公立高校なので、きっと条件は同じ。と信じたい。




アメリカにいた時は、寒い地方だった事もあり、冬季は必ず屋内練習場での練習でした。

学校では体育館(!)で練習していました。

今考えると、あれでも恵まれていたんだなぁ。。。と思います。




3年生の先輩達と野球が一緒にできるのも、残り数えるほどになってしまいました。

1試合でも多くいっしょにやれるように何とか頑張って欲しい!!




2015年6月28日日曜日

抽選会、そしてその夜は。。。

夏の大会の抽選会がありました。

会場の様子がTVで生中継されていましたので、見ていました。



チームのレベルにより感じ方は違うのでしょう。

同じブロックに他の競合校がいるかどうか、最後まで勝ち抜くのにどのような相手や日程になっているか、というのが主な関心のチームもあれば、

初戦の相手、そしてその次の相手はどこか、どの球場でやらせてもらうのか、というのが重要なチームもある事と思います。



後者であるうちの子のチームは、3つ勝つと優勝候補の相手と当たりそうです。

ですが、そこまでたどり着けるかどうか、です。。。




そして抽選会の夜、父兄による壮行会が開催されました。

指導者の方々、1年から3年までの父兄、そして1学年上の父兄の皆様も駆けつけて頂き、居酒屋のワンフロア貸切でした。

特に、1学年上のOBの父兄の皆様は久しぶりの同窓会みたいな雰囲気だったと思います、盛り上がっておられました。



これが日本の高校野球なんですね。一大イベントでした。





アメリカにいた時はどうだったかと言うと。。。。


高校の最後のトーナメントは、そもそも組み合わせをいつ誰がどうやって決めたのか不明。

少なくとも父兄は全く知らない。

よって、その日の夜の壮行会は無い。


逆に、大会終了後にパーティーがありました。父兄も参加しましたが、その中心は子供たちでした。

会場だけ借りて、料理や飲み物は持ち込み。アルコールは無し。安上がりでした。

それでもそれなりに盛り上がっていたと思います。




さて、大会まで1ヶ月を切りました。

ここから本番までの過ごし方が大事です。

子ども(たち)に変な緊張感を与えないように気をつけたいと思います。







2015年6月16日火曜日

背番号発表の時

日本では最後の夏の大会の前のベンチ入り20人の背番号発表の時。

これが高校野球生活での最大のドキドキではないでしょうか。



一方でアメリカでは、入部の時に自分で決めた背番号が最後までそのまま、ですので、そのドキドキはありません。



しかし、アメリカでは入部する前にトライアウトがあります。

トライアウトの結果発表の時に、このドキドキを味わっています。





誰でも入部できるが、最後の最後でドキドキし、選ばれなかったら最後の大会に出場できずバックアップに回る。

入部前にドキドキし、不合格ならば違うスポーツ(またはそれ以外の活動)をする。


さて、子供たちにとってどちらが幸せなのでしょうか。





アメリカと日本の大学、入学する時に厳しいか卒業する時に厳しいか、高校のスポーツとは逆ですね。

おもしろい。




引退試合

引退試合 ・・・ という存在を先日初めて知りました。

まあきっと、高校野球に縁がある方で、知らない人はほとんどいないんでしょうね。





私のような知らない方のために念のために申し上げますと、それは、

3年生の最後の夏の大会に背番号をもらえなかった選手のために、特別に行われる最後の試合。

のことです。(合ってますよね?)



