2012年6月12日火曜日

ピッチャーの投球制限

アメリカでは子供の健康を第一優先に考えるということが根付いていて、
ピッチャーにはいろいろと制限があります。

以下、13歳以下の例です。

【例1】
うちの子が参加しているリーグ戦(7回)では、最大連続4イニングまでしか投げられない。
もし3回以下で一度降板したら、再登板はできない。

【例2】
ある大会では、7イニングまで投げてよい(延長やタイブレークなし)が、
その日にもう1試合あったとしても投げてはいけない。

【例3】
ある大会では、1試合の投球数が70球とか80球に制限されている。
それを超えると相手チームから審判にクレームをつけることができる。


一般に、日本のプロ野球のピッチャーは、若い時の肩や肘の疲労により
アメリカに比べてピークの年齢が低いと聞きました。
日本の高校野球では、上に勝ち上がればピッチャーは連投となります。

うちの子も日本にいた時(小学生)、もちろんコーチには色々気遣って頂いていましたが、
それでも120球を超えたり二日連続で投げたりした事もありました。
(ただ、当時はそれが普通、むしろよく気を遣って頂いていると思っていましたので、
今になって色々言う気は毛頭ありません。
それ以上に、教えて頂いた事に対する感謝の方が大きいです。)

アメリカに来てからは、100球をわずかに越えた事はありますが、
2日連続で投げた事は一度もありません。

アメリカでそれをやれば、恐らく監督・コーチは、その子の親はもちろん、
同じチームの他の親からも大きな非難を浴びることになるでしょう。


日本の野球のピークは高校野球なんでしょうね?
甲子園を目指して野球をする、というのが子供たちの第一目標。

一方アメリカでは、大学野球が第一目標だと聞きました。
強豪大学にスカウトされ、学費免除で野球をやることが子供たちの目標のようです。
高校野球は大学野球への通過点のようです。

※それ以前に、この時点で、野球をやるのかフットボールをやるのか他のスポーツなのか、
    まだ決めていない子も多いと思います。


その高校や大学の野球も、アメリカでは、
学校対抗のトーナメント日程は日本のように毎日ではなく
私の知る限り少なくとも数日の間が空いています。

日本の小学~高校野球は、子供の健康・将来よりも、大人の都合が優先しているのではないか、
と思えますが、いかがでしょうか。

チームのランキング

大会にレベルがあるというのは以前書きましたが、
実はチームもレベル分けがされています。

野球大会(トーナメント)を主催する団体は、日本と同様にいろいろあるのですが、
こちらの地方で最も幅を利かせているのが、USSSAという団体。
(ユートリプルエスエーと読むようです)

こちらの団体主催の大会に出場するには、
チームとロースター(選手名簿)を登録する必要があります。
その際に、チームはレベル分けがされます。
強い順に、
All Star - Major - AAA - AA - A
の5段階です。
(但しAll StarとAのクラスの登録チームは実質無いようです。)

更に、大会の成績によってポイントが加点され、
各レベル毎にランキングがつきます。
但しこちらは大会の参加数が多ければ多いほど有利になり、
チームの強さとは必ずしも一致していません。

そして、前年の成績がよいと、翌年はランクアップします。
例えばうちの子が所属するチームは昨年はAAでしたが、
今年はAAAにランクアップしました。
昨年のAAチームとの対戦成績や、負けた相手の強さ(対戦成績)などを集計して
決められたようです。

登録チームの情報はいつでもホームページで見られますので、
例えば次のトーナメントの組み合わせが決まったら
対戦相手の強さがある程度は事前にわかります。

また、AAチーム限定の大会や、AAAとAAチームだけ参加可能な大会など、
各チームは大会のレベルを選択する事ができます。

また、Majorチームがメインの大会もあります。
この大会には参加チームがどこもそれなりに強豪ということもあり、
他の州からも参加チーム(もちろん強豪)が多数あるようです。

同じチーム(団体)大抵は学年により強さが違うのですが、
(例えばうちのチームの13UはAAAですが、10UはMajor、12UはAA)
中にはどの学年もMajor(またはAAA)というチームもあります。
こういうチームはきっと州の中でも強豪として有名なのでしょう。

ちなみに各レベルの登録チーム数は、私の住む州では
Major=約10、AAA=約25、AA=約75
です。
うちの子のチームはAAAですので、
まあ少なくとも真ん中よりは強いと言えるかな??

2012年6月6日水曜日

特別代走(臨時代走)

日本の高校野球に【特別代走(臨時代走)】という制度があるのを知ったのは
小学生の時に読んだドカベンという漫画でした。

こちらアメリカでは、これまで出場したほとんどの大会で、
特別代走(英語ではCourtesy Runner)が許されています。

さて問題は、どんなケースでそのルールが適用されるかです。

ドカベンによると、走者がケガ等をした際に治療をするため、
というのが適用されるケースと思いますが、
こちらでは、バッテリー(投手・捕手)がランナーになると
特別代走が出てきます。

捕手の場合は、攻守交替の時間を短くするためのようですが、
投手は???疲れるから???
もちろん、必ずしもこの制度を使う必要は無いようですが、
ほとんどのチームは使っているようです。

尚、うちの子はランナーに出て走塁(盗塁)するのが大好き。
ピッチャーの際にランナーに出て特別代走が出されると、
あからさまに残念そうな表情をします。。。



※(2013年7月5日追記)
キャッチャーがツーアウトからランナーに出た場合は必ず特別代走を出さなくてはいけない、という大会がありました。
一方で、ピッチャーは特別代走が認められない大会もありました。
いろいろあっておもしろいです。

2012年6月3日日曜日

天気

1ヶ月前はコートを着て毛布にくるまって観戦していましたが、
先週末はTシャツに短パンというスタイルでした。
ところが今週末は再び寒く、午前中は毛糸の帽子をかぶっていました。

こどもも気候に合わせるのが大変で、
今週はグラウンドに着いてからあわてて長袖に着替えました。

車の中には常に、傘と着替えとバスタオルと毛布が乗っています。
クーラーボックスにはPETボトルの水がたくさん。

この地方のこの季節は天気予報のチェックが欠かせません。

同じアメリカでも、乾燥した温暖な地域(カリフォルニア、アリゾナなど)では
雨の心配がまずいらないので、それだけでもずいぶんと違う事でしょう。
冬でも外で試合や練習ができるし、だいぶん有利ですね。