2013年5月6日月曜日

ディズニー

先週くらいより急に温かくなってきました。
野球観戦にコートや毛糸の帽子はもういりません。
春を通り越して一気に夏が来た感じです。
しかし1週間ばかりの間にこの変わり様は何なんだ??

さて先週末はUSSSAの大きな大会のひとつ、SNITというものに参加しました。
これはNIT(ナショナルインビテーショナルトーナメント)という名前にスーパーが付いたものです。
平たく言うと、招待されたチームだけが参加できる大会(実際にそうかどうか知りません)で、
私が知る限り、州内でも大きな大会のひとつです。

では何がスーパーなのかと言うと、この大会に優勝するとディズニーに参加する権利がもらえる、という事です。

ディズニーとは?

アメリカで(少なくとも私が住む州内では)野球をやっている人達がディズニーと言えば、
フロリダのディズニーワールドにあるコンプレックス(野球場がいくつもある巨大な施設)で開かれるワールドシリーズ(全国大会)の事を指します。

こちらがグーグルマップのディズニーコンプレックスの写真。


さて、SNITの優勝を目指して、私の住む州内だけでなく州外からも強豪チームが参加していました。
結局ベスト4に残ったのはいずれも州外のチームでした。ちょっと残念ですが、これがこの地域の実力。

そのベスト4に残ったチームに負けたベスト8のチームと予選で対戦しましたが、全く歯が立ちませんでした。

何が違うのか?

決定的に違うのはパワーと体格。背の高さだけでなく、体つきが違います
あの桑田投手がPL学園に入学したときに清原選手を見てその大きさに驚き、野球をやっていく自信をなくしたと聞きます。まさにそんなイメージです。
成長が早いとか遅いとかそんなものではなく、なんかこう、食ってるものが違うと言うか、人間が違うと言うか、人種が違うと言うか(実際違いますが)。顔つきはまさに【おっさん】。
彼らと試合をしていると、うちの子はホントに子供っぽいちびっ子です。

試合ではうちの子が先発し、3回までに2本の柵越えホームランを打たれました。
柵越えを打たれたのはアメリカに来て初めてです。しかも1試合に2本。しかも両方ともセンター。
(ちなみに球場はちょっと狭めで、フェンスまで100m弱。だけどうちの子が打っても超えそうに無い。)

だけどこの地方はアメリカ全体の中のほんの片田舎。
世の中にはもっとすごい選手がゴロゴロいる事でしょう。
こんな彼らでもメジャーはおろかプロになれるのはほんの一握りだろうと思うと、
プロ野球選手を目指すと言う事は本当に厳しい世界だとつくづく思い知らされたのでした。




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