なんでも、感動を呼ぶ物語としてテレビでも紹介されるとか。
見たことはありませんが。




もちろん、一生懸命やってきた選手達や、残念ながらケガ等に泣かされた選手達、そしてそのご家族の皆様の気持ちを思うと、感動モノである事はよく分かります。




一方で、タイトルの通り、アメリカ人になったつもりで見てみると、こういう状態が当たり前だと言われると何か違和感を感じる人もいるわけで、

やっぱりみんな最後までベンチの中に入れるような仕組みができないものか。

と思えるわけです。




ちなみにうちの子が所属していたアメリカの高校チームでは、

最後のホームゲームが終了したあとのグラウンドで、最上級生(Senior)の選手がひとりずつ、

バットを持って、エアギターならぬエアショットでホームランを打ち、ベースを一周して帰ってきて、他の選手や監督・コーチと握手・ハグをする。

というのが恒例でした。


試合には出られなかったとしても最後の試合までベンチにおり、ベンチの中で最後の瞬間を共有していました。





引退した3年生の選手たちには、あとから振り返るとあぁいい青春だったと思えるように、最後までしっかり役割を果たして欲しいと思います。






2015年5月28日木曜日

子どもとキャッチボールしました

最後に子どもとキャッチボールしたのは、まだアメリカにいた頃だったから、去年の春。

つまり、約1年ぶりに子どもとキャッチボールしました。

先日の日曜日の夕方、場所は近所にある誰もいないグラウンド。





私はそもそもグローブをはめるのが1年ぶり。子どもはもちろん毎日。

久しぶりなので軽く投げてくれよ、と頼んで開始。



なんだか球のキレというか伸びというか、以前とは違う感じ。

そのうちちょっとずつ力を入れて投げ始めたら、だんだん怖くなってきました。

ボールを取る時に体が逃げてしまう。

そして、こちらはキャッチャーミットをはめているのに手が痛い。





よく考えたら、その時、生まれてこのかた最もスピードが速いボールを受けていました。

そりゃ怖くてもしかたがないですよね。






子どもの成長、恐るべし。








2015年5月23日土曜日

間もなく〆切

このタイトルの意味するところは、恐らく当事者は分かると思いますが、それ以外の方はさっぱり、でしょう。



何の話かというと、

高校野球の夏の大会のメンバーを決めて、提出する〆切がもうすぐなんだそうです。



日本の高校野球で最大のイベント、そして3年生にとっては最後の大会である夏の大会。略して夏大。

ベンチ入り、すなわち背番号1~20番をもらえる20人が間もなく決まります。



部員数が20名に満たないチームは除き、全ての部員がそれなりに緊張している事と想像します。

特に当落線上ギリギリの選手は夜も寝られない?かな???



更に、ベンチ入り20人に選ばれたとしても、背番号が一桁なのか二桁なのか。

これはこだわりがあまりない選手もいるかもしれません。

すなわち、背番号が何であっても、試合に出ることが大事、と。

だけど、ほとんどの選手は、できれば一桁の番号が欲しいと思っていることでしょう。




また、これはチームによって考え方が異なるとは思いますが、
3年生をある程度優先させるのか、実力があれば1・2年生も使うのか。

勝利にとことんこだわるのか、教育(部活)ということをある程度配慮するのか。

調子が上がってきているのか下がり傾向なのか。

本番に強いか、緊張したら実力を発揮できないタイプか。




いろいろな要素や考え方があると思いますが、まだみんなにチャンスはあるぞ!!

みんな、最後まであきらめずに頑張れ!!!!!







ああ、これが日本の高校野球なんだなぁ。。。。。


ちなみに、私が住んでいたアメリカの地方では、あと1週間ほどでリーグ戦が終了し、その後は州のトーナメントが始まります。

こちらもきっと盛り上がっていることでしょう。


懐かしい。。。。。




2015年5月21日木曜日

もし高校野球の監督だったらやってみたいこと


妄想 : もし私が日本の高校野球の監督だったらやってみたいこと。



(1)ボーズ頭禁止。

これで野球をやめる子が減ること間違いなし!
事実、ボーズが嫌で野球部に入らなかった新入生もいるようです。

というか、悪しき伝統は誰かが力づくで止めさせるしかない。




(2)意味不明な声出しはやる必要なし。

なんらしかの声を出してないと元気がないって、ホントかなぁ。。。。。




(3)試合後のミーティングが終わったら15分以内に全員会場を退出。

くだらないおしゃべりとか着替えをダラダラとして送迎の父兄を待たせるな!!
あれ?うちの子のチームだけかな??




(4)練習試合用のユニフォームに背番号を付ける。

背番号がないと、遠くから見て誰だかわからないんだよなぁ。。。
入部時に21以上の好きな数を選ぶ、ということで。




(5)マネージャは庶務ではなくマネジメントがやれるように育てる。

マネージャさんは選手のお母さんじゃないんだぞ!
都合のいい様に使うんじゃない!!

