2012年7月24日火曜日

2013年チームのトライアウト(その4)

(つづき)

もうひとつ、14Uで考えなくてはならないのは、ダイアモンドの広さです。

15U(高校生)以上は大人と同じダイアモンドの広さ(通称60/90)で統一されていますが、
14Uは60/90の大会と54/80の大会が両方存在しています。
(数字はそれぞれフィートで、前の数字がプレート~ホーム間、後ろの数字がベース間)

54/80はU13と同じ広さなので、違和感は無いのですが、
ピッチャーの球が速くなる分バッターは難しい。

60/90だとぐっと広さを感じますが、
ピッチャーが2メートルほど遠くなるため、ややバッター有利?

日本では中学生から当たり前に60/90で統一ですので、考える事も無いのですが、
こちらではチームの方針によってどちらを重視するか変わります。

うちとしては、今後の事を考えると、早く60/90に慣れさせておきたい。
15Uの試合でも経験したし。

さて、先日トライアウトを受けたチームの方針は、
『前半の大会は54/80にも参加するかもしれないが、
  基本的には60/90に出場する』
というものでした。
うちの希望にほぼ合致しますので、選択肢としてプライオリティが上がりました。


※ちなみに本当は60フィートではなく60.5フィートです。略して60と言われているようです。

2013年チームのトライアウト(その3)

(つづき)

14Uの8年生の春先をどうするか。

(1) あきらめて、いるメンバーで練習する。
     これはウチの選択肢からは除外。

(2) ほとんどのメンバーを8年生で揃える。
     こうすれば確かに何の心配もなし。
     確かにこういうチームもあるようですが、いいチームかどうかは別の問題。

(3) 似たような状況の複数のチームを春先だけ合体させる。
     コーチの人脈次第、という所だと思いますが、実際はこのケースが多いようです。
   
さて、実はすでに1チームのトライアウトを受けました。
このチームは上記の(3)の手段をとる、とコーチから聞きました。


14Uチームの『考慮すべき点』のもうひとつは次回。

つづく。

2012年7月23日月曜日

2013年チームのトライアウト(その2)

(つづき)

14U/15Uチームと13U以下のチームの違い。
何と言っても、14U以上には高校生が含まれる事です。

14Uは8年生と9年生の入り混じったチームになりますが、
これは、この地域では、学校の学年は12月1日の年齢で決まるのに対し、
野球の年齢分けが5月1日時点の年齢で決まるためです。
(理由はよくわかりません。。)

私の住む地域は9年生から高校生となります。
つまり、14Uは中学生と高校生が混じったチームになるのです。

で、これが何に影響するかというと、
いわゆる【高校野球シーズン】中に、9年生は学校の部活動で忙しいが
8年生はその間何も無いという状況となってしまいます。
高校野球シーズンは3月から5~6月くらいまで続くようです。

つまり、同じ14Uチームメンバーでも、
  9年生は3月から5~6月までは学校の野球チーム、6月~7月末まではクラブチーム。
  8年生は6月~7月末まではクラブチームだが、6月より前は【何らかの対処】が必要。
となります。

さて、8年生がやる【何らかの対処】とは?

つづく。

2013年チームのトライアウト(その1)

7月に入ってから、すごい勢いで、
来年のチームのトライアウトの日程がオープンになり始めました。

早いチームだと今週から行われ、
多くのチームは今月末~来月中旬に開催のようです。

昨年(2012年チームのトライアウト)は2つしか受けなかったのですが、
今年は5つ程計画しています。

基本的に、今のチームより上のレベルを目指します。
なので、受かるか受からないかはまったく分かりません。

基本的に、うちの子は来年は14U(2013年5月1日時点の年齢が14歳以下)の
チームに所属する事になると思いますが、15Uチームも視野に入れています。
それは、今参加している15Uチームで、ある程度はやっていけそうな
自信がついたのが大きいです。

但し、14Uにしても15Uにしても、13U以下では無かった『考慮すべき点』
いくつかあります。

(つづく。。。)

2012年7月12日木曜日

上のチームに参加(その4)

さて、15Uチームに参加して、13Uチームとの違いにいくつか気づきました。

1) ロージンバッグを使っているピッチャーがいる。
    アメリカの子供で初めて見ました。

2) ピッチャーへの球種のサインはキャッチャーが自分で考えて出す。
    13U以下は一球ずつ全てコーチの指示でした。

3) ワンポイントリリーフをやっていた。
    左バッターひとりに左ピッチャーを当てていました。

4) 私(171cm)より小さい子はほとんどいない。
    どれだけでかいんだ!!

