2012年5月28日月曜日

大会のレベル

昨年は色々な事が分かっていなく、
予定された試合にただ参加し、野球をしている、という状態でしたが、
1年経って今年はいろんな事が見えてきました。

そのひとつが、どの大会(トーナメント)に参加するのか、という事です。

シーズン開始前に、コーチより父兄に対し、
今年参加するトーナメントの予定表が配られ、意見を求められました。
うちは他の予定と日程がかぶる事も無く、『問題なし』と回答しただけでした。

以前にも書きましたが、
シーズンが始まると、実は各トーナメントには特色がある事がわかりました。
簡単に言うと、レベルが分かれている、という事です。

実はうちのチームは最初の2つの大会は、
それぞれ予選3試合、合計6試合、全敗でした。
これらの大会は、強豪チームが集まる、比較的大きな大会であった事が
後から分かりました。
(自分が知らなかっただけ)

その直後、コーチから、今後参加する大会を変更したいので意見を聞きたい、と
父兄に連絡がありました。

実は今週末に参加する予定だった大会も強豪が集まるやつだったのですが、
ひとつレベルを下げた大会への参加に変更されています。

最初の2つの大会は、ほとんどが『ボロ負け』で、レベル差が明らかでしたが、
今回の大会は『いい試合』ができていて、見ていて楽しいです。
但しそれでもひとつの対戦相手は更にレベルが下でした。

レベル差がありすぎると、負けているチームはもちろんですが、
勝っているほうも楽しいものではない、とよく分かりました。


さて、元々参加する予定だった大会には、うちの州からのチームだけでなく
隣の州や、遠くは飛行機で乗ってきたと思われる州からも参加チームがあるようです。
ホームページで結果を見ると、さすがにそれらのチームは上位に来ています。

アメリカは広い。強いチームはアメリカ中にわんさかある。
常に上を目指していきたいのは当然ですが、
自分たちのレベルを知り、これからどうしていくのか冷静に考えるのが
必要かな、と改めて思いました。


トーナメント開催中に雨が。。。

今週はメモリアル・デーの週末なので、3連休です。
現在参加中のトーナメントは、金曜日の夜から始まって日曜日に終了する日程(でした。。。)
金・土は全チーム参加の予選が各チーム3試合あり、
日曜日は各ブロックより勝ち上がったチームのみ決勝トーナメントです。

さて昨日土曜日に朝9時からの第一試合を開催中に、雨が降り出しました。
少し強く降っていたのですが、審判は構わず続行。

3回の表が始まる前に、その頃は少し小降りになっていたのですが、
突然審判が今から15分中断と宣言。
子供たちは屋根付きのベンチに入り、観戦者は傘の中へ。。。

少しすると雨が強くなり、雷も鳴り出しました。
私は妻とともに車の中へ避難。

1時間くらい雨宿りしていると、『2時間後から試合再開』との連絡があり、
子供達はコーチといっしょにランチへ出かけました。
この時10時半、試合再開予定時間は1時。

11時頃から雨はやみ、後はグラウンドが乾くのを待つだけ。

12時半頃にグラウンドに戻り、ウォーミングアップをし始めたところで、
コーチが『もうすぐ雨が降り出すから避難するぞ!』との声。

周りを見ると、他のチームの子供や観戦者もいっせいに片づけを始めて
避難に向かっている様子。

まだ雨も降っていないのに。。。とのんびり片づけを始めていると
突然大粒の雨が降り出した。。。

その後どしゃ降り、すぐそばに雷も落ちて、
結局その日は全試合中止、翌日へ延期となったのでした。


さて、今回学んだ事。
(1) 多少の雨では試合中断しないが、雷警報が出たらすぐ中断
最初の15分中断も、雷警報が出たので、だったようです。


(2)天気変化の事前察知はすばらしい
天気予報で雲の動きを読んで、早めに行動を起こすようです。
また、後から再開するかそのまま中止にするかも天気予報で決断しているのでしょう。
(憶測です)


(3)メジャーリーグでは雨で2時間中断後に試合再開、というケースも珍しくは無いようで、
これもアメリカ文化、自然に逆らうことなく楽しもう、ということなのでしょう。
ダルビッシュ投手にも先日そのような場面がありました。