それよりも、練習時間や場所をコントロールしたり、練習試合の相手を交渉したり、予算管理をしたり、とかができるようになると素晴らしいと思います。
それが英語のManagerから連想される内容です。




(6)ピッチャーは登板後2日間はボールを握らせない。

体を休める事も大事なことです。
他にできる練習メニューはいくらでもあります。

どこかに疲れが残っている状態で次の登板なんて最悪。




(7)雨の日には、試合を振り返るミーティングをやる。

あの場面でどうするのがよかったのか。という勉強会をすればいいと思うのですが。。。。
体で覚えるだけではなく頭を使う事も大事かと思います。

あ、うちの子のチームは雨天練習場が無いから、です。




(8)基礎練習だけでなく応用練習も。

かっこよく。
特に内野守備。
柔軟な対応ができるよう日頃からトレーニングしてないと、いざという時にできないと思います。




(9)先発投手は前日までに本人に伝える。

少年野球の時からずっと思っていたことです。
なんで当日の試合直前に言うんでしょうね。

当日調子が悪そうだったら、その時は違う選手に代えればいいと思うのですが。。。。




(10)試合で勝ったら選手のおかげ、負けたら監督の責任。

圧倒的な力の差がある場合を除き、ミスをしたほうが負けというケースも多いと思います。
選手がミスをしたからって、それを選手のせいにしない。
本番でミスをしないような練習ができていなかった、ということです。
それでもミスは起こる。その時はしょうがない。




まあ、だけど、監督さんは大変そうです。
よっぽど好きじゃないとやってられないんだろうなぁ。。。と思います。

感謝!!





2015年5月3日日曜日

不思議な野球用語

先日の練習試合の後、グラウンドをお借りしていた相手校が練習を始めました。

それは走りながら外野フライを取る練習、少年野球の練習で何度か見た事があります。

なんていう練習だったかな・・・・と考えていて、思い出しました。

その名は、『アメリカンノック』!!!!



で、なぜアメリカンノックと呼ばれるんだろう??

アメリカではあの練習を見た事ありませんし、そもそも英語ではノックと言いません。

誰がどういう意図で名づけたのか。謎です。









A戦とB戦

タイトルは、実は最近覚えた言葉です。

小学校の少年野球では学年ごとにチームがあって、メンバーも10人そこそこでしたので、このような言葉を使った事はありませんでした。

中学校はアメリカ。このブログで何度も書いたとおり、そもそも各チームとも10数人以上はいませんので、このような言葉はもちろん存在しません。



私も誰かに聞いたわけではないのですが、恐らく日本で中学野球から使われる言葉。

念のため(少し前の私のように)知らない方のために説明しておくと、A戦と言うのがいわゆるレギュラーメンバーでの試合で、B戦と言うのがいわゆる補欠メンバーでの試合。


練習試合で、同じ日に同じ学校と2試合する時、1試合目と2試合目で出場メンバーの力が違っている事はもちろん気づいてはいたのですが、そういう呼び方をする事は比較的最近知りました。

これまであまり意識せずに試合を見ていたのですが、周りの皆さん(つまり父兄の事)は、わが息子がどちらの試合に出ているのか、それなりの感情を持っている事に遅まきながら気づきました。
(これは単に私が鈍かっただけなのですが。。。)



うちの高校のチームは、1年生が入ってくる前は部員数が合計20人ちょっとでしたので、全員がどちらかの試合に出場していました。

今思えば、うちの子は初めて練習に参加したその週末に、いきなりB戦の先発メンバーでした。



選手達や父兄にとってみると、練習試合でどちらの試合にメインに出場しているかによって、公式戦でレギュラーメンバーになれそうかどうかの予想がつく事になります。


新しく入ってきた選手(1年生や、うちの子の様に途中から入ってきた子)は、まずはB戦で使われて、力がありそうだったらA戦へ、という事になります。

逆に言うと、相手チームも同じ扱いと思いますので、B戦でいくら調子が良くてもA戦では相手のレベルが上がるのでさっぱり。という事もあり得ます。

そもそも実力差があるチームでの練習試合では、A戦対B戦でちょうどいい、という事もあり得ます。

実際、相手チームのレギュラーメンバーは遠征中で、残ったメンバーと練習試合をして互角だった経験もあります。
それも相手がBチームだったという事を試合後に知って、何とも言えない気持ちだったのですが。。。。


ただ、これらはうちの高校のチームでの話ですので、例えば部員が何十人もいるようなチームではB戦にすら出場できないという事もあるのでしょうか。

・・・・と思っていたら、実はC戦D戦というのもあるのだそうです。すごいなぁ。。。。。




これらの話はアメリカではかなり様子が違います。

学年ごとにチームがあり、各チームに人数の上限があり、トライアウトを受けて合格した選手だけがチームに入り、そして試合に出られないと父兄から苦情が来る。
・・・というのが一般的ですので。


あ、そっか、VarsityがA戦、Junior VarsityがB戦と考えればいいのかな?