5) イニングの合間には球場に音楽が大音量で流れていた。
    会場にもよりますが、雰囲気だけはアメリカ流を堪能。
    だけどスピーカーの傍だとうるさい。

今週末も15Uの大会に参加です。
有名な大学が試合会場のようで、楽しみです。

上のチームに参加(その3)

さて試合当日。
この大会は最低4試合が予定されている。

初戦は途中までベンチ。
見るほうも気楽です。
ネット裏で見てましたが、ピッチャーの球の速さは余り感じない。
ちょっと速いかな、位の感じでした。

2戦目になんと先発。
うちの子が投球練習をしているのを見ると、
球がお・そ・い!

どうもキャッチャーまでの距離が離れた事による錯覚だったようです。
案の定、滅多打ちを食らいました。
まあ仕方が無いな。
おかげで何が足りないのかよく分かりました。

つづく。。。

2012年7月11日水曜日

上のチームに参加 (その2)

週末のトーナメントの数日前に、15Uチームの練習に初参加。

みんな で・か・い!!

うちの子はもちろん一番のチビ。
(ちなみに168cmくらいです)

まあ13Uのチームでも下から数えた方が早かったから、当然ですね。。。

さて、バッティングマシーン相手に練習。
おっと意外と打ってるじゃないですか。
球は速いが距離が遠いので何とかなる、というコーチの言葉は本当だったのか。

次にピッチング。
ほかの子と比べてもまずまずのスピードに見えた、少なくともこの時は。(後日談あり。)
カーブとフォーク(こちらではスプリッターと呼んでます)もまずまず。
これは意外といけるかも????

こうやって、不安を持ちつつも少し期待をしつつ、
トーナメントの週末を迎えるのでありました。

つづく。。。。。

上のチームに参加 (その1)

うちの子が今まで所属していたのは13U、つまり13歳以下の子が集まったチームで、
誕生日は5/1を境にしているので、日本で言うと中2の5月生まれ~中1の4月生まれが対象です。
(但しそれより下の年齢ならば構わない)

さて、今回15U、つまり二つ年上のチームから参加のお誘いがありました。
けが人が数人出て人数不足になった模様。
つまりほとんどが高1の中に中2(しかも早生まれ。。)がひとり混じる事になります。

喜ぶ前に心配したのは以下の点。

① ダイヤモンド・グラウンドが広い。
     15U以上は大人と同じ距離のダイヤモンドです。
     日本の中学生なら当たり前でしょうがうちの子はまだこの距離で試合をした事がありません。

② スピードについていけるかどうか。
     ピッチャーは球が当然速いだろうし、それ以外のスピードも違うはず。
     この点についてコーチに相談したら、
     『球は速いけどバッテリー間の距離も長くなるので、打つタイミングはあまり変わらないから
       大丈夫!!』と言われました。ちなみに約2m長くなります。

③ 他の子やその親はどう思うか。
     いきなり2つ年下の子がやってきてヘタクソだったら、逆の立場ならちょっとイヤだな。。。
     この点については、コーチから親への説明をお願いしました。

④ 遠くまで行って試合に参加して、まったく出場機会が無いという事はないか。
     いかにもアメリカ的ですが、せっかく参加するなら少しでも試合に出ないと。
     この点についてもコーチに確認。たまたまウチの子のポジションの子がケガをしているので、
     それなりに出場できると思うよ。後は実力で決める。との事。

さてどうなるか。。。
つづく。

2012年7月3日火曜日

今年最後のトーナメント

先週末は、うちのチームが参加する今年最後のトーナメントでした。
金曜日から始まり日曜日までに最低4試合は確定で、
そこで勝ち残ったら月曜日に準決勝と決勝戦が行われる、というスケジュール。

さてうちのチームは金曜土曜の試合を終え、日曜日の試合は午後6時からでした。
試合会場が来るまで1.5時間くらいかかる場所だったので、4時半くらいに着く様に3時ごろ家を出ました。

まだ前の試合の途中だったのですが、5時半頃にイナズマがピカッ!!
空を見ると、遠くのほうの雲が真っ黒で、こちらに向かっている。

私はさっさと車の中に避難。
少しすると、雨が降り出す前から試合が中断になったらしく、子供も親もゾロゾロと駐車場のほうへ。
これは5月の大会で経験したのと同じく、主催者が中断命令を出したのでしょう。