尚、試合はノーゲームでは無く、次の日は3回表から試合再開されました。
これはもしかすると日程・時間調整のため、試合進行を急いだためかもしれません。

結局土曜日の試合は全て日曜日へスライド、
日曜日の試合は月曜日にスライド、となりました。

もし月曜日が休日でなかったら。。。どうしたんだろう。。。
(※最低3試合保障、という契約のはずなので、返金があると思います)



2012年5月25日金曜日

もしも。。。

続きです。

もしもこれらの強いチームが、日本のチームと対戦したらどうなるでしょう?
あくまで想像の話になりますが、私の意見は以下のとおり。

ピッチャーの球の速さ:○アメリカ
ピッチャーのコントロール:○日本
ピッチャーのマウンド裁き:○日本
バッターの飛距離:◎アメリカ
出塁率:△互角
ランナーを進める技術(バント、進塁打など):◎日本
得点する能力:○日本
ランナーの進塁力:○日本
内外野の守備力:○日本
(但し肩の強さは ○アメリカ)


最終的にどちらが勝つか、と言われたら?→ 日本のチーム。


少なくとも中学生の時点での比較では日本の方が強いと思います。

つくづく思うのは、
アメリカの子が小さい時から日本に住んでいて
日本の少年野球のチームに入って鍛えられていたら
どんなにすごい選手・チームになるんだろう、
という事です。

日本の少年野球チームのコーチがほとんどボランティアで
あれだけ熱心に教えてくれる事に本当に頭が下がります。
うちの子もまだその時の財産でやっていけています。

トーナメントと他のチーム

うちの子のチームはこれまでトーナメントに3大会出ましたが、
今のところ無残な成績。。。

今更ですが、トーナメントにもいろいろな種類があって、
強いチームがこぞって集まる大会や、そうでない大会など、
それぞれランクがある事を知りました。

これまでの3回の大会のうち、最初の2回はいわゆる
強いチームが集まる大会でした。
対戦相手のレベルが明らかに違う。
体がでかい、球が速い、よく打つ、強い。。。。

この中で一番印象的なのは、強いチームはよく打つ、です。
打ち出したら止まらない、つるべ打ちの状態が続きます。

その2つの大会で上位に進出したチームはダブりが多く、
きっと有名な強いチームなんだろうと思います。
チームが強いと上手な子が集まり、また強くなる。。。
コーチ業でメシを食っているチームが多いと思われます。

恐らく上手な子を集めるのも必死でやったんでしょう。
それが自分たちの評判アップ→収入アップとなるのでしょうから。。。

来年(今年の夏のトライアウト)はよくチームを選びたい、と
早くも思っています。

2012年5月5日土曜日

バッティングセンター

※2013年7月3日に情報更新があります.


アメリカにもバッティングセンターがありますか?
…という質問を頂いた事があります。

答えはYESです。
が、日本式とは様子が違います。

まず、ピッチングマシンが違います。
日本にあるものは、人間の腕のようにボールを投げるタイプがほとんどと思います。
こちらでは「アイアン・マイク」と呼ばれます。
これは、今のところ見た事が無いです。

近所(車で5分)にあるバッティングセンター(こちらではバッティングケージと呼ぶ)は、
プロが使うような、タイヤが2個ぐるぐる回る隙間にボールを入れて飛ばすタイプです。
よって、タイミングを取るのが難しそうです。
ピッチャーの映像がスクリーンに、なんて、高級なものは見た事無いです。

球速は最速75マイル(120キロくらい)です。日本と同じくらいですかね。

ボールは硬球でもなく軟球でもなく、『硬いけど硬球ではない』ボールです。
なぜか黄色です。
縫い目が無く、耐久性がありそう。

屋根がありません。
なので雨の日や寒い時期は閉鎖です。
この地方では3月頃にオープンし、10月頃には閉鎖されます。

お値段は、$10(800円)でトークン(コイン)が7個、トークン1個で15球です。
日本に比べて安いけど、ちょっと物足りない?

だけど、$10で15分間打ち放題、というプランがあり、
その$10チケットがインターネットで半額で入手できます。
欠点は、途中で他のスピードに変更できない事と、
休み無く15分も打ち続けるとヘトヘト&汗だくになることです。

さて、先日今年初めて行きました。
75マイルを15分打ち放題コース。
バットにまともに当たらない。。。。
週末の試合、大丈夫か?????



こちらが近所のバッティングケージ.



上から見るとこんな感じ.