JVで認められればVarsityのチームへ上がれるし。

ただし監督・コーチはそれぞれのチームにいるし、そもそも試合日程が別々に組まれているし、12年生(高校3年生)はVarsityしか選択肢がないのでトライアウトで不合格になるともう野球ができない。・・・という違いがあります。




夏の大会が近づき、果たしてレギュラーになれるのか、ベンチ入り20人に入れるのか、選手達も父兄たちもそろそろ緊張感が高まりつつあるようです。

みんな頑張れ!







2015年4月25日土曜日

女性の活躍

女性の活躍と言っても、もちろん野球の話です。
マネージャーさんではありません。


少年野球(軟式)では、女の子はひとつ下の学年のチームでプレイする事ができるというルールでした。
この事を本人や周りの人たちがどう感じていたのかよく分かりませんが、とにかくうちの地方ではそういう決まりでした。
しかし、対戦した経験はありませんでした。


アメリカでは、小学生低学年を除き、そもそも女性が野球をしているのを見た事がありません。


アメリカの高校では、男子が野球なら女子はソフトボールです。知る限り野球に女性はいないと思います。



さて日本の高校では?

確か、女子は高校野球の公式戦に出場する事はできない規則だったと思います。




そして。。。




本日、練習試合の相手に女の子がいました。

しかもけっこう上手。

これまでかなり一生懸命やってきたんだろう。。。という事が伝わってきました。

相手チームながら、応援してしまいました。

本人も、そしてそれを受け入れているチームも。



いろいろ大変な事もあると思うが、これからもガンバレ!!!




2015年4月20日月曜日

ひとつのスポーツだけを。。。


さてこちらの絵は何かと言うと・・・・・


アメリカのオハイオ州立大学のフットボールのスカウトが、高校生をスカウトした時のデータです。

47人のうち、高校の時に複数のスポーツをやっていた子は42人。フットボールだけをやっていたのはわずか5人だったそうで。

出典はこちら。
http://highschoolsportsstuff.areavoices.com/2015/01/20/one-sport-athletes/




アメリカでは子どもは何かひとつのスポーツしかしないのではなく、複数のスポーツをするのが普通だ、という事は、これまでに何度かこのブログでも書きました。

うちの子がアメリカで所属していたトラベルチームのチームメイトは、バスケ、ホッケー、フットボールのどれかを掛け持ちでやっていた子が多かったです。

他にも、レスリング、クロスカントリー、テニス、水泳、を掛け持ちしていた子もいました。


うちの子は野球しかしていなかったので、他の父兄からは少し奇異な目で見られた事もありました。


うちの子が通っていたアメリカ現地校の野球のコーチはフットボールのコーチも兼任していました。

シーズンが違うので、選手もコーチも掛け持ちができます。



シロート考えですが
野球は右か左か、投げたり打ったりするのはたいていはどちらかに限りますので、体の使い方も左右のバランスが対象では無いと思います。

その点他のスポーツで左右バランスの良い競技をやっていれば、野球にも良い影響を与えそうな気がします。



だけど・・・・・・・・・日本にいる限り、難しい相談です。


シーズンオフも含めて1年中同じスポーツをやっている。
他のスポーツをやりたくてもやらせてもらえない。

やっぱり日本のスポーツ界は何か閉鎖的なものを感じざるを得ません。





新チーム

うちの子が通う高校は、生徒は何かの部活に所属しなくてはいけないという規則になっています。

1年生は入学後にいろいろな部活を「体験」し、今日までに決める事になっていたようです。



うちの子が昨年7月に編入した時には、野球以外の選択肢は全く考えていませんでした。

これはどこの高校を選んでいたとしてもいっしょでした。



今回話を聞いてみると、最初から野球部と決めていた子もいたようですが、ほとんどの子は他の部活も見学して、どの部活にするか迷っていたようです。

やっぱり野球強豪校ではないとこんなもんなのかなぁ。。。。



野球部の強力なライバルは・・・・・・




ハンドボール!!





中学ではあまりメジャーではなく高校から始める子が多いハンドボール。

中学まで野球をやっていたらそれなりに地肩は強く、力強いボールも投げられる、という事で、狙い目なのでしょう。

更に、ボーズ頭がいやだという理由で野球部を敬遠する子もいるとか。

そんなやつは来なくていい!!と言いたくもなりますが、アメリカにいた時の事を思い出してみると、確かにその気持ちは分かる。高校野球界は体質があまりに古すぎる。




さて、本日入部が確定したのは10人程度とちょっと少なめ。

うちの子の代もそのひとつ上の代も似たような人数なので、まあこんなもんなんでしょう。

夏の大会のレギュラー争いに絡んでくるような、有望な選手がいるといいですが。。。。



そして待望のマネージャーは2人入部!