15分くらいしたところで暴風・大雨の、まさに台風か嵐のような状態に。
地面を見ると雨水がたまっている。
これは明日に延期だな、きっと。。。

     ・
     ・
     ・
     ・

だけど誰も帰る様子は無く、どの車もじっとそのまま待機。
まさか雨が上がったら再開???
グラウンド水びたしだよな。。。


     ・
     ・
     ・
     ・

1時間くらい降り続いた後、ようやく雨風が収まってきた。
すると、子供たちが野球道具を持ってゾロゾログラウンドのほうへ歩き出した。
ま・さ・か・・・・


     ・
     ・
     ・
     ・

なんと本当に試合再開。
グラウンドに水たまりはほとんど無し!!

グラウンド整備のため1時間後から、とのアナウンスあり。
結局3時間遅れのスケジュールという事に。


・・・待てよ、

・・・という事は、うちのチームの試合は夜9時から??


結局、うちの試合が終わったのは夜11時過ぎ。
片づけが終わって家にたどり着いた時にはもう夜中の1時を過ぎていました。



恐るべしアメリカ野球。

2012年7月1日日曜日

メンバー脱退。。。

うちの子のチーム(13U)は全部で12人いたのですが、現在は9人ちょうどになってしまいました。
(もう来週でシーズンは終わりと言うのに!)

さて3人が抜けた事情は。。。

(1人目)
同じ組織の、上の年齢のチームに鞍替え。
この子はそれなりに上手だし、父親がこの組織の幹部と言う事もあり、
最初からその予定だった。
(恐らく来年以後を見据えての事。)

(2人目)
チームを脱退。
あまり上手な子では無かったため、他の子に比べるとやや出場機会が少なかったのだが、
それをその子の親が不満に感じて脱退。

(3人目)
チームを脱退。
その子はスイッチヒッターだったのだが、後から始めた左打ちはまだまだ。
そのためコーチが今後の試合は右だけで打つように伝えたところ、
その子の親と意見が衝突してチームを脱退。


さて、特に2人目3人目は、日本では考えにくい状況と思います。

2人目は、出場機会が少ないと言っても、そもそも12人しかいないし、
休みの子もいるので、それなりには試合に出ていました。
リーグ戦では全員打ちますし。
だけど子供本人が、あまり楽しくないと言っていたらしい。

3人目は、そもそも監督コーチが決めた事に対して
親がそこまで口を出すと言う事が考えにくい。
しかもこの子は、監督コーチと数年間はいっしょにやってきた仲で、
いわば家族のような状態だったと思います。
ちょっと驚きでした。


余り人の事をいろいろ書いてとやかく言うのは本意ではないのですが、
日本とアメリカの違いが分かりやすい例かと思い、あえて書いてみました。

ロージン・バッグ

ロージン・バッグ、英語ではRosin Bagです。

日本ではピッチャー用、バッター用が別に売っていたと思いますが、
こちらのスポーツショップでは一種類しか売っていませんでした。
だけど、どうもバッター用らしい。

ではピッチャーはどうしているか?



・・・・・正解: 誰も使っていません。


これまで見てきたたくさんの試合の中で、
ピッチャーでロージンバッグを使っていたのはうちの子だけです。

何でいらないんでしょう?
あまり細かい事は気にしない、が正解のような。。。


今年のシーズンも終わりに近づいてきました

長かった、ではない、短かった野球シーズンは、あっという間に間もなく終了です。

チームによっては7月末くらいまで試合をやるようですが、
うちのチームは今週末のトーナメント、プラス来週1試合で終わり。
結局、今年の試合は週末のトーナメントが7大会、リーグ戦(ほとんど平日)が15試合でした。
現在戦っている最後のトーナメントは優勝できたらいいんですが、さてどうなるか。

さて、これが終わると7月末~8月には来年のチームのトライアウトが行われます。
そろそろそれに向けた動きが水面下で始まっているようです。
この2年間は訳も分からず結局今のチームにいますが、
私もだいぶん情報量が増え、また知り合いも増えてきました。

うちの子も、Majorクラスのチームはともかく、
AAAクラスのチームならば『お誘いを受ける』程度の実力はあるようですので、
来年のチーム選びは少し幅を広げて行いたいと思っています。