にぎやかになりそうで、今週末からゴールデンウィークにかけて楽しみです。







2015年4月3日金曜日

新学期 = 新入部員は?

うちの子が通う高校では、来週の4/7(火)が入学式です。

いよいよ新学期。うちの子も新2年生になります。

そして待ちに待った新入部員も来るはずです。




ところで、他の部活を見ると、どうやら既に新1年生が練習に参加しているようです。

うちの高校の野球部にも、既に数人が入部を決めているようですが、今の時点では情報はそこまで。これから何人入ってくるのかな?

強豪校とは違い、野球がやりたくてこの学校を選ぶ生徒はまずいないだろうし、また黙っていてもある程度の人数が揃うわけでもなく、どうやら『勧誘』が大事なようです。

野球経験者を他の部活に奪われないようにしなくては。と子ども達は思っているはずです。





1年前の今ごろは、アメリカでちょうど野球シーズンがスタートした頃でした。

まだ寒かったりグラウンドに雪が残ったりしていて、外での練習をわずか数回しただけで、いきなり公式戦がスタート。

部活は掛け持ちが出来る事もあって、上手下手はともかく、部員数不足の心配はまず無し。

今考えると、日本とはあまりにやり方が違ったなぁ。。。



さあ、頑張って新入生を勧誘してくれ!

そして、マネージャーさんの勧誘は君たちのテクニック次第だぞ!!





青春だなぁ・・・・・・・




2015年3月23日月曜日

ちょっと気になるプレー

先日の試合で見かけた光景です。



2塁ランナーに対するショートの動きで、わざわざランナーに近づいて後ろから大きな声を出して驚かせようとするのを毎回のようにしつこくやっていました。

その後、故意にランナーの前を回りこんで見づらくしたり。

走塁妨害には当たらないのでしょうが、なんだかなぁ。。。。。




それから、

守備側のベンチから、相手の攻撃の時にランナーに対して、わざとずらしたタイミングで『ゴー!』とか『バック!』大きな声を出している姿。

なんだかなぁ。。。。。




賢いプレーとずるいプレーの区別が付かないのかな?

純真無垢な高校球児が、見ていてイヤな気分になるようなプレーをして欲しくない。



こんなことするアメリカ人、いないよ。





=====

これを書いていて、Pink Floydを思い出しました。
Final Cutというアルバムの中に、Not Now Johnという曲があり、日本の事がこんな風に歌われています。

"Fxxk all that we've got to get on with these. Gotta compete with the wily Japanese."





春の大会

TVをつけると春の甲子園大会が放送されています。

この、選ばれた学校以外、すなわち全国の99%の高校野球球児は、(興味はありつつも)TVを見ることなく自分達の練習または試合をやっていることでしょう。(小中学生もしかり。)


・・・・・・



一方で現実を見れば、うちの子のチームは春の地方大会のまっただ中です。

昨年夏にアメリカから日本に戻って以来、公式戦は昨年秋の1試合だけで、今回はそれ以来の公式戦となりました。

決して強くない、一般的な公立高校である我がチームは、県大会出場を目指しています。

今回は、県大会出場のための、地方大会の、一次予選です。

4チームまたは5チームのブロックに分かれて2~3試合を行い、2勝すれば二次予選に進めます。


ここで苦しんでいるようでは甲子園出場なんて夢の夢のまた夢・・・ですが、苦しんでいるのが現実です(笑)




さて、アメリカ人になったつもりでこの地方大会公式戦を見た感想や気づいた事です。
アメリカとの違い・練習試合との違い、という観点で書きますと、


■試合会場は高校のグラウンド
これはアメリカと同じですが、さすが私立高校、しっかりした設備をお持ちです。うちのチームの練習試合相手は(予算の厳しい)公立高校ばかりでしたので、羨望感ありです。

■会場には得点ボード、カウントボード、アナウンス
これもアメリカと同じです。


■選手が緊張気味なのはアメリカも日本も同じ ・・・ たぶんうちの子だけではない。練習試合とはちょっと違う。


■審判が、球審がちゃんとした人であるのはアメリカと同じ。但し日本では練習試合でもちゃんとした球審の方が来られます。


■塁審は前の試合で勝ったチーム(または試合会場となっている高校チーム)から選手が派遣される。
これは日本独特ですね。
アメリカの高校生はボランティア(アルバイト?)で審判をやる事はあると聞きました。学校の単位を取る事ができるから?とも聞きましたが、うちの子はやる機会はありませんでした。


■父兄の応援のすごさ ・・・ 練習試合とはちょっと違った。
これはアメリカでも同じでした。
あぁいっしょなんだなぁ、というのが素直な感想です。

強豪校だと、目をつぶっていても勝てるような地方大会の一次予選なんて応援のし甲斐もさほどないのでしょうが、うちの高校の父兄の皆さまは違いました。

選手が一生懸命プレイして父兄は一生懸命応援する。
自然と湧き出る歓声、拍手。
だから父兄は大変なのをがんばって子どもたちをサポートできるんだなぁ・・・と。

更に、自分の子がグラウンドに出ていなくても、背番号をもらえずベンチ入りが適わなくても、会場に来て一生懸命応援している父兄の皆さま。
マネージャの父兄の方までお見かけしました。
これはアメリカを上回っています。


■学校関係者ではない観客
スカウトの方はいないとして、それ以外の、明らかに学校関係者ではなさそうな方が観戦されていました。高校野球ファン、なんでしょうね。
そう言えばアメリカにもそんな雰囲気の年配の方がいたなぁ。。。。。


■グラウンド整備
今回は会場となった高校の(恐らくベンチ入りが適わなかった)選手たちがやってくれました。
試合前、試合後、そして5回が終わった後。
大きな声を出しながらやっていたのはいかにも日本の高校球児。すがすがしさを感じました。
もちろんアメリカでは見た事ありません。



それにしても、強いチームにはアメリカ人にも負けないような体の大きな選手も何人かいました。

世の中、広いなぁ。。。。






2015年3月18日水曜日

去年の今頃はなにやってたんだろう?

・・・・と思って、1年前のブログを見ると、


あ、そうだ。ちょうど高校のトライアウトの時期だ。



当時うちの子はアメリカの高校にいて、3月上~中旬に野球チーム(部活)のトライアウトがありました。

懐かしいなぁ。。。もう1年も経ったんだ。


あの時はうちの子も本当に緊張している様子でした。






そして1年後。

今週末から春の大会の予選が始まります。

昨年夏に日本に帰国後、公式戦はこれが2試合目です。

何ともまあ、日本の高校野球は公式戦が少ない事か。




そして今日、うちの子は背番号をもらって帰ってきました。

アメリカでは好きな番号を言って、何番でもOKでしたが、日本は一桁の番号がレギュラー選手。




先輩を差し置いて一桁の番号をもらって来たからには、しっかり結果を残してもらわないと困ります。先輩たちに申し訳がない。


・・・・・・なんて事を考えた事は、アメリカでは無かったなぁ。


うーん、やっぱり日本人だ。






2015年3月14日土曜日

冬練の成果は?

先週末より対外試合が再開されています。

うちの子以外の選手を見るのも昨年の11月以来となりました。

冬のトレーニングで選手達がどう変わったのかを見るのを非常に楽しみにしていました。



さて、選手達を見た正直な第一印象(見た目)は・・・・

『あんまり変わってない。。。』



確かに数人、劇的に変わった選手もいます。

聞けば10キロ以上体重を絞ったとか。(ちょっとうらやましい。)



だけど、冬練が始まる前に聞いていた、『去年は冬練の期間に下半身がものすごく大きくなった』という話の通りの変化を期待していました。

期待が過剰だったのかな?そんなには変わってないなぁ。。。と思いました。



うちの子は、というと、他の父兄から『やせたね』と言われました。

だけど体重はほとんど変化なしです。

裸をみると、明らかに贅肉が落ちていますので、体重が変わらないということはそのまま筋肉に変わったのかな??

だけど、バッティングの様子を見る限り、飛距離が伸びたわけでもなく。



まあいいや、成果は試合で出してもらいましょう。



だけど、先週末からここまでの数試合を見る限り、試合運びも大きな変化なし。

久しぶりの試合なので試合感覚を思い出すのに少し時間がかかるのかな・・・





・・・という事にしておきます。



うちの子は、春先は毎年のように三振の山でした。

感覚は試合を通じて植えつけていくタイプのようです。



しかし今年は今のところ三振なし。

ちょっとだけ今後を期待しちゃうぞ!!!




公式戦:春の地方大会は来週末がスタートです。

それまでの練習試合は明日の2試合を残すのみです。


本番でいい結果が出せるように、明日は集中しようぜ!!!!!






2015年2月25日水曜日

いよいよ始まります!

昨年11月に終わった対外試合。

いよいよ3月1日に解禁になります。




小学校低学年(アメリカ)、高学年(日本)、中学校(アメリカ)、そして高校(アメリカ)と、ほとんどの週末は子どもの野球に関わってきました。

試合を見たり、練習に送り迎えしたり、練習のお手伝いをしたり。。。



高校1年の夏に日本に帰国してからも、11月までは同じような生活でしたが、

ここ数ヶ月間は本当に久しぶりに生活パターンが変わりました。



そして、今週末の日曜日から元のパターンに戻ります。

早速初日から練習試合の予定で、少し遠くの相手チームの学校にお邪魔します。



この冬のトレーニングで他の選手はどう変わったんだろう?

うちの子は毎日見ているのであまり変化に気づかないが、他の人から見るとどう変わったように見えるんだろう?


・・・なんてことを考えながら、今から待ちきれません。



アメリカ人なら I can't wait!! とでも言うのかな。


たかが練習試合なんですけどね。






ちなみに今週は試験週間のため練習はお休みです。

本人は野球なんて雰囲気は全くありません。

毎日勉強しています。



こんなに勉強している姿は見た事ないぞ!?

高校の編入試験の前も、これほどは集中して勉強していなかったような。。。。。



金曜日まで試験なので、その日の夕方と土曜日は練習ですが、

翌日いきなり試合って大丈夫なのか????



これがアメリカならば全く驚きませんが、ここは日本だもんね~~



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2/28更新

3/1が解禁と言うのは間違いで、3/8でした。

3/1はただの【合同練習】で、練習試合ではないそうです。
【試合形式】の練習すらもできないとか。



日本にはややこしいルールがあるんだなぁ。。。。。


どっちにしても雨のようですが。。。。。









2015年2月8日日曜日

2つ目のグラブ

日本語ではグラブともグローブとも言いますが、英語(glove)の発音からだとグローブにはならないんだけどなぁ。。。。

あと、gloveとmitt(キャッチャー用とファースト用)はアメリカでははっきり区別されていたなぁ。。。。

などと思い出しつつ、

先日、子どものファーストミットを買いに行きました。

今まで使っていたやつがだいぶん痛んできたので、対外試合が始まる前に買ってしっかり慣らしておこう、という事でこのタイミングになりました。


今まで使っていたものは数年前にアメリカで買った100ドル強(今の為替レートだと1.5万円ほど)のもので、当時スポーツ店をいくつか回った上で一番高級なものを買った記憶があります。

それでも恐らく日本では硬式用と呼ばれるレベルのものではなく、まあ値段相応のもので、日本で売られている硬式用は本当に皮の品質などが高級だなぁと感じます。
そしてお値段も高級。。。。。




2014年7月24日に書いたとおり、ピッチャー用のグラブは帰国後に買いましたので、今回のファーストミットは帰国後日本で買った二つ目のグラブ。

今回は近所のスポーツショップではなく、少し離れたお店へ行きました。
スポーツショップにはあちこち行きましたが、この店は硬式用の道具がこれまで見た中で最も品揃えが豊富でした、。


お値段は定価5万円台の30%引きで3万円台。これまた昨年買ったピッチャー用のグラブとほぼ同じ。

当時と同じ事を書きますが、

日本で野球をやろうとすると金がかかるなぁ。。。。。』



そして今回は子どもが『メンテナンス用のオイルもいっしょに買う』と言いました。

おっと、これは子どもの口から初めて聞いたぞ。

小学生の時はともかく、アメリカにいた中学生の頃は、道具を大切に使おうという意識はさほど感じられませんでした。
これは、文化の違いもあったのだと思います。

なにせ、守備から戻ってきた時にベンチでグラブをポーンと投げる子どももたくさんいて、それを見ているコーチや親は特に何も言いません。
日本では考えられない。

当時、『イチローはMLBでも道具の手入れは全部自分でやっているらしいぞ。』と教えてあげても特に反応なしでした。


日本で高校野球をやっていると、さすがに自然に道具を大切にする習慣が身に付いてきたのかな?
こういう点はアメリカ人を真似る必要は全く無いと思います。




そう言えば、自分のグラブとミットは昨年夏の帰国後一度も使っていない。。。

最後に使ったのは去年の5月。
もしやこの先、一度も使う機会は無いのか?????






2015年2月7日土曜日

冬練と春の大会

本日、春の大会の組み合わせ抽選会がありました。

地区の1次予選は4~5校のダブルイリミネーション方式、つまり1度負けてももう一試合戦う事ができるトーナメント方式で、1位と2位のチームが地区の2次予選に進みます。

日程は毎年同じで、今年は1試合目と2試合目がちょうど週末になるため、父兄の応援も多くなるかと思います。


会場は試合が出来るグラウンドを持つ高校で、ほとんどが私立高校です。

試合そのもの以外にも、いろいろな学校に行けるのが楽しみのひとつです。



1回戦の相手は、各学年に選手が25人前後いて、設備も整っているようなマンモス校になりました。

半分弱の部員しかいないうちの子の高校がどのような戦いをするのか、早くも楽しみです。






ところで、相変わらず平日も週末も練習をやっています。
12月1月はひたすら体力強化をやっていたそうですが、2月に入り少しずつ実戦形式の練習がはじまったようです。

紅白戦もやっているようですが、見に行けないので残念です。。。



12月に冬練が始まった時はあちこち筋肉痛を訴えていましたが、1月に入ると更に厳しいトレーニングになったようでした。しかし体が慣れたのか、筋肉痛は無いようです。

一方でけが人はボチボチいるようで、個人的には、少しやりすぎなんじゃないかと思っています。
だけどこれが日本のやり方。大ケガをしなければいいのですが。

痛くなったら無理をしなくてすむような環境ができていればさほど心配は無いかと思います。
実際、うちの子も一度足を痛めた時には、翌日に練習を休んで病院へ行きました。
痛い時には痛いと言える、非常に当たり前のことが当たり前にできる環境は、非常に大切と思います。

こんな事に気を使うなんて、アメリカにいた時には考えられなかったですが。。。。。



最近のうちの子の体つきを見ると、贅肉が取れてきた割には体重は落ちておらず、筋肉質に変わってきているのだと思います。

一方で食欲は旺盛で、まあよくもあれだけ食えるもんだと感心します。




来月から対外試合が解禁です。

11月中旬以後、うちの子以外の選手達がどのように変わったか、全く分かりません。
1ヵ月後にチームを見るのが楽しみです。












2015年1月9日金曜日

野球マンガ(その2)

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

2011年1月に始めたこのブログも、タイトルを3回変えながら、これで5年目を迎えることになりました。
この4年間のページビューの数が12,000回余りとは、もしや史上最低の少なさでしょうか(笑)


3年半のアメリカ生活を終え、日本に戻ってから約半年が過ぎました。
こちらにいると、目や耳に入ってくるもの全てが理解できてしまう(日本語なので当たり前)ので、アメリカにいた時に比べて無意識のうちに入ってくる情報量が非常に多いです。


さて、今回は野球マンガについてです。

実は2013年11月19日のブログに、当時野球マンガについて思っていたことを書きましたが、
日本帰国後に新たな野球マンガを読み始めました。
この本の事を知ったのはどこだったのか、思い出せません。上に書いた、『無意識のうちに入ってきた情報』の類だったかもしれません。

そのマンガのタイトルは、『野球部に花束を』 です。 


舞台は都立高校野球部。
昔ながらの上下関係が厳しく監督の権限が巨大な組織の中での日常が描かれた青春マンガで、現役野球部の選手はもちろん、元野球少年の皆さんは『そうそう』とうなずかれる描写がびっしりの内容と思います。

高校野球をやっていなかった私自身が読んでも、あぁきっと野球部ってこんな感じだったんだろうなぁ、今でもこんな雰囲気の野球部もあるのだろうか。。。などと面白おかしく読んでいます。

一方で野球の試合の場面はほんの少しだけとなっていて、そちらを期待する作品ではありません。


うちの子の所属している野球部はここまで理不尽な状況ではなさそうで、先輩後輩の関係の厳しさはあるものの、ここまで極端では無いようです。

これは時代が変わったからなのか、それともうちの子の高校が『マトモ』なのか。。。

まあ、いずれにせよ、このマンガがアメリカ人に理解される事は無いでしょう。



だけどこのマンガ、大きな書店はともかく、小さな本屋さんには置いていない事が多いです。
あまり人気がないんですかね?

なお、連載は月刊チャンピオンでされているそうです。

これまで4巻が発売されていて、2月には第5巻が発売される予定です。
もちろん